僕がWikipediaに寄付をした日
たった今、Wikipediaに寄付しました。
Wikipediaというのはいわゆる現代の百科事典的なやつで、これはもうどう考えても僕が生まれたこの世界がはじまったときから存在しているような、はじまりから終わりまでを予見しているような、とにかくWikipediaというものについては、これは唯一神のようなもので。まあそんな気がしてならないわけです。
昨日はこんな記事も眼にしていて、なにやら不穏な空気が漂っていて心配でした。
さて、僕は現在、家賃7000円の家に住んでいます。月額です。
タイトルでも申し上げた通り、今回Wikipediaに寄付した金額は僕の家賃の1ヶ月分にあたります。
これだけやったんだからWikipedia様から優遇されてもいいだろうと、正直よこしまな思いを抱いてしまったりもしてます。
Wikipediaに寄付をした僕はリターンを求めた
そもそも寄付というのは、本来であればリターンなどは求めないもの。
僕は一応、元クリスチャン的な生活をしていたものの、やはり従来型の日本人成分が濃厚であるため、あまりそういった寄付精神はありませんでした。
ぶっちゃけ、リターン求めてます。
フリーメ●ソンのヒミツとか、世界の真実についての情報を僕だけにコッソリ教えてくれないかなーなんて本気で思ってます。
Wikipediaさんにはほぼ毎日お世話になっているし、これまで得た知識量は測り知れません。昔はクソ高いブリタニカ百科事典とか買ったり、図書館行かないとわからないようなことがスマホで瞬時に手に入るのですから、まあそのぶんの寄付くらいはそこにあてるとして、家賃1ヶ月分も寄付した僕には特別な何かをくれよと言いたい。
よろしくWikipedia先生。僕はしっかり寄付するよ。
実際にWikipediaに寄付するまで
寄付を実行する前に、スマホでWikipediaを見ていたら、やっぱり広告がめちゃくちゃデカい。
念のため、パソコンからも見てみるとこんな感じの表示でした。
説明が長くて読めないというツッコミはできればナシでお願いします。
Wikipediaへの寄付・入金作業は?
さて、ここからが実際の入金作業です。
今回は『一度だけ』『¥7000』で寄付しました。
創設者からのありがたいお言葉がページに表示されていました。
地球上の誰もが、人類の知識の集合体に自由にアクセスできる世界を想像してみてください。
コレ、もうほとんど実現してますね。さすが全知全能のWikipediaです。
Wikipediaの寄付はクレジットカードであっさり完了する
で、支払いのほうはクレジットカードであっけなく完了しました。
領収証とか貰えるのかな?と思ったら、『電子メールで領収証をお送りいたします』とのことでした。
寄付後はWikipediaからの質問攻めだった
領収メールがすぐ届かないので、先程の支払い完了ページから『いくつかの質問に答える』のリンクを見てみることに。
リンク先を読んでみると、どうやら『フィードバックを送ってくれ』とのことです。ええ、やりますとも。Wikipediaのためならば当然フィードバックさせていただきます。
最初に、僕のウィキペディアの使用頻度を聞かれました。
大体、なにがしかの調べ物で毎日使っているので、毎食後に1度みるペースと考えて1日3回かかさず使用と回答しました。
次に、ウィキペディアに寄付をした最も重要な理由についてです。
ここでは正直に、『世界の真実を知りたいです』と回答しました。これで教えてもらえるなら安いものです。
今日見た募金メッセージに意見を求められたのでまじめに書いておきました。
1分時間をくれといわれたので、そのことと、家賃を1ヶ月分上納したむねを伝えました。ここは若干蛇足だったかもしれません。でもアピールは大事です。
寄付をして調子に乗りWikipediaに知識の開放を頼んだ
7つめの質問は、ウィキペディアをあなたにとってより良くするために、私たちにできることはありますか?というものでした。
ここは当然、Wikipediaへ知識の開放をお願いしておきました。全人類のためにもよろしくお願いします。
ウィキペディアが僕の生活にどう影響を与えているか聞かれたので、こちらも答えておくことにしました。日頃お世話になっていますからね。
こんな感じで完了したので全ての回答を送らせていただきました。
Wikipediaから寄付についての領収証が届いた!
回答を終えて5分ほどしたら寄付についての領収証が届きました。
タイトルは『ウィキメディア財団からの感謝』です。財団ってなんだかカッコいい響きですよね。僕は勝手にスピードワゴン財団的なやつをイメージしてます。
確かにこれで僕の7000円がWikipediaに届いたようです。これで世界の真実に一歩近づけたハズです。
Wikipediaへの寄付後は広告が表示されなくなった
領収後にWikipediaを開いて確認したところ、広告が表示されなくなりました。
しかし、相変わらずウィキメディア財団から世界の真実についての回答はありません。
いずれ僕の元にこっそり連絡が来ることを信じて待ち続けることとしましょう。きっと、今は僕の身の上や知識を与える適正があるかどうかの審査をしているに違いない。
以上、Wikipediaに寄付をお願いされたので家賃1ヶ月分を振り込んで真実に迫ってみたの回でした。
進展があった際は追記します!