どうも。もうすぐアラフォーになるアラサーブロガーのヒラノです。
20代の頃、うつ病を患って毎日暗い日々を送っていた僕は、どうせもうすぐ死ぬならどこかに行ってみようと決意し、1人旅に出ました。
その1人旅をきっかけにどういうわけか体調が回復してしまい、生き残ってしまった!さあどうしよう!?というやや困惑した状態になったわけです。そこから僕の1人旅ライフがはじまりました。ちなみにそれまでは旅行嫌いでした。
基本的に僕の旅行スタイルはざっくりとこんな感じです。
・気に入った場所に何日か滞在。1つの拠点あたりの滞在日数は1週間以内。
・3〜5箇所の拠点を回って帰ってくる。トータルで2週間〜3週間くらい。
・荷物は最小限。着替えは1着のみ。
・ホテルは泊まらず、ランドリーなどのサービスは使わない。
一言でいうと『節約旅行』のカテゴリに入るでしょう。貧乏旅行ともいいます。
旅行や移動といっても、例えば仕事で出張するビジネスマンならばそんなに激しく拠点を移動しないし、そういった方の場合は金銭的なゆとりもあるハズ。大抵は3日以内に帰るパターンがほとんどかと思います。
この場合、基本的に舗装された道や街の移動だけなのでスーツケースで移動しても苦になりません。
僕のように2〜3日くらいで一箇所を移動し、絶景ポイントなどにもいき2〜3週間戻らないようなアウトドア寄りの旅のスタイルですと、スーツケース移動はキツいですし持っていくグッズはかなり限定されます。
今回は僕のような旅行スタイルが出来る方。つまり自営業さんやニートさん、仕事と仕事の間の長めのすき間時間などで旅行する方に向けて、めちゃくちゃ役立つ便利グッズ達を紹介します!
オスプレー ファーポイント40
まず必要なものは旅行グッズを入れる物です。僕がバックパックを買う前はビニール袋をバッグとして愛用しておりました。
本屋で雑誌なんかを買った時にもらえる強度の高いビニール袋がありますよね?あれです。
ぶっちゃけますとビニール袋1つでも旅行はいけます。今でも温泉旅行などでしたらビニール袋1つで行ってしまうこともあります。
しかし、長旅での天候などのトラブルなんかを想定するとどうしても荷物は増えてきます。
僕の場合、大型スーツケースでは移動がしにくいのでバックパックを使用しています。オスプレーのバックパックが2〜3週間の旅行に超オススメなんですよ。
アラサーになると体力も若干落ち気味になります。僕なんかはまだまだ動けるほうですが、10代や20代の頃のような無尽蔵なエネルギーはありません。また、回復も遅くなります。
僕は大体、8kg〜9kgの状態で持ってます。装備8kg、携行食やドリンクなどを入れるとプラス1kg程度でトータル9kgです。
15インチのノートPCが重いのと、後述するアウトドア用の就寝パッドを持ち歩くのでこのくらいになってしまいます。
9kgって普通に持つにはかなり重たいですよね。僕も肩ベルトだけで持つと長時間はキツいです。
でも、オスプレーのファーポイント40にはクッション性の高いウエストベルトが付いているので、これによってかなり体感重量が軽くなるんですよ。
チェストベルトも付属していて、これを締めるだけでも1〜2割くらい軽く感じます。さらにウエストベルトをきつく締めるとプラス2割程度は体感重量が軽くなるので、だいたい全体の6割〜7割くらいの重さに軽減されます。
大まかな目安として、9kgなら6kg程度の体感重量になるんですよ。1リットルのペットボトル3本ぶんと考えたらなかなかのものじゃないですか?
