猫ハンター、ヒラノです。
ウチはマンションではなく一軒家のため、集合ゴミ置き場などはありません。
なので、ゴミを外に置いているわけです。
そもそもゴミを外に置くなよって話なんですが、特に暖かい時期にゴミを室内に放置し、家の中で虫がわいてしまってこれまで散々な目に合ってきた私はゴミを外に置くことにしました。
しかし、そのせいで夜な夜な猫がやってきてはゴミ袋を食いちぎり、中にある食べられそうなものを引きずり出して周りは大惨事。。。そしてゴミ拾い。
ほんと、猫に荒らされた翌日はテンションが下がりまくりますね。
恐らく、同じような被害に遭われている方も多いのではないかと思います。
1年ちょっとの間、猫害に悩まされてきたので、今回やったことをまとめて全て書くことにしました。
猫よけ薬剤を庭にまいてみる
はじめて今の家に引っ越してきた時、なんか庭がクサイな?と思ったらガスボンベの横の芝生の上に猫の糞が、、、。
仕方なくドラッグストアで猫よけの薬剤を買ってきました。
たしか近所のウェルシアで800円くらいだったと思います。これはミント系の香りで、慣れるとそこまで気にならなくなります。
猫にとってはこのミント系の香りがかなりキツいらしく、寄ってこなくなるというわけです。
猫よけの薬剤と、もし糞をされた時のための匂い消しのスプレーも合わせて購入。
薬剤を散布してから1日目、2日目と毎朝庭を確認すると猫の糞はありません。
やった!これで猫の糞害&臭害から開放された!!
が、そう思った矢先、その間に雨が振ったりして流され、その後また糞害に悩まされる日々。最初の1週間はこれで耐えましたが、1週間がすぎればまた薬剤を巻き続けなければダメ。
薬剤を使っている間は猫が来ないのですが、散布した後大雨が振ったりすると全部流され、またすぐに猫が来るようになりました。
自家製の猫よけ網を作成
次に、ホームセンターで買ってきた麻紐で自家製の網を作りました。
ネットで漁師の網の作り方を調べて網を編む作戦です。
完成したネットの網目は荒かったのですが、とりあえずまた外に放置したゴミ袋の上にかぶせるようにして1週間使ってみました。
しかし重量が軽くすぐにゴミ袋から離れてしまい全く効果ナシでした。
そればかりか、猫が網の上に糞をする始末。素材が麻製でふんわりしているからといって糞まですることないのに、、、
これも失敗。
その後、3ヶ月以上猫よけを探すこと諦め、ゴミ問題は完全放置していました。
しかし、月に1〜2回は深夜になると猫が現れては荒らされ、家族総出で近所の畑に散らばったゴミを拾い、全員のテンションもダダ下がる始末。
このままでは猫との消耗戦だ。やるなら今しかない!
ということで、再度新たな猫よけを探すことにしました。
最強の猫よけを発見した
試しにAmazonで好評価だった猫よけを購入。
猫よけを設置したのは、いつも庭に出るとゴミの近くからサッと逃げ出す茶トラ猫を数日間連続で目撃したからです。
購入前の2日間、恐らくその茶トラ猫にこれまでにない程にゴミを荒らされ、魚の骨やもやしの袋、ティッシュなどが庭いっぱいに広がり、それは近所の家の庭先まで到達していて途方に暮れる思いを連日していました。
こんな機械で猫が来ないならいいけどねえ、、、とほぼ期待ゼロの状態で使ってみることに。
実際に購入したものがこちら。
- 本体
- 本体に接続する足(カンタンな組み立て式)
- 説明書
大掛かりな装置だと思っていましたが、以外にもシンプルでコンパクトな物でした。
このソーラーシステムで内蔵バッテリーに充電してくれます。つまりメンテナンスフリー。
こちらが本体の猫に反応する側。
ん??これ、、、何かに似ているぞ??
