前回は格安の中華ソーラーパネルを購入してテスト使用してみました。
【オフグリッド発電】格安の50Wソーラーパネルで発電してみた
ベランダにまんま平置きですが、日光が当たる日はぼちぼち発電してくれてます。

でも、3日目くらいから毎日ベランダに出てパネルを置いてしまう作業が面倒臭くなってきましたw
ケーブルのために窓を開けてあるので風も蚊も入ってきます。。ガッデム!!
なので、部屋の中まで電気を引っ張ってきて、あとはプラグを刺すだけで全て完結できたらいいなあと、延長ケーブルを自作してソーラーパネルをベランダの一番外側に固定し、ケーブルから壁内を通じて部屋まで電気を通すことにしました。
自宅のベランダにDIYでソーラーパネル施工するまで
壁に電源ケーブルを通す
今回は5mのケーブルを購入。
50Wのソーラーパネルだったので、12Vの80Wまで使える0.75スケアのケーブルを選択しました。

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まず、壁にケーブルをどうやって通すか?というのが課題でした。
うちは賃貸なので新規に穴を空けて貫通させることもできないため、最初から空いているエアコンのケーブルのスリーブを使えばいけるんじゃないか?と思いつきました。
たまたま、自室に以前エアコンがついていた穴があったのでここを通します。

ちなみに、これはスリーブ穴を塞ぐためのもので、本来ケーブルを通すための製品ではない。当然穴の中はめっちゃ狭い。。ので、そのままケーブルを通すのは難しい!!
なので、ハリガネを最初に穴に通してからケーブルに巻き、誘導させるようにして通すことにしました。

通った。

難しかったけどどうにかケーブル誘導に成功!

ケーブルとソーラーパネルの固定
あとは、電源ケーブルとソーラーパネルの固定です。
コスト的に安価に仕上げるため、両方共針金で固定することにしました。

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まずはケーブルから。針金で固定していきます。


本来であればケーブルを傷めないよう幅広で、かつ安全性の高い絶縁性のインシュロック等を使うべきかと思います。が、今回は低コストで回していきますので針金固定です。
続いてパネル。
私が買ったのは薄くて軽いフレキシブルソーラパネルなので、取り回しが楽なぶん風にあおられやすく、しっかり固定しないとバタバタと音をたてたり壊れたりする可能性があります。
とりあえず針金で上部のハトメをベランダの手すりに2点止めしました。これだけでもちょっと触ったくらいではぐらつかなくなりました。強風のときは取り外し予定です。

ソーラーパネルからケーブルの接続は、簡易的にネジ止めだけで配線可能なスクリュー端子台を使いました。

とりあえず小ロットで足りると思ったのでこちらはマルツオンラインで購入。
Amazonでも取扱しているので一応貼っておきます。
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当然、こちらは屋外用ではなくそのままでは端子むきだしです。雨が降ったときに怖かったので、防水&絶縁の自己融着ブチルテープを使います。

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ケーブルはここまで来ているのであともうちょいで開通です。

スクリュー端子台にセットできるくらいに被膜を剥いてバラ線をねじります。

セットオン!からの自己融着テープでぐるぐる巻きにして防水&絶縁効果を高めます。

ソーラーパネル側のUSB出力端子がむき出しだったのでこちらもブチルテープで塞ぎました。

USB出力はとりあえず使う予定はなく、12Vでバッテリーに充電する予定です。
ブチルテープは取り外ししやすいのと、ビニールテープのように粘着性ではないのでベタベタせず、取り外し後のメンテナンスが楽でいいです。
屋根付きベランダではありますが、風速8m、雨量10mmに無事耐えてくれました。風の強い地域でも連続使用ができそうな予感です。
発電状況はこんな感じ
11月の晴れた日に朝から夕方までS270に充電してみました。
空っぽの状態からインジケーター2メモリぶんってとこです。うーん、もうちょい欲しかったかなあ。
我が家のベランダ環境なら100Wのソーラーパネルでもよかったかも??このあたりはまた調整していきます。
あと、ベランダの床に平置き状態より発電力のピークが若干伸び、それよりも1日を通してトータルの発電量が増えましたね。
晴れていれば2日に1回は夜にコンセントを使わない日にできそうです。
今回かかった費用
設置にかかった費用を計算してみました。
- 延長ケーブル5m:493円
- スクリュー端子台 5.5mm-2-1mm×2個:218円
- 5.5mm→1.3mm変換プラグ:55円
- 防水絶縁ブチルテープ:438円
- 針金:251円
- 送料:385円
合計:1,840円
ぼちぼち安価で作成することができました!
バッテリーのS270とソーラーパネル費用の11,311円を足しても13,151円です。
設置まで完了して10,000円台前半で構築することができました。
ケーブルを柱沿いに固定してみると予想以上に取り回しが長く、買ったケーブルを使い切ってしまったので、次回別経路の発電システムを作成するときはまた新たに購入しようかと思います。
次は12V構成の100W×2枚を考えているので、ケーブルをどうやって通そうか思案中です。
ソーラーパネルからバッテリー→インバータまでの経路をまとめた防水の箱を作って全部ベランダに出して、12Vを100Vにしてから屋内にひっぱるのもありかなあと思ったり。
12Vだとどうしても配線が太くなってしまいますからね。
どちらにせよ、今のエアコンスリーブでは無理っぽいので、真ん中が空いたスリーブにしようかと。それなら賃貸でも元通りにすることができます。
ベランダの外側にパネルを貼り付けることで日光の当たり具合は確実に良くなりました。とりあえずしばらくこれで発電しながら発電量を計測してみることにします。
以上、中華ソーラーパネル発電 ②ベランダ設置の巻でした!