貴方は、バックパックやリュックを選ぶ時、なにを重視しますか?
デザインはもちろん、収納力や背負い心地も重要ですよね。今回の記事、特に荷物が多い人には必見です!
デザインに優れていながら、たくさんの荷物を収納でき、さらに体への負担が少ないバックパックを厳選した2ブランドをご紹介しましょう。
筆者はバックパックマニア!きっかけは、北欧生まれの《ボブルビー》
急に「おすすめのバックパックを紹介する!」と言われても、素人におすすめされても・・・と困惑されることでしょう。そこで、簡単に筆者のプロフィールを、ご紹介します。
まず、宣言します。私は、生粋のバックパックマニアです!
現在37歳のデバイスエンジニアですが、約20年間、様々なブランドのバックパックを背負い、自分の背中と腰で、その背負い心地を確かめてきました。
10代の頃―それは2000年頃ですが、当時流行していたスウェーデン生まれの『BOBLBE-E(ボブルビー)』のファンになり、自由が丘にあったコンセプトストアに通い詰めました。ところがストアが閉店するともに、バックパック難民に・・・。
ちなみに、一時、ブームが落ち着いた『ボブルビー』ですが、20周年を迎えた2017年頃から、バイカーやサイクリストの間で、その安全性とデザイン性が注目され、再ブームが到来しています。
あらためてオフィシャルサイトを見ると・・・シャープなハードシェルシリーズに心惹かれます。
出典:http://boblbee.jp/《BOBLBE-E公式サイト》
バックパック難民になった私は、雑誌やファッション情報サイトで、デザインの気になるものをチェックして、販売店に足を運び、片っ端から背負いました。
ブランド名はふせますが、デザイン性は優れていたのに、実際に荷物を入れて、使い続けると、肩こりが酷くなり、背中が痛くなり、体が悲鳴をあげる・・・そんなバッグパックもありました。
荷物が多い方なら、そんな失敗談も経験されていることでしょう。
何度かの失敗を経て、デザイン性と機能性が両立するバックパックに出逢いました。そして今、荷物の多い皆さんに「このバッグがいいよ!」とお伝えしたいのです。これで、説得力が増したでしょうか(笑)
それでは、いきましょう!
まるで移動オフィス!ビジネスの必需品が何でも入る《アッソブ》
現在の30代のビジネスパーソンは、時間や場所に縛られない働き方を実践している方も多いことでしょう。
私もオフィスはありますが、打ち合わせも多く、ラップトップPCや書籍、充電器やケーブルなどのデジモノを大量に持ち歩いています。
そんな時、活躍するのが、『AS2OV(アッソブ)』のバックパックです。
アッソブ ブランド紹介
まず、『アッソブ』のブランド紹介をしましょう。
大阪に本社を置き、2013年よりスタートした『UNBY(アンバイ)』が手掛ける、日本発のバッグブランドが、『アソッブ』です。
出典:https://www.unby.jp 《アンバイ公式サイト》
メンズバッグで人気を博した『master-piece(マスターピース)』のディレクターであった冨士松大智氏と、デザイナーチームが、ブランドを立ち上げ、高い機能性を持ちながら、ファッションとしてコーディネートできる、デザイン性の高いバッグを送り出してきました。
CORDURA DOBBY 305D
筆者が原宿の直営店『アンバイストア』で購入したのは2年ほど前のこと。
従来、人気の高いCORDURA DOBBY 305Dをベースに、ポケット部分にホワイトのファブリックを使用したX-PACシリーズに一目惚れしました。
現在はX-PACシリーズは完売しているので、ベースとなったCORDURA DOBBY 305Dをご紹介しましょう。
《CORDURA DOBBY 305D》
https://www.unby.jp/products/detail.php?product_id=70264409
ドラえもんの四次元ポケット並になんでも入る、ポケットの数々!
特に30代の男性が直面するであろうビジネスシーンにイチオシの理由は、PCを収納できるポケットが実装されている点。
厚みのあるクッション素材を使用しているので、衝撃に弱い電子機器もしっかりと守ってくれます。
さらに収納ポケットの数を、数えてみました。
メインの収納スペースは、ガバッとあいて、書籍やデジモノの収納ケースも、ガンガン入れることができます。外装のポケットは、大小あわせて6点!
