※2018年2月4日に最新情報に更新しました!
※現在、最安値保証の民泊用Wi-Fiルーターを使用しております。レビュー記事も上げたのでぜひ参考にしてみて下さい。
【最安値】疑いつつも最低額保証の民泊Wi-Fiを契約して速度実験した結果
制限無しのモバイルWi-Fiである民泊Wi-Fiを契約してみた
これまで格安SIM・モバイルルーターを鬼のように使い倒してきたモバイルマスター・ヒラノ(@gonkichi331)です。
普段は世界のコンドームのことを研究したりしています。
格安SIMやルーターに関しては、格安SIMは5年ほど前のiijmioくらいしかまともなサービスが無かった時代からの使用、ルーターはdocomoのFOMA時代からの使用で、自分のみならず、60代の親向けに格安SIMの購入、プラン考案なんかもしてきました。
さて、今回シェアハウスのWi-FiをWiMAX→民泊Wi-Fiに変更しました。
最近乗り換えてる方もけっこう多い模様。
不可能を可能にしてくれた民泊WiFiに乗り換えるぅぅ!
— ちゅうやん/TABIPPO (@misakiki3894) October 20, 2017
月々の通信費は考えに考えた結果こんな感じ。
・モバイルルータ(民泊wifi)⇨4860円(使い放題)
・通話携帯(docomo契約)
⇨2700円(かけ放題)— 清貧に暮らしていきたい@脱サラ移住 (@ready1or2not) September 27, 2017
僕が変更した理由は、単純に『通信速度が遅かったから』というものです。
民泊用Wi-Fiとは、主に民泊サービスであるAirbnbや、ゲストハウス等に特化したものです。もちろん、民泊以外での目的でも契約できるものもあります。
僕はシェアハウスでこの民泊用Wi-Fiを使っています。見た目はこんな感じ。
今まで、WIMAXなどに代表される高速無制限のモバイルWi-Fiは、無制限とうたっているにもかかわらず、実は制限があるものが多かったんですよね。
よくあるのが3GB制限。UQ WiMAXの公式ページでこのように書かれています。
日頃はいつもUQ WiMAXサービスをご利用いただき誠に有難うございます。心より感謝申し上げます。
弊社が4月より運用を開始した、「3日間で3GB」による速度制限の件について、さまざまなご意見を頂戴していましたが、本件に対する弊社の考え方や今後の対応についてご報告させて頂きます。
弊社は、2013年10月のWiMAX 2+サービス開始時に、2015年4月から、「3日間で1GB」を超えたお客様には、いわゆる「速度制限」と呼ばれる規制の導入をご案内させて頂きました。また、2015年1月の220Mbpsのサービスを実現する「ギガヤバ革命」の発表時に、「3日間で3GB」を超えたお客様に対する速度制限を導入する旨をご案内させて頂きました。
つまり、カンタンに説明しますと、『3日間で3GB使うと遅くなるよ』ってことです。
で、実際使っている方の反応はこんな感じ↓
wimaxギガ放題にしててもハイスピードプラスにして追加料金払うと7Gの制限ができてそれを超えると元々のギガ放題の通常にも速度制限がかかるという、追加を払うと制限ができるというわけわからんシステム!なんや!なんやこれ!
— 三宅恭平 (@construct_f_w) August 22, 2016
しかし驚くべきことに、ぶらぶら歩きながらYouTubeのアーカイブを聞くだけで、WiMAXの1.4GBくらい使ってしまった。WiMAXは基本無制限だけど3日間3GB超えたら4日目になるまでに通信制限されちゃうので、明日は800MBしか使えないね。
— Shōki (@215Spr) August 21, 2016
皆さん、モバイルルーターにそこそこ苦い経験をされているのがわかります。
だって、3GBなんてYoutubeみたらすぐに超えてしまいますよね?例えば僕の場合はYoutubeやニコニコ動画で音楽を聴きながら作業したりしますし、ツイキャスやGoogleハングアウトなどで遠方の人とやり取りをすることも最近増えてきました。
なので、この民泊用Wi-Fiの 『通信制限無し&契約期間の縛り無し』というWi-Fiルーターの登場に正直いってテンションが上がりまくりだったんです。今までのモバイルルーター機器で困ったことをすべてクリアにした超絶な神サービスじゃないか!と。
公式ページには速度制限についてこのように記載されています。
要約すると↓
ちまたに溢れてるモバイルWi-Fi機器って、無制限っていいながら実は3GBとかの制限あるよね?でも、ウチはソフトバンクと特別な契約をしているから本当に制限がないよ!もし制限かかったら、その月が終わる1週間前ならいってくれれば交換するね!