思わずラピュタのアレを思い出してひとネタ。
画面左側の黒い部分が猫の嫌がる周波数の音波を発生させるスピーカー。
右側の白い部分がフラッシュして猫を撃退するLEDライト、真ん中が赤外線式のレーダーという構成。
真ん中の小さい白い部分は動作確認ランプで、動作中は赤く光ります。
組み立ては3分もかかりませんでした。
足の部分の3つのパーツを組み立てます。
本体に挿して終わりです。
基本的には操作はスイッチのオンオフのみでした。
説明書は日本語です。動作させるにはスイッチのオンだけですが、各種パーツの説明などが書いてありました。
LED強力フラッシュ+超音波猫よけの設置後
1日目、2日目、とりあえず猫がゴミ袋の近くに来た形跡ナシ。3日目も大丈夫。という具合で1週間が経過。
実際の設置はこんな感じです↓
LEDは3回点滅→3秒ほど停止→再度3回点滅、、、これを数回繰り返して猫を撃退してくれたようです。
超音波に関しては人間にはほぼ聴こえないので外設置では全くわかりませんでした。部屋の静かな場所でスイッチをオンにした時にはかすかに「キーン」と聞こえたような気がします。
その後10日間、一度もゴミを荒らされることなく、猫を完全シャットアウトすることができました!
2018年3月30日現在、まだゴミを荒らされていません。
超音波猫よけ器のデメリット
メンテナンスフリーのソーラー式超音波猫よけ器に死角なし!と思っていたのですが思わぬデメリットがありました。
それは、日中ソーラー充電をしても、草などが有効範囲内にあると風で揺れてムダに反応する時があることです。
ムダな反応が多いと、必要な時に電池切れをおこしてしまいます。日中はともかく、夜間使いたいという方の場合、無意味になってしまいますよね。
私の自宅の庭は地面が砂利やコンクリートでないため、このデメリットを解消するために周りの雑草を刈ったりして対応してます。
どうしても必要な時間帯に電池が切れてしまう!という方は、使う時間だけスイッチを入れたり、もしくは設置場所を変えてみるのもアリだと思います。
一旦電池切れになるとLEDフラッシュライトはつきません。が、動作確認用の赤いランプはつきます。つまり電池の消費に合わせて二段階で動作する形になっているかと思われます。
一度フラッシュ&超音波の恐怖を覚えた猫に関していえば、同じ場所での設置ではちょっとの威嚇でも効くのではないかと思います。
猫は夜目がききますし、少しの光でも見える→赤いランプだけでもビックリすると予想しています。
草の揺れのせいで恐らく電池切れを起こしていた期間を通して、とりあえず今現在まで継続して猫に荒らされた形跡はありません。
今のところ同商品がAmazonと楽天では2,000円〜3,000円程度で購入できます。
月に2度ほど荒らされていたので、作業の手間を考えると安いもんかなと思ってます。
電池式のものもあるようですが、電池交換や充電の手間などを考えるとこちらのほうが圧倒的におトクです。
猫の糞害やゴミ被害に悩んでいたら、このアイテムを使ってみる価値はありですよ。
さらなる猫よけグッズを購入してみた
※ここからは2018年11月追記ぶんです。
前回の更新から約4ヶ月後、なにやらまた庭に猫の気配が、、、
家を出るとフンの匂いがしますし、夜になると猫同士のケンカの音で起こされたりもしました。
どうやら、購入した猫よけフラッシュが壊れてしまったようです。
特に機械にダメージを与えてはいないので、経年劣化かあるいは雨にうたれて壊れてしまったのか・・・理由は定かではありませんが、とにかく動作しなくなりました。
さあどうする!?困った、、、
最近では猫のみならず、早朝にはカラスにも襲撃される始末。
困り果てて、新しく動物防止ネットを購入することにしました。
主にカラス対策の商品っぽいんですが、カラスが大丈夫なら猫もいけるだろって判断で購入。
フチに重りが入っているので、小さな動物の力では侵入が困難になるのではないかと思いました。
施工後の効果は抜群で、しばらく深夜に猫が来ているような音はしていましたが、諦めた様子。これでいけるか!?と思いきや、一ヶ月後、、、
ネット、食い破られる。
・・・という事件が発生。丈夫そうなネットですが、野生動物の歯には勝てなかったようです。クソ肉食獣め。
もう一度購入した○○は猫よけ効果抜群!
