夏のアウトドアに着るTシャツは?
夏の暑いシーズンに旅行する時、どんな服を着て行きますか?僕は決まってモンベルのTシャツです。
ファッション重視の服は見た目はカッコいいんですけど、どうしても風通しが悪くて暑すぎたりベタベタしたりします。雨に降られてしまうとなかなか乾かなかったりして本当に大変でした。
僕なりにいろいろ考えた結果、ひょっとしてこれってアウトドア系ブランドのTシャツなら大丈夫なんじゃね?って思い、いろんなお店を周って見てきました。
夏にTシャツというスタイルは当たり前といえば当たり前。でも僕の持っている登山ブランドであるモンベルのTシャツはひと味違うんです。
旅行に身軽さを求める人、必見。
人によって旅行のスタイルはいろいろありますよね。僕が常に決めている旅行のスタイルはズバリ『身軽』がテーマです。荷物を持ちたくないのでどんなときでも下着やインナー類は着ているものを含めて2枚しか持っていきません。
去年、3泊4日で河口湖のコテージに行きました。9月だったので日中はまだ暑く、モンベルのTシャツの上にコロンビアのマウンテンジャケットをたまに羽織るといった格好でした。
暑い時期なので当然のことながら汗をかきます。毎日着っぱなしというわけにもいかず、旅行中は着ていない方の1枚を常に洗って干して交換しながら使いました。
今愛用しているのはモンベルのウイックロンという名前の素材を使ったTシャツです。
ウイックロンってなんだよ?って思った方に、モンベルの公式解説がコチラです↓
自然な風合いを持ちながら、高い機能性を兼ね備えた快適素材です。表面はコットンのような優しい風合いを持ち、毛玉の原因となるけばを抑え、耐久性にも優れています。また、肌面はなめらかな肌触りと優れた吸水拡散性が合わさることで、抜群の着心地を実現しています。
・驚異の速乾性と通気性
肌面の十字断面型長繊維が汗を素早く吸水拡散し、驚異的な速乾性を実現。繊維自体にけば立ちが少なく、濡れても優れた通気性を発揮し、常に快適な着用感です。
モンベルではポリエステルを特殊加工した素材をウイックロンと呼ぶようです。
はじめてウイックロンTシャツ触った時は、一般的にポリエステルと呼ばれる素材の服とは全く違う感触でした。
モンベルウィックロンTシャツの着心地
このモンベルのウイックロンTシャツ、表面の手触りは若干ザラザラした感じです。
風通しがいいので着心地は涼しく、汗をかいてもペタっとしません。僕は暑い時期は大体これを選んでしまいます。
正直、デザインがお洒落かといわれればそうではありません。機能性がバツグンすぎて、ついつい着てしまうんですよね。ただ、よくある速乾Tシャツのように外見的にドライメッシュのようなスポーティな感じは一切ありません。外見は綿とさほど変わらなく見えます。
長野の上高地を歩きまわった時も、汗を吸ったあとにすぐに水分を飛ばしてくれる感じがしてめちゃくちゃ快適でした。
ウイックロンTシャツの速乾性について
いくら快適な服でも夏のような暑いシーズンは洗わないと連日着るには厳しいですよね。
公式ページではこのような実験結果がありました。
引用:https://webshop.montbell.jp/goods/disp_fo.php?product_id=1104962
でも、実際はどうなの?って思うはずです。こちらはあくまでも一定の条件が揃った中での実験ですからね。
次に、自分の体験を元に実際に使ってみた結果を書いてみましたので是非参考にして下さい。
手絞り・室内・8時間で7割乾く
僕は旅行の時はいつも風呂に入ったついでに服を洗います。洗った後は手絞り脱水のみ。大体夜22時くらいに洗い、朝8時に着る予定で干します。
前回行ったエアコン無しのコテージの屋内干しでは10時間では完全に乾きませんでした。大体7割乾きくらい。
