釣りを始めてからすっかりハマってしまったヒラノ(@gonkichi331)です。
今回の記事を結論から言いますと、はじめて釣竿を買った次の日にカサゴを釣りました。
最近釣りをはじめて完全にハマってしまい、現在頭の中は釣りだけになっている。
そこでふと、有名な「メキシコの漁師とMBA旅行者」のコピペを思い出す。
フリーランスはメキシコの漁師同様、毎日爆釣タイムに釣りができるのだ!!
というわけで、しばらくは毎日釣り三昧の生活にします。 pic.twitter.com/RBZCDPCsjk
— ヒラノ=ポートフォリオワーカー (@gonkichi331) July 2, 2018
その後、約3週間でぼちぼちサイズのシロギスとアイゴ(たぶん)を釣りました。
カサゴに関してはビギナーズラックもありますし、トライアル的な意味でノーカウントということにしておきます。
この記事は、初日のボーナスタイムが終わってその後全く釣れなかった3週間の間に考えたこと、実際にやったこと、買った釣り道具などの記録です。
『釣りは難しい』というイメージが今でもある
私は釣りが上手いわけでもなく、今のところ教えてくれる釣り人仲間がいるわけでもありません。
むしろ多分センス無い部類に入ると思います。(同じ条件なのに横でガッツリ釣ってる人を良く見るため)
そもそも釣りってなんだか難しくないですか?私だけ??
ぶっちゃけ、釣りで使う用語や名称とかルールとかよくわからんのですよ。
ちょいと釣りに興味が出て本屋をのぞいてみれば、雑誌の表紙には「アジング」やら「エギング」だのなんだのって。。
初心者にはさっぱりわからん!
https://twitter.com/the_starry_sky/status/970628704316530688
ご指摘ありがとうございます。針のスレ掛かりも念頭にはあったので、「魚のスレ」という表現ならば「魚がスレる=魚が食わないこと」と伝わるのではと、このタイトルにしましたが、難しい所ですね…釣り用語は多義でファジーに使われうるので今後は一層配慮できればと思います。
— Makoto A. Yoshida (@Mako_A_Yoshida) December 4, 2017
釣り業界は釣り初心者に対してもっと優しくしてほしい。
なので、釣り初心者のうちに備忘録的な意味も込めて、初心者にもわかるようにどうやって釣るまでに至ったかを記録しておこうと思いました。
私は音楽歴、特にギター歴が長く、それなりに技術も知識はありますが、初心者の頃の気持ちをもう語ることができません。
すでに専門用語や慣例に慣れすぎてしまって、『初心者が何がどうわからないかがわからない』という状況です。
物事には、その時だけしか感じられないアツさとか葛藤があるわけです。
ちなみに私が釣りに行くのは小学生以来です。本気で釣りをしているわけではなかったですし、道具なんかも適当でした。
それでは、アウトドアに精通しているのか?といわれるとそれも答えは否。
私は狩猟免許は持っているものの経験ナシのペーパーなのです。つまり、海、山含めて自然での狩りの経験はほぼはじめてに近いです。
そういった状況で感じたことには少なからず価値があるかと考え、あえて今回は釣り初心者が初心者向けのことを書いていきますね。
まず釣具屋へ行き海釣りについてリサーチ
そもそものきっかけは興味本位で釣具屋へ行ったこと。
海辺に引っ越したし、なんか新しい趣味でもはじめられたらいいなあくらいの軽いノリでした。
とりあえず、近所の釣具屋へ行ってみることにしたわけです。
釣具屋の店員さんが良かった
初心者ですけど〜って感じで来店し、店員さんに聞いてみました。
私が行ったお店はたまたまフレンドリーな店員さんで初心者歓迎的なところでした。
とりあえず、初心者のための安い釣竿と、水をくむバケツを購入。竿リールのセットとバケツで2,660円でした。
次に魚を惑わす『仕掛け』です。仕掛けとはエサとか釣り針とか重りとかそういった類のものです。
私の解釈では、『魚と直接触れ合う、海面より下の道具』が仕掛けです。細かいことをいうと浮きとかは違うかもしれませんが、大体が海の中に浸かってる道具=仕掛けでいいんじゃないかと思ってます。
仕掛けはネット見てたらガルプのワームがいいっぽいことを書いてある。
本日の釣果!