機械→故障、ネット→食い破られる、ときたらあとはなんだろう??
またまた近所のホームセンターへ行き、目星をつけたアイテムがありました。それがコレ。
『唐辛子の成分で動物を嫌がらせる』というもの。これなら効きそう!
なんといっても、辛味成分というのはキツい。
ヒカキン氏のデスソースリアクションを見ればおわかりのとおり。
どう考えても動物にとって毒だろって思います笑。
そんな唐辛子成分入りネット、実際に届いたのがこれ。
こんな感じで収納されてました。
ひらくと結構でかめ。
庭に設置完了。
小さいかな?と思ったんですが、実際に使ってみると、45Lの袋が3つくらいは入りました。高さがあるのでけっこうイケます。
このネットの設置後、猫がゴミを荒らす気配もカラスがいる気配も消えました。
人間軍の勝利!!
この際だから猫フンの対策もしてみた
ここまできたら、庭の猫対策もしてみようと思いました。あとは庭のフン対策です。
要するに、相手は野生動物なので、自分のテリトリー=縄張りだと思わせなければいいって話です。
つまり、ここはフンをするような快適な場所じゃないぞ!!って教えてあげればいいんです。
まあ、それが一番難しいわけですが、、、
ネット通販でいろいろ見ていたらこんなものを発見したので、またまた買ってみました。
実際に届いたのがこれ。
安定のフマキラー製。蚊よけでもおなじみ、害虫や動物対策のプロといっても過言ではない。
こちらは、猫をびっくりさせるガスを噴射するという画期的なシステムを搭載。
噴射角度は約90℃。
熱感知赤外線センサー式なので、全自動で猫が来たら対応してくれるすぐれもの。
猫に特化しているらしい。
組み立ては3分もかからず完了。まず、白いフタを取り、
頭の部分に付属の単3電池を入れ、
回して取り付けるだけ。超簡単。
軒下に猫がよくくるのでセッティング。倒れない場所に置いて電源ボタンをぽちっと押すだけ。
噴射テストも兼ねて実験したものを動画にしました。
音と勢いがすごくてビクッ!ってなってます笑。
設置3日後の深夜、猫が軒下でこのトラップにハマり、「ゴツン!」という鈍い音が聞こえてきました。ビックリして頭でもぶつけたのだろうか。。
ともかく、軒下近くに猫は寄り付かなくなりました。
あとは、これをゴミ付近にうまいことセッティングするだけです。
ただし、この罠は人間でも感知するので要注意です。人が頻繁に通る場所ならば設置は夜遅い時間になってからのほうがいいかと思います。
猫がゴミを荒らすときの対策 〜まとめ〜
とりあえず1年ちょっと検証してみてわかったことは、
- 超音波&フラッシュは壊れた(雨に弱い?)
- ネットは猫の強靭な歯で食い破られる恐れ有り(特に細いネットの場合)
- 唐辛子成分のカプサイシンネットは今の所効果有り
- 設置に気をつければ猫よけセンサースプレー『猫まわれ右』は効果バツグン
カプサイシンもそのうち雨で効果が薄れてくるような気がしているので、そのうち激辛デスソースをネットにかけたり、自家製カプサイシンスプレーが作れそうなのでそういうのを使おうかなーと考えてます。
あと、猫の通り道がわかっているなら猫まわれ右 猫よけセンサースプレーの設置をおすすめします。猫もバカじゃないので、一度怖い目に遭った場所は覚えていて、寄り付きにくくなります。
ただ、初期費用が3,000円近くと値段はそれなりに高いですし、またスプレータイプなのでこれにランニングコストがかかってきます。ぶっちゃけますと猫の頭数や頻度が多ければ超音波&フラッシュよりも高くつきます。
ということで、ゴミあらしの対策で一番コスパがいいのは今の所はミツギロン カラス博士のゴミネットですね。
こちらの設置後しばらくしても一度もゴミを荒らされていません。
ちなみにこのネットは重し付属ではなくフチが軽いので、ブロックや2Lペットボトルで重しをするといいですよ〜。
以上、1年間悩んでやっと猫がゴミを荒らさなくなったのでやったことを全部書くでした!