と、こんな感じです。
しかし、実際に使ってみると思わぬ落とし穴がありました。今後検討されている方のためにしっかりと情報を書き留めておきます。
15日間の使用で3Gの速度制限が掛かった民泊Wi-Fi
ある日、僕が使っているノートPCにこんな画面が表示されました。
この表示が出たあと、ネットにつなぐことが一切できなくなりました。
はじめて見る表示でしたので、何かエラーが出たのかな?と思い、5分ほど待ってみると再度インターネットにつなぐことができました。
で、不安だったのでルーターの画面を見てみると、こんな表示が出ていました。
『DATA SUB 3G』
つまり、3Gの速度制限です。
それまではここの表示がLTEとなっていました。画像を撮っていなかったのですが、間違いなくLTEでした。契約してすぐの時のスピードテストの結果は15〜25Mbpsは出ていて、めちゃくちゃ速かったことを覚えています。
そして、この3G表示が出てからの計測はこんな感じです。
何度か計測してみましたが、大体平均で8Mbpsくらいでした。
8月1日から本格的に使い始めて制限がかかったのが15日ですから、半月で制限がかかり、その後大幅に速度ダウンということになります。
先ほどいいました通り、Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトをかなりの頻度で観て使い倒したので、そういったあたりで制限にひっかかってしまったのかもしれません。
ちなみに、ぶっちゃけますとこの状態でもそこそこ使えちゃったりします。制限後の体感速度ですが、ブログを書くとか静止画を送る程度でしたら全く問題ありませんでした。
ただし、動画や音声を使ったサービスを使おうとすると高画質なものは正直厳しいです。中画質程度の動画再生をすると、たまに画面が止まってリローディングがはじまる程度のスピード感です。
僕は先日、Googleハングアウトを使った会議に参加したのですが、音声が途切れ途切れになっていて内容が全くわからない状態で、これは困ったなあという感じでした。
YoutubeやGoogleハングアウトなどの動画サービスをそこまで使わないって人ならこの民泊用Wi-FiだけでオールOKです。
日常的にそうしたサービスを外出や移動の時に使う場合は、もう1つなにか外で使えるネットの契約がないと不安です。特に、今は仕事でGoogleハングアウト等を使う方もいるでしょう。そういった方は保険としてもう1台通信機器があると便利かと思います。
僕は現在、ピンチの時のためにFreetel(フリーテル)の格安SIMを保険回線として使っています。Freetelは従量課金制で、データ専用カードであれば最低299円で維持できます。もしフルに使ったとしても10GBまで2470円と安いのでオススメです。
FreetelのSIMカードはいろいろな契約がありますが、iPhoneユーザーならば上記の商品ですとApp Storeなんかの通信がタダになるのでめちゃくちゃお得です。もちろんアンドロイド端末でもこのSIMカードは使えます。なので、両刀使いの方にもオススメしてます。
先ほどの、音がとぎれとぎれの状態でギリギリつながっていたGoogleハングアウトの通信を手持ちのFreetelの回線に切替えてみたところ、会話が出来る状態にまで回復しました。通信速度もかなり速くて満足しています。
民泊Wi-Fiは契約縛りはありませんし、月額もそこそこ安く基本的に高速ですが、万が一僕のように速度制限がかかった場合、こうしたSIMカードも1つあるとめちゃくちゃ便利ですよ〜!
【追記】民泊Wi-Fiのfamifiを試してみた
別会社から安い民泊Wi-Fiが出たので使ってみました!
今回、使用してみたのは民泊Wi-Fiのfamifiです。
こちらの会社のWi-Fiルーターは初めて使ったのですが、家や民泊物件に泊まりに行った時に使っていて、かなり使い勝手が良かったので追記することにしました。
機種は501HW
今回レンタルした機種は510HWです。
最大通信速度は187.5Mbps、Wi-Fi規格がacに対応しているので、干渉しにくい5Ghz帯が使えます。
早速中を開けてみました。
キャリアはSoftbank
キャリアはSoftbankです。
その他、510HWの機種の特徴にテレビ視聴の機能があります。
使う人は少ないかもしれませんが、アンテナが内蔵されているので、スマホアプリを使うと地上波のテレビを視聴することができます。
容量無制限でスピードも速い!