夕マヅメに、強風をかわせる漁港に向かうことに。
でも、風が冷たく夏とは思えない……ここ、15℃まで下がってる……ガルプをキャストして、その場でちょんちょんして、引いてはちょんちょんして……。
結果、マガレイが二匹!
風が強くて体感温度なら一桁いくわ((⛄))なので終了! pic.twitter.com/n0W7oQGhX8— ごっこま3 (@gokkoma3) June 24, 2018
Youtubeでも検証してる人がいたりして。
なんとなくAmazonでポチッとしてみました。
エサ釣りは匂いがキツイし、釣りの前に買いに行かなきゃいけないのがめんどくさそうだなあと。※後日談:実際使ってみて、ガルプのワームはかなり臭かったですけどね。
私の中学時代に流行ったブラックバス釣りの影響もあり、ルアーってスポーティでカッコいい!ってイメージがあったので、とりあえずルアーやワームの疑似餌で攻めることに決めました。
あとは魚を釣った時に安全に針を外す道具のプライヤー、それと魚を掴む道具をAmazonで購入。
ついでに、ワームをつけるためのオモリ付きの針であるジグヘッドという道具も購入。
これがないとワームが竿につけられないし、そもそも釣り針がないと魚が釣れません。
ワーム、ジグヘッド、プライヤー、魚掴みで3,243円でした。
はじめての海釣り
海釣り初心者は普通釣りやすい広い港とかで釣ると思うのですが、私はいきなりあまり釣り人のいない狭い防波堤的なところに行きました。
混んでるとやりずらそうだし、ベテラン勢の邪魔したら悪いし。
でも1番は、初心者はなにかと目をつけられるんじゃないか?というのが主な理由です。
前述したように、私の場合はビギナーズラックもあり、初日にワームでカサゴを釣りました。
が、その後5回ほど全く釣れず、はじめた趣味を即辞めることを考えたほどです。
図書館へ行って海釣りの勉強をする
全く釣れないので、これは勉強が足りないのか??と思い、図書館へ行って釣りと魚に関連する本を20冊くらい借りてみました。
大体こんな感じの本でした。
- 海で釣れる魚のさばき方
- 地域の釣り場情報
- 初心者でもできる仕掛け作り
- 家族で楽しむ磯釣り
ざっと目を通しましたが、本を読んでも魚を引き寄せるためのワナである、「仕掛け」のことはよくわかりませんでした。
理由は、人によって言ってることが全然違うじゃん!ということ。
これはネットでも同様で、解説する人によってどんな仕掛けで釣れるかがまるで違います。
なので、習うより慣れろなんだろうなあ、、、と解釈して、とりあえずいろいろな道具を買って釣り場で実践する方向になりました。
再度初心者が海釣りにチャレンジ!
本を読んでたら3日後くらいに釣りに対するやる気が再燃。
よっしゃ!魚といっちょ戦ってやるぜ!!