これはどういうことかというと、バックパックを身体に密着させ、背中全体と腰まわりの筋肉を効率よく使うことでうまく荷重を逃しているんです。だから体力の無い人でも楽々に持ち運びが可能です。オスプレー、素晴らしい知恵ですね〜。
9kg程度のフル装備でも、旅行のお土産を入れるスペースのゆとりはあるので手提げの荷物を持ったことはありません。
あと、このオスプレーのバックパックはLCCに乗るサイズという点でも評価が高いです。
LCCは7kg制限が多いので荷物を減らす工夫は必要ですが、3辺の容量的には問題ありません。
会社 | 大きさ | 重量 | その他 |
---|---|---|---|
Air Asia | 56×36×23(cm) | 7kg | あり |
Jetstar | 56×36×23(cm) | 7kg | あり |
Vanila Air | 56x36x23(cm)以内かつ、3辺合計が115cm以内 | 10kg | あり |
Peach | 55×40×25(cm)以内、3辺合計が115cm以内 | 10kg | あり |
Scoot | 54×38×23(cm)以内、3辺合計が115cm以内 | 7kg+3kg | なし |
Cebu Pac | Airbus:56x36x23(cm)、ATR/56x35x20(cm) | 7kg | 不明 |
HK express | 56x36x23(cm) | 7kg | あり |
春秋航空 | 56×36×23(cm)、3辺の合計が115以内 | 5kg | なし |
Tiger Air | 54x38x23(cm) | 10kg | あり |
引用:http://www.gotravelife.com/2015_lccbag/
絶景ポイントなどを含むアウトドア寄りな旅の場合、このバックパックはめちゃくちゃ役に立ってくれます。
オスプレー ファーポイント40のメリットとデメリット
【メリット】
・メイン室、PC&ガジェット室のジッパーにカギがかけられる(ポテチ空け防止)
・外側のメッシュドリンクホルダーに傘なども収納できて濡れものもへっちゃら
・PCの専用収納があってクッション性バッチリ。15インチサイズまで対応
・ウエストベルトがしっかりしているので、重量がかさんでも軽々と背負うことができる
【デメリット】
・内ポケットの数が少ない
・バックパック本体の重量が1.3kgとやや重め
・防水ではないのでレインカバーが別途必要
体力的に心配だけど、PCを含むある程度の容量の荷物を持ち歩きたい方、バックパックにはカギもかけたいという方はオスプレーのファーポイント40一択ですよ。
モンベル マイクロタオル
日本人であれば、大抵の人は風呂やシャワーに毎日入りたいはずです。僕もそうです。
旅行中は2日に1度という時もありますが、正直心地いいとはいえませんよね。
僕が宿泊する場所はゲストハウスなどが多くホテルには泊まらないので、バスタオルがいつでも使える状態にあるとは限りませんし、そもそもバスタオルはかさばるのでなるべく持ち歩きたくないんですよ。
それでコンパクトなヤツを探した結果、これになりました。
これ、本来の目的である移動中のハンカチやタオルとしても使えますし、夜はシャワーや温泉に持ち込んでバスタオルとしての機能も果たす万能なヤツなのです。
ゲストハウスや漫画喫茶のシャワー室でササっと出せて朝には乾いているこのフェイスタオルは本当に重宝してます。
速乾性能はマジで神クラスです。
モンベル マイクロタオルのメリットとデメリット
【メリット】
・軽量&コンパクト
・めちゃくちゃ頑丈
【デメリット】
・ハンカチとして使うと見た目が悪い
今のところ、コンパクト&軽量&速乾という意味でこれに替わるグッズはありません。今回紹介するグッズの中で1番使用頻度が高いです。
もちろん普段使いもできますので、1枚持っていると何にでも使えてしまうスゴいヤツです。
モンベル トレッキングアンブレラ
こちらは急な天候の変化に対応するためのグッズです。
旅行日程で雨が振らなければ必要ないのですが、僕は行きたい場所に行きたい性格で、いちいち天気を気にしながら移動したくないんです。
なので、常に折りたたみ傘をバックパックに入れるようにしています。
モンベルのトレッキングアンブレラという登山用の傘でして、こいつは150gと軽いためずっと携帯していても苦にならないんですよね。むしろ軽すぎて心配になるレベルです。ヤバいですよこいつは。
撥水機能は以前持っていた折りたたみ傘とは比べ物にならないほど良いし、布の頑丈さという意味でも登山用という安心感があります。
モンベル トレッキングアンブレラのメリットとデメリット
【メリット】
・150gと超軽量
・サイズ感もコンパクト
・風にあおられてもビクともしない
・先端についているコードが使える
【デメリット】
・広げるのにコツがいる
・折りたたみ傘としては高価
・幅広ではないので足元は濡れやすい
・柄の部分が短い
モンベルのトレッキングアンブレラは絶景に行くようなシーンでも使えますし、軽量コンパクトなため移動にLCCを使うような場面でも必ず役に立ってくれます。
もし、あなたが今折りたたみ傘に悩んでいたら絶対にコレしかないです。そのくらい自信を持ってオススメできます!
