デール・カーネギーの『人を動かす』を読んだ。
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成功者であるカーネギーに言わせれば、成功の秘訣である人を動かす力を得る方法はこうだ。
「自分がいかに素晴らしいかということを語ることをやめて 、相手の良い点を心から誉めたたえる 」
この一文を読んで、人を見るとところ構わずマウンティングしてくる人を思い浮かべてしまった。
学校、会社、地域、どこでも迷惑行為をしてくるヤツがいる。いちいち会うたびにマウンティングしてくる輩にはついていけない。
大抵のマウンティングしてくるタイプの人間はほぼこれに当てはまる。
- 金が無い
- 自信が無い
- 友達がいない
マウンティングというのは、自分が正しくて素晴らしいということをわざわざ論破してくる面倒な行為だ。
もし、それが本当に正しくて素晴らしいのであれば、わざわざ自分から伝えなくても素晴らしいという事実は変わりようがない。たいていの場合、話された方はとにかくムダな精神的パワーを使ってしまう。
マウンティングは誰得?という話し
また、カーネギーはこうも述べている。
「相手を敵に回して口論し 、反駁すれば 、時には勝利を得ることもあるだろう 。だがそれは 、空しい勝利だ 。相手の好意を失ってしまうからである 」
つまり、マウンティングを試みて、万が一勝っても誰の得にもならないということだ。
カーネギーのように振る舞い、友人を増やしてお互いウィンウィンの経済効果を得られればみんなが得をするが、マウンティングは一時的で自己満足的なストレス解消にしかならない。
マウンティングする人を遠ざけよう
人が高いお金を宗教や占い師に投じたりする悩みのタネは大きく分けて『お金』『健康』『対人』の3つしかない。で、マウンティング行為はこのうちの『対人』を失うことになる。
自分を守るための答えは明白で、マウンティングをするヤツをなるべく遠ざけることの一択である。
私はマウンティングしてくるやつを『マウンティング好きマン』と呼んで無視するようにしている。
また、マウンティングするようなヤツに会ったら知恵を授けられれば最高だ。
わざわざ人にマウンティングをするというムダなエネルギーを他のことへの使い方を教えてあげられればそいつはかなり社会の役に立つことができるはずだ。
もし、あなたにマウンティングしてくるヤツがいたら、すぐに縁を切るべし。
万が一、あなたに一粒の優しさがあれば、カーネギーの人を動かすを隣人に勧めてあげて欲しい。
ちなみにこの本、Kindle Unlimitedに入っていて、無料で読めてお得感がすごかった。最近読んだ中では☆5つで、誰にでもおすすめできる。