、、、となれば情報収集だ。道具も必要だ。
ネットだとイマイチわからないことがあるので、近場の釣り場と今の魚の情報、そして道具を仕入れに最初に竿を買った釣具屋さんへ行きました。
家族用にもう1本竿があってもいいよねって話になり、長めの竿とともにサビキの仕掛けセットを買いました。最初に買ったもののもうちょい長いタイプの竿です。こちらも竿とリールのセットでした。
サビキのセットはAmazonで似たようなのがあったのでリンク貼っておきます。ほぼこんな感じのです。
サビキはルアーやワームとは違い、主に撒き餌を使う釣りです。
撒き餌でおびき寄せて、エビっぽく偽装した作り物の人工エサに魚が間違って喰らいつくというやつ。
小学生のときに近所の漁港でよく釣れたのを思い出し、餌釣りは興味なかったけどまあ一個持っていてもいいかなと思い購入。
ついでにこの頃、金属でできた重めのルアーである『メタルジグ』という道具の見た目のカッコよさにハマり、ついでに安いメタルジグも購入。
シロギスはこの時買ったメタルジグで釣りました。
仕掛けは海の中の岩や海藻に引っかかって失くすこともありますし、複数の竿で兼用して使うことができます。
このようにいろいろ用意しつつ自分のスタイルや釣りたい魚を模索する方向に進んでいきます。
ゲームの攻略本を買うか、自分で解くか
3週間釣りについて真剣に考えた上で出た結論として、初心者は本やネットだけの知識で釣るのはやはり難しいなと思いました。
単純に釣る魚の数を増やすなら、釣りに詳しい友人や近所の釣具屋さんに聞くのが一番の近道です。
釣具屋さんはやっぱりその地域の情報を持ってますし、一緒に釣りに行ってくれる先輩ほど頼りになるものはありません。
今なんて、魚が釣れるたびに魚種を予想してスマホで検索してますからね。笑
私の中では、釣具屋さんやベテラン釣り師はゲームの攻略本みたいな感じかと思ってます。
例えば、もしフグなどの毒魚を釣ってもベテラン釣り師と一緒なら教えてくれるので自分へのダメージはゼロです。
私は先日釣ったのが毒針を持つアイゴだとわからず、手でサイズ測ってました。
もし手を置いてるときに魚が暴れて毒針が刺さったら、、、あとで考えるとゾッとします。
でも、全部手取り足取りすべて教えてもらい危険を回避したとして、それはそれで遊びとしては味気ないかもなあ〜というのもあります。
それはゲームで例えれば、攻略本片手にすべてのステージを進めるようなものです。
ゲームは自分の頭で考えて迷いながらが面白いですからね!
そのぶん、クリアした時の感動も大きいわけです。
私は釣りについて、この点はゲームと一緒なんだなと思いました。
ちなみに先程のアイゴですが、毒針はありますが処理すれば食べられます。しかもかなり美味しいらしいです。
私はこれを知らずに中毒のあるイシガキダイだと思ってすぐに海に還してしまいました。No!!
帰宅して、家族からプレゼントしてもらった魚本で確認して発覚した事実。
この魚判別本。ハンドブック的な感じの小さな本なので、釣りに持っていくとかなり便利です。
Kindle版もあるので、電子書籍派でもスマホで釣り中に確認できるスグレモノ。
もし壁に当たったら攻略本を1ページめくろう
釣りはゲームと同じなので、マニュアル片手にやるものではないと先程書きました。
ただし、全く釣れなきゃ釣れないで、
高い道具を買ってしまって損した!ガッデム!!
という気持ちになります。
初心者でも針はずしやらバケツやクーラーボックスを買うとなると1万円くらいは最低でも必要ですからねえ。
そんな時は、実際に会うことのできる釣具屋さんや先輩釣り師にヒントを聞きましょう。
私が行っている釣具屋さんなんかは、聞けばいくらでも教えてくれますが、あえて情報を小出しにしてくれている感じがあります。
これ、釣具屋の接客としてはかなりハイレベルなんじゃないかと思います。
他の釣具屋さんはまだ行ってないので知りませんが、そういうお店を探せば初心者的には最高に釣りを楽しめる環境を作れるのではないかと思います。
実際に釣ったシロギス
特定の魚をターゲットにせず、いろいろな魚種を狙う五目釣りというのをやっていたのですが、この時釣れたのがこのシロギスでした。
こちらが最初に書いた、私が釣ったシロギスです。(たぶん)
シロギスって、ゴカイとかイソメとかの生きたエサでしか釣れないと思いこんでました。
まさかルアーで釣れると知らなかったのでビックリ。
このように、釣りは予想もしない出来事が起こるからワクワク度がハンパない!