リーフツアラー
旅行中は1着しか肌着を持っていかないため、毎日洗濯をしています。
そんな僕にとってリーフツアラーは『洗濯乾燥機』の役割を果たしています。
肌触りもよく、バスタオルとして使ってもいいのですが、旅行中はそんな贅沢な使い方はできません。あくまでも乾燥のためのグッズとして持ち歩いています。
漫画喫茶に宿泊の際、タオルケットなどが借りられない場合はリーフツアラーをかけて寝ています。
アラサー男子ならば肌着が1組でも耐えられるという計算のもと、実際にリーフツアラーを使ったレビューも書きました。
1週間ほど自宅で乾燥器具としてのみ使用してみたところ、洗濯機がなくても全く困ることはありませんでした。
リーフツアラーのメリットとデメリット
【メリット】
・吸水性が良い
・乾燥のスピードが驚異的
・バスタオル、乾燥器具、寝具としての3機能を備える
【デメリット】
・かさばる
・重い
・コインランドリーなどがいつでも使える状況なら必要ナシ
リーフツアラーは用途が多いので、しばらく手離せないグッズになりそうです。
洗濯など自らの手で済ませてやるわ!というワイルドなアラサー男子の一人旅には必須アイテムです。
キャラバン トレッキングシューズ ゴアテックス
旅行中の足元は案外手を抜いてしまいがちです。
以前は履きやすさから、オニツカタイガーのスニーカーばかり履いていました。
旅行中に岩場や軽い登山なんかをしたくなった時に、普通のスニーカーだとすぐに疲れちゃいます。
ついでに雨なんか降ってきた日にはもう最悪ですよね。
ゴアテックスという名前を聞いたことのある方もいると思いますが、ゴアテックス素材を使用した靴はかなり高価です。
素材そのものが超絶に高いんです。良いブランドになると、スニーカーなら3足くらい買えてしまうものもざらにあります。
僕は最初はこんなハイテク素材の靴を買うつもりはありませんでした。新宿のアウトドアショップに買い物に行った際、国産メーカーのゴアテックス靴でお手頃なのを教えてもらってからこれを履いてます。
デザイン的に一見ガチ登山っぽい靴に見えるんですけど、履いてみると底が柔らかいので、台風などで大雨の日にはかかせない靴になってます。
以前、雨が降る中、御柱祭という祭りに参加しました。足元には泥の水たまりがそこかしこにある状況です。
早朝から17時頃までガッツリ動いて、泥や雨にまみれて蒸れまくっているハズの足元がスッキリさわやかだったんです。
これはちょっとびびりました。ゴアテックスってそんなにスゴかったんだと思いましたね。こりゃ高級素材なのも納得です。どうして今まで買わなかったのか。。。機会損失がハンパないです。
キャラバン トレッキングシューズ ゴアテックスのメリットとデメリット
【メリット】
・ゴアテックスの割に安い
・大雨でも浸水ゼロで、靴の中は快適そのもの
【デメリット】
・やや重い
・デザインがゴツいので平日の都心の電車などでは若干浮く
・他の高級登山靴のようにソールの張り替えはできなそう
僕は人目があまり気にならないので、デメリットといえば重量的にちょっと重いという点でしょうか。履いていれば慣れますが、晴れているて暑い日のためにビーサンを1つバックパックに忍ばせておくと更に快適になります。
安くて歩きやすいゴアテックスの靴を買うならキャラバンはマジでいいですよ!
モンベル U.L.コンフォートシステム パッド150
お金がない時や宿が見つからない時にどこでも寝ることができたら便利ですよね?
2〜3日で拠点を移動する場合は効率良い体力の回復のさせ方がポイントになります。
ゲストハウスや友人の家などで横になって寝られる場所なら申し分ありません。
これが横にならずにベンチなどで寝てしまうと熟睡することができないので、ダメージが蓄積して旅行のパフォーマンスが激落ちします。最悪、風邪をひいたりすることもあります。そうなると時間もお金も大幅にロスすることになってしまいます。
僕はモンベルのマットレスを購入してからそういった環境での回復力がかなり上がりました。
野宿や布団が無い場所での睡眠パフォーマンスを落とさないようにこのモンベルのエアーマットレスを使ってます。
僕の場合、普段寝る時にもこのマットを使っていますが、もちろん旅行やアウトドアにも使うことができます。むしろそれ用です。
こいつを使えば、硬いフローリングも一瞬で快適なベッドに早変わりするんですよ。そりゃちょっと大げさだろ?って思った方もいると思いますが、一度寝てみたら快適さがすぐにわかりますよ。
家や街中でも使えますが、やっぱり外が1番です。
モンベル U.L.コンフォートシステム パッド150のメリットとデメリット
【メリット】
・軽くてコンパクト
・家でも外でも使えるから荷物の総量を削れる
【デメリット】
・少しでも穴が空くとマットとしての意味がなくなる
・人によっては幅が狭い
幅が50cmと狭いので、僕は寝方を変化させました。
そのまま寝返りを打つとパッドから身体がはみだしてしまって痛いので、身体の軸を中心にその場で回転する感じで寝返りを打ってます。
1週間くらいでストレスを感じることなく熟睡することができる身体になりました。
こいつを持って芝生の上で寝転ぶのがめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。
『どこでも快適に寝られる安心感』をこれを携帯するだけで得られるってのが何よりも素晴らしいです。
モンベルのコンフォートシステムパッドを敷いて、コンクリートの地面を高級ホテルのマットレスにしてみませんか?
アラサー男の1人旅ならすぐに元が取れます
体力的にちょっと自信の無いアラサー男向けグッズということで駆け足で紹介させていただきました。
お洒落よりも機能性重視&経済面重視のグッズ達です。
貧乏旅行スタイルだとどうしても快適性を上げるためのグッズが必要になります。また、持っていけるグッズも限られます。軽量でコンパクトなアイテムは
今回紹介したグッズは仮に全部購入したとしても、ホテルに連泊することを考えれば一瞬で元が取れますよ!