WiMAXでよくある3日間で10GB制限の検証をするため、初日〜3日目までで合計11.53GB使ってみました。
現在、制限は出ておりません。しかも、Youtubeで4K動画を読み込んでもサクサクいけちゃいます。
これ、ひょっとしてかなり使えるんじゃないかい??と思い、足を使っていろんな場所へ移動し、スピードテストをしてスクショを撮っておきました。
今回だけで民泊の宿泊代や移動代含めて全部で約45,000円使いましたし、正直いってかなりしんどい検証となりました。
が、リアリティ満載で実りある結果を得ることができたので、この記事にすべての熱量をぶち込み、お財布や体力的ダメージを負った自分を慰めてます。
※検証画像はiPhoneで撮ったためいろんなサイズになってしまいました。見づらくてすみません。
僕が住んでいる千葉県の館山市のスピードテストです。
館山市は地図でいうとこのあたり。
モバイル環境的にかなり不利な田舎なのですが、下り55.22Mbps、上り21.53Mbpsと固定回線並みの超速いスピードが出ています。
ちなみにこちらのWi-Fi機器は容量の制限ナシ、2年縛りナシで、更に個人使用OK、民泊に使わなくてもOKです。
個人使用NGな民泊用Wi-Fiもある中で、これはかなりの優位性がありますよね。
民泊wifi「famifi」が送ってきたので使ってます。とりあえず、快適。 https://t.co/IOM3e9rZyy
— wtar (@YoichiWtar00) June 21, 2017
JR千葉駅構内でのスピードテスト
さらに北上し、JR千葉駅構内でも使ってみました。
ここでも下り35.58Mbpsと、動画で使っても満足できるスピードでした。
都内のAirbnb物件に泊まって民泊Wi-Fiの検証してきました
実際に都内にある民泊物件に宿泊してWi-Fiのスピード検証をしてきました。
条件は以下の通りです。
- 端末はiPhone 6 Plus
- 検証アプリはRBB SPEEDを使用
- 各部屋のリビングの窓にベタ付けで高い位置での使用
- 電波の指向性を考慮し、方向を変えそれぞれ2回ずつ計測して速度の速い方を掲載
1.三軒茶屋の物件での民泊Wi-Fi計測と比較
三軒茶屋の民泊物件に宿泊した時の検証です。
こちらの民泊ホストさんは丁寧にWi-Fiルーター専用の紙を用意してくれていました。
こちらが三軒茶屋のAirbnb物件に宿泊した時に部屋にあった機器です。1日/500MB制限のある、民泊Wi-Fiの機器としては割とメジャーな物です。
↑の今回の宿に置いてあったWi-Fi機器のスピード検証結果はこちらです。
民泊Wi-Fiのfamifiのスピードはこちら。
やはり下りは圧倒的にfamifiが速く、上りは定番の民泊Wi-Fiが速いという結果でした。
2.笹塚の物件での民泊Wi-Fi計測と比較
次は笹塚の民泊物件に連泊し、置いてあったWi-Fi機器とのスピード比較をしてきました。
なかなかお洒落な部屋で居心地バツグンでした。Wi-Fiのスピードはいかに。
ベッドサイドにWi-Fiルーターが置いてありました。
偶然、先程の笹塚にあったものと全く同じ機種でした。
笹塚の宿に置いてあったWi-Fi機器のスピード検証結果はこちらです↓
そしてこちらが今回持参したfamifiのWi-Fiでの測定です。
下りのスピードは圧倒的にfamifiが速かったです。しかし、上りスピードは宿にあったものが快適でした。
ちなみに、先程の画像の白いWi-Fi機器は1日の通信量のリミットが500MBまでと決まっているものです。
3.錦糸町の物件での民泊Wi-Fi計測と比較
続いて、錦糸町の民泊物件での検証結果です。
先程の2つの物件とは端末が変わり、W01という端末での検証です。
こちらが実際に計測した、部屋にあったWi-Fi機器であるW01のスピードです。
こちらが持参したfamifiのWi-Fiのスピードです。
錦糸町での検証では、famifiが下りのスピードではわずかに速く、上りは圧倒的に速かったです。
4.明大前駅での民泊Wi-Fi計測
こちらは民泊物件ではないのですが、京王線の主要駅である明大前駅に停車している時のスピードテストの結果です。
これは電車に乗った状態での検証でしたが、そこそこのスピードが出ていてネットを見ていてもストレスは一切感じませんでした。
明大前を除く4つの場所の測定結果を表にしてみました。
測定場所
|
取扱業者
|
機種
|
下り
|
上り
|
千葉
|
famifi | 510HW | 35.58Mbps | 8.03Mbps |
三軒茶屋
|
famifi | 510HW | 32.14Mbps | 5.79Mbps |
JP mobile | 不明 | 14.63Mbps | 12.74Mbps | |
笹塚
|
famifi | 510HW | 48.44Mbps | 3.91Mbps |
JP mobile | 不明 | 24.85Mbps | 12.80Mbps | |
錦糸町
|
famifi | 510HW | 29.92Mbps | 25.76Mbps |
不明 | W01 | 29.84Mbps | 2.54Mbps |
下りスピードはfamifiの圧勝でしたが、上りスピードに弱く、そこそこの速度が出たのは錦糸町だけでした。
再度、生活圏での検証をしました
僕が今までモバイル機器を計測してきて、100Mbpsという数値が一度も出たことがなかったので、近場で場所を変えながらしつこく検証してみました。
その時検証した中でも、市内の一番賑やかな場所で計測したところ、なんと100Mbps以上出ました。ヤバすぎ。
そんなわけないだろう!!スピードテストのアプリがおかしいのか??と思い、同じ場所でドコモのスピードテストも使ってみました。
結果は101.43Mbpsでした。計測間違いではなかったです。スゲえわ、、、。
こんな感じで、計測の場所や条件が良い場合、田舎でも100Mbps以上出ました。
民泊Wi-Fi・famifiのデメリットは?