窓を開放した半分外のような環境か、エアコンの近くであれば乾くスピードは早くなると思います。
洗濯機で脱水すれば3時間でパリパリ状態に
前述のように旅行時は手絞りなんですが、家で干す時は常に洗濯機で脱水をしてまして、この状態ですと3時間もあれば完全にパリパリに乾きます。ゲストハウス泊などで洗濯機(脱水機)がある場合はすぐに着ることが出来るというわけです。
また、旅行以外で速乾性が目立つシーンではアウトドアやスポーツ観戦があります。
僕は夏になると神宮球場へ野球観戦に行くのですが、ゲリラ豪雨などで雨に降られることが何度かありました。
その時は完全にずぶ濡れ状態。しかし、体温がドライヤー的な役割も果たしてくれたのか40~50分くらいしたら完全に乾いていましたね。こりゃスゴい!って思いました。
僕はモンベルでは速乾タオルも持っていて、こいつもめちゃくちゃ使えます。ウイックロンとこのマイクロタオルのせいで自分の中ではモンベル=速乾のイメージが完全に定着しています。
ウイックロンの速乾Tシャツと臭いの問題
1番気になるのはやはり防臭性です。
以前記事にも書いたモンベルのメリノウールの靴下は、臭いの面でビックリするような高性能を発揮してくれました。
ではウイックロンはどうか?といわれると、夏の時期に毎日のように連続で着ていないので同じ条件での検証はしてないのでわかりません。
条件は違いますが、以前長野県の上高地にハイキングに行った時の感想を例にあげてみましょう。
ハイキングの当日はずっと汗ばむような陽気で、昼前から3~4時間は外で活動してました。その後ウイックロンTシャツを嗅いでみたところ、メリノウールよりあきらかに臭いのうつりがありました。まあ綿などとあまり変わらない印象ですね。ちなみにメリノウールですと、生地に臭いがうつらない感じです。
ウイックロンは合成繊維ですから防臭性能はそこまで強くないのかもしれません。
防臭性を求めるのであればメリノウール素材のTシャツが間違いなく最強です。僕はメリノウールインナーのレビュー記事も書いていますので是非参考にして下さい。
モンベルウイックロンTシャツの値段
僕は恵比寿にあるモンベル公式ショップで買ったのですが、その時は3600円でした。安いプリントTシャツに換算すると3枚は買えてしまいますね。モンベルはアウトドアブランドの中でも安いほうなのですが、これは結構高い。
デザインにこだわりがなければ同じウイックロン素材で安いものがあるようです。
ちなみに速乾Tシャツで他にもいろいろ探してみたらこんなラインナップがありました。
(グリマー)glimmer 4.4oz ドライTシャツ 00300-ACT 031 ネイビー L
モンベルウイックロンTシャツの耐久性は?
暑くてもサラッとしていて涼しい。あと気になる点は耐久性です。
僕が使ってきた限り、耐久性は洗濯機で使っている分には全く問題ありませんでした。一度だけ河口湖旅行時、手絞りをしていたら「プチッ」と音を立てまして、糸が心配なことがありました。早く乾かすことを焦るあまりに強く絞りすぎていたのかもしれません。
手持ちのTシャツはもう1年半くらい着倒しましたが、「プチッ」事件の後も外見上ほつれはありませんでした。
うーん。やっぱりほつれは見当たりませんでした。
モンベル、強し。
あと、洗濯機を使わない脱水方法について、モテ貯金というブログを書いている姫姉様という方がこんなナイスアイデアを載せていたので貼っておきます。発想がスゴい!
車移動で野外料理したり、荷物を積める人はこのアイデアを存分に活用できるのではないかと思います。
これで暑い時期もモンベルのウイックロンTシャツで快適に過ごせますね!
速乾アイテムに興味のある方は是非まとめ記事も参考にしてみて下さい。
モンベルやウェア関連の記事ではコチラもオススメです!
【乾燥肌必見】モンベルメリノウールをパジャマにするとこんなにスゴい!