旅に持って行くのに軽い外部メディアを探しまくっているヒラノです。
先日、コスパの良さそうなSDを探していたところ、コレに当たったので即購入を決めました。
安いSDは他にも沢山あるんですが、過去に品質の悪い物を使っていてデータがすっ飛んだため、ノンブランド品は心配です。
サムスンは近年ノートPCの評判が良いですし、SSDのレビューを見てもかなり上位に食い込んできているので、信頼性が上がってきていると言えるでしょう。
そんなわけでとりあえずAmazonでポチポチっと購入してしまいました。
Samsung microSDXCカード 64GB EVO Plus 開封してみた
まずは届いたまんまの状態から。『10年保証』の文字があってなんとなく安心できます。
本体を取り出してみました。透明プラケースにSD標準のアダプタが付属してます。
ちなみに参考価格は3,000円くらいなので、1GBあたりで換算すると46.8円くらい。
SanDiskの並行輸入品でもっと安いのはあるんですが、ネット販売では偽物が多いために購入を断念しました。
SanDiskの場合は128GBですが、参考価格5,000円程度で、1GBあたりの換算では約39円です。
4K動画の書き込みも余裕
SamsungのEVO Plusの公式で書かれている読出スピードは100MB/s、書込は60MB/sと、SDカードの中ではそこそこ速い方です。
Mac Book Pro 2015に標準装備のSDカードリーダーを使い、ベンチマークソフトで速度検証をした結果はこちらです↓
書き込みは公称値よりも速い63.8MB/s。読み出しは87.4MB/sと、公称値よりも12.6MB/s遅かったです。
ちなみに、僕の持っているパスワード機能付きWestern Digitalの外付けHDDで同じテストをしてみたところ、こんな結果になりました。
書き込み99MB/s、読み出し100MB/sと、HDDとはいえまだまだSDよりも速いのが現状です。
ただし、microSDカードで大事なのは書き込みスピード。このくらいの速度があれば4K動画も余裕で記録できます。
Amazonの販売ページにもこのように記されています↓
4K UHD動画を遅延なく録画、再生が可能です。
もちろん、もっと転送速度の速いmicroSDは沢山販売されてます。サンディスクとかは古くはコンパクトフラッシュの時代から高速書込み対応モデルを多く出していて、プロカメラマン御用達なものが多いです。
が、素人が使う時に実用性があるか??と言われたら正直疑問です。全員が一眼レフの高解像度なRAWファイルを高速連写したいわけでないですからね。
データ容量もスピードも、大は小を兼ねるのは間違いないのですが、予算の問題があるのでコスト面で辛くなるのは必須。
高速なSDカードを買うなら、そのぶん一眼レフの予算を上げて、書込をサポートしてくれるバッファ機能が付いてる物を選んだ方が確実に幸せになれます。
UHS-Iは高速でそこそこ使える
SDの規格って『Class』とか『UHS』とかいろいろありますよね。
最近では『ビデオスピードクラス』なんてのも出てきてもうホントわけわからないって人も多いんじゃないかと思います。
コレに加えて従来のSDにプラスしてSDHC、SHXCなどと、どんどん名称が増えてます。
単純に言うと、『Class』とか『UHS』ってのは転送速度、つまり書き込みとか読み出しのスピードの規格を表していて、『SD』『SDHC』『SHXC』というのは2GB、64GBとかの容量の限度を示しているものと考えればラクです。
このあたりはごちゃごちゃしててホントわかりずらいんですが、フルHDで60fpsの動画や4K動画を扱う場合はUHS-Iを選んでおくと後々トラブルに見舞われることが少ないです。
ドライブレコーダーにもオススメなmicroSDXCカード
最近はドライブレコーダーを積んだ車が多いです。親戚のおっちゃんの車とかに付いてると「おっ、普及してるな」と思います。
ドライブレコーダーのメディアはmicroSDを使った物が多いですが、とりあえずで購入した16GB程度の容量の物だとすぐにいっぱいになってしまいますよね。
特に高画質モードにするとすぐに容量が無くなります。ドライブレコーダーは基本的に容量がなくなったら最初に戻って上書きしながらグルグルとリピートで録画するんですが、容量が少ないと短い時間しか記録することができません。
今は4Kなど解像度の高いカメラが多く、加えてfps(いわゆるコマ数、1秒間に何枚の画を描写するか)を増やせるタイプの物が増えてきたので、最高画質モードでは長時間の撮影に耐えられません。
最近では60fpsは当たり前になってきて、YouTubeでも普通にヌルヌルな動画が観られるようになりました。
動画の性質上、高画質から低画質にダウンコンバートすることはできますが、低画質から高画質にすることはできないので、保存が前提であれば、なるべく高画質で録画しておいた方が後々何かあった時に役に立ちます。
今回購入したSamsungのmicroSDにも大まかな記録目安が付属の説明書にデータ量と時間として書かれていました。
64GBの場合、4Kだとおよそ3時間記録することができるようです。
僕が持っている一眼レフのRAWモード(現像前のファイル。1枚30MBくらい)ですと2.0K=2000枚撮影可能と表示されていました。
僕の場合、1日中撮影しまくっても枚数は1,000枚くらいなので、これで十分です。
Nintendo Switchの動作確認済みmicroSDである
最近ではゲーム機にもmicroSDが使われるようになりました。
安価で大量にデータ記録できるので、ゲーマーにも優しい時代です。昔は某メモステとか高すぎて手がでませんでしたが、本当に良い時代になりました。
で、こちらのSamsung EVO PlusはNintendo Switchの動作確認ずみのmicroSDとなっております。
ゲームに使いたい方にもいいですね。基本的にSDカードってそこまで相性問題はないんですが、極稀に使えないことがあるので、『これなら使えるよ』っていわれるだけで安心して購入することができます。
最後に
microSDは小さくて無くしやすいので、沢山使い分ける場合は専用のケースを選ぶといいでしょう。
僕はmicroSDケースを100均で売ってるピルケースで代用してたりしますが、動くと中でカラカラと動くので耐久性的に不安です。中で動かないケースを選んでおくと安心できます。
以上、高速でコスパ最高なmicroSD、Samsung microSDXCカード 64GB EVO Plusのレビューでした!
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