ここまで検証してきて、下りスピードも早く、容量もクリアしていて超便利なfamifiですが、デメリットもあります。
それは、端末がレンタルでの提供となるので、使わなくなったら返却必須ということです。
今回僕のところに来たのはSoftbankキャリアでしたが、端末の指定ができないというのもキャリアや機種へのこだわりがある方にはデメリットになるかもしれないですね。
そのへんを考慮しても、スタートアップ価格で月額費用2,480円〜というのは魅力的かなと思います。
以上をふまえて、famifiのレンタル民泊Wi-Fiをまとめてみますと↓
- 民泊を運営していなくても個人として契約できる
- 初期費用、契約期間縛りナシで翌月解約も可能。
- 月額500円の安心保証に入ると故障時の交換が無料
- 日本語、英語、中国語、韓国語に対応している
- 10台まですぐに発送してくれる
- 使わなくなったら機器を返却する必要がある
- 解約手数料は5,000円
- 最初に機器の送料が1,000円かかる。※沖縄のみ1,500円
- 端末の指定はできない(国内複数キャリア)
- クレジットカード払い
赤字がメリット部分、青字がデメリット部分、黒字はどちらでもない部分です。
僕が実際に泊まった民泊物件でよく使っているWi-Fi機器ですと、1日500MBの通信料制限のものが多く、これではすぐに上限に達してしまいます。宿泊者の動画の閲覧などが多い昨今、たったの500MBで実用に耐えるのはなかなか厳しいでしょう。
今のところ僕が使っている限り速度制限は一切出ていないので、安く民泊Wi-Fiを使いたいという方にfamifiは超オススメです。
ちなみに今出ている最新機種はWX03です↓
現状では、僕が使っているSoftBank回線の501HWと、WX03のどちらかがレンタルできます。WX03の通信キャリアは恐らくWiMAX系のものを使っていると思われます。
famifiだと縛りナシで安くて速いモバイル回線環境をサクッと手に入れられてしまうわけです。
民泊Wi-Fi「famifi」、超高速データ通信可能な新機種導入。民泊以外の用途、個人での契約も可能に。〜https://t.co/FHDPca0qRB https://t.co/c8hrJDNuHz pic.twitter.com/hh5kHK9Amw
— 不動産投資ライブラリー (@tohshilbrary) May 16, 2017
民泊以外での用途や個人で契約できるのもいいですね。ノマドワーカーとか、ブロガーの方にもオススメ。
ちなみにこちらの民泊Wi-Fi、今だけ台数限定のキャンペーンをやっていて、3,980円が最大2ヶ月2,480円で契約できます。超おトクですよね!
実は過去にも、famifi以外に容量無制限で使える安い民泊Wi-Fiに相当するモバイルルーターがありました。
これは予想通り大人気が出て募集が殺到し、今では新規受付そのものが終了しています。ぶっちゃけ僕も契約したかった。。でもその時はすでに新規満了で契約できなかったので泣く泣く諦めました。
Airbnbをはじめとする民泊のオーナーさんは周知の事実だと思いますが、これら民泊サイトに掲載される、ゲスト達による「部屋は悪くないけど、、、Wi-Fiが遅かった」という悪いレビューを、初月たったの2,480円のみで今すぐ回避することができます。
民泊を運営されていて頭を悩ませる経費の面で見ても、お試しであるスタートアップの2ヶ月をフルで使っても5,000円以下の経費で済む計算になります。famifiを契約するなら今が最大のチャンスです。
今回、自分なりにかなり深く調べてみたのですが、モバイルルーターに特化した本や情報サイトが無かったため、【2017年】注目のモバイルWi-Fiルーター・まとめと選び方という一挙網羅した記事を書きました。こちらも是非参考にしてみて下さい!
また、当記事の最初にも紹介していますが、現在は最安値の民泊用Wi-Fiを契約していて、速度検証も済んでます。
【最安値】疑いつつも最低額保証の民泊Wi-Fiを契約して速度実験した結果
↑の最安値を保証しているSPACE Wi-Fiはかなり使えるWi-Fiルーターなので、契約者数の制限がかかってしまう前に即契約をオススメします。
Airbnb等で民泊をされている方には、23区内なら交通費無料で1LDKの清掃が5,000円で出来るAirbnbの清掃代行サービスキャットハンドも便利です。