海釣りで魚を釣る→さばく
スマホ片手にネットを見ながら捌いてみました。
捌き方が超絶下手ですがお許しを。
おろし方はサバやアジなんかと一緒でした。ウロコがあるので触っている感じはイサキのほうが似ているような気がします。
卵も抱えていたので取っておいて保存しました。
スマホ片手に出刃包丁を握っていたのでスマホが生臭くなり、だんだんと近所の野良猫がよってくるようになりました。
釣りは猫好きにも最適な趣味ということがわかりました。
初心者はとりあえず初期投資1万円でOK
私は3週間で道具代すべて1万円くらいでした。
釣りに関する本は家族からプレゼントしてもらったものと図書館で借りたもののみなのですべてタダです。
あと、釣りをしていると港や堤防から落ちる等の危険性もあります。海に落ちても安全な救命胴衣を買うとなると、釣り道具プラス5千円てとこでしょうか。
私はAmazonプライムセールで安いのを見かけたのですぐさまゲットしました。
釣りの本を見ると、仕掛けが複雑で結びとかよくわからん!ってなるのですが、適当な針にワームつけただけでも釣れる時は釣れます。
実際、シロギスを釣った時もルアーを適当なタイミングで引いてました。あとでシロギスについての本を読むとぜんぜんタイミングが違いました笑。
まあ、釣り方を自分なりに探っていくのがまた楽しみなわけで。
私はまだ初心者の領域で楽しんでます。ベテランになるとこんな風に変化するそうな↓
釣り初心者の頃「わーい、大きな魚!ソウダガツオっていうんだ!」
慣れてきた頃「ま~たソウダ…おぉ、体高があるからヒラか!?…マルか…リリース…」
嬉しそうにバケツ一杯マルソウダを釣っている親子などを見ると「うんうん、幸せそうだなぁ…(遠い目)」と純粋だった子供の頃を思い出します…w pic.twitter.com/HwFKhzyWIz— モノ (@fishing_mono) July 18, 2018
どうしても狙いたい魚が釣れなくて挫けそうになったら店員さんに聞きましょう!
他の商売に比べて釣具屋の店員さんは大体釣りファンの方ばかりですし、当たり前ですが道具を買ってくれれば嬉しいので一生懸命教えてくれます。
https://twitter.com/morimura1002/status/1016940792953425920
釣具屋の店員さんって初心者に優しいな~。一緒に釣り行くひとがアジ釣るのに船用の長いサビキをレジに持ってったんだけど(長いサビキを切って短くして使うつもりだった)、これ船で使うやつですけどいいですか?って聞いてくれてた!
— しおり (@shiii_bass) March 31, 2018
私の印象では、釣具屋の店員さんは雰囲気が楽器屋の店員さんと似てます。つまり、趣味から入って仕事にした人が多い印象。
最初から良い道具揃えるぞ!という勢いで店員さんに聞けばそれなりにちゃんとしたものを教えてくれると思います。
ただ、いきなり良い道具を買っても『飽きる』というリスクもありますので、とりあえず1万〜2万くらいあればもうお腹いっぱいなんじゃないかなあ。(趣味的な意味で)
海まで遠い人なんかは交通費の問題もあるので、道具ばかり揃えて予算がなくなってしまい釣りにいけないともったいないですし。
とりあえず私が買った道具があればなにかしら釣れますので、やりたくなったらササッと揃えてしまうのはアリなのではないかと思います。
今回の記事が海釣り初心者でいろいろ悩んでいる方が読んでくれてなにかのヒントになれば嬉しいです。
それではナイスな海釣りライフを!