ホワイトのポケット部分を開くと、ペンや手帳を収納できるスペースがあり、サイドポケットには、ドリンクホルダーとして使ったり、折りたたみ傘などを収納できます。
さらに、細かい点ですが、ハーネスとウェストにも、1点ずつポケットがついています。スマホや鍵などを入れて、サッと出すのに、使い勝手がいいですよね。
実際どれだけ収納出来るの?!
これだけの収納力!ビジネスに必要なものを、全て持ち歩けるといっても過言ではありません。
ちなみに、ある日の仕事帰りに、どれだけ収納しているのか、すべて出してみました。出るわ出るわ、この荷物!!
ちなみにこの日の荷物は、20kgありました(苦笑)
これだけの荷物を背負っても、背中や肩に負担がかからないのは、背面とショルダーパッドに、しっかりとしたクッションが入っているため。
この機能性の高さは、ぜひ皆さんに、実際に背負って体感していただきたいです。
《UNBY STORE情報》
https://www.unby.jp/user_data/store.php
店舗に足を運べない方も、公式のオンラインショップや、ZOZOTOWN、Amazon、楽天などで購入できるので、御覧ください。
ビジネスシーンでイチオシのアッソブですが、ブランド自体は、ビジネスに限らず、アウトドアやデイリーユースのバッグも数多く提案しています。
また原宿にある『アンバイストア』では、セレクトされたアウトドアグッズも数多く販売されており、今年キャンパーデビューした筆者としては、アソッブをキャンプ用に使い回そうと思ったのですが・・・
購入したX-PACシリーズは、ホワイトパブリックを使用しているので、その部分が汚れやすいのです。(本体素材のブラック部分は、特殊ポリエステルを使用しているので、汚れや摩擦には強いのですが・・・)
そこで筆者の場合、アウトドアには、こちらのバッグを利用しています。
ソロキャン・ファミキャンに大活躍!最大65Lの大容量バックパック《MISSIONWORKSHOP》
ここ数年、増え続けるキャンプ人口。
アラフォー世代ならもはや説明の必要すら無いかもしれませんが、90年代に流行したファミリーキャンプを経験した世代が大人になり、ソロキャン(1人キャンプ)やファミキャン(ファミリーキャンプ)、グランピング(贅沢キャンプ)など、様々な形でアウトドアを満喫しています。
筆者の場合、キャンプとは無縁の子供時代でしたが、昨年放送された深夜アニメ『ゆるキャン△』にハマリ、ついにキャンパーデビューを果たしました。
そしてキャンプの時に、欠かせないバックパックが、アメリカ生まれのブランド『MISSIONWORKSHOP(ミッションワークショップ)』です。
ミッションワークショップ ブランド紹介
2009年、アメリカのバート・カイザー氏とマーク・ファルバイ氏により、立ち上げられたメッセンジャーバッグブランド。
自転車を移動手段として生活している人達に向けて、機能的であり、洗練されたデザインのバッグを生み出すことをミッションとしています。日本では、2010年より販売。
折しも盛り上がりをみせていた自転車のブームを背景に、「耐水性と耐久性に優れ、収納力が桁違い!」とサイクリストの間で、熱い視線を集め、瞬く間に人気ブランドになりました。
出典:https://missionworkshop.com 《ミッションワークショップ公式サイト》
筆者が、『ミッションワークショップ』のバッグを購入したのは、5年ほど前のこと。
拡張できるメッセンジャーバッグという口コミに触れ、ブランドを調べて行くうちに、最大65Lもの大容量を収納できるバックパックに目が留まりました。
日本では発売されているものの、『ミッションワークショップ』の直営店はなく、都内の自転車関連のセレクトショップを巡り、その背負い心地の良さを確認しました。
当時は、入荷待ちになっているシリーズやカラーも多く、入荷未定だった『The Vandal』のグリーンを、アメリカから取り寄せることにしました。(当時は円高で個人輸入もお得な時期でした)
今はAmazon等で3万円とちょっとで購入できるようです。
シリーズは異なりますが、『ミッションワークショップ』の魅力が分かる動画が、公式より公開されているので、その格好良さを確認してください。
《ミッションワークショップ動画》
タウンユースから、アウトドアや旅行にも実力を発揮する拡張性
まずこの写真を、御覧ください。
こちらは、なにも荷物を入れる前の状態。完全にフラットな状態で、まったくかさばらないのです。
例えば、混み合った電車の中で、大きなリュックを背負ったままでいる人・・・人に当たっても気づかず、周囲の人達は、「せめて足下に降ろしてくれ」と苦々しい気持ちでいるかもしれません。
けれど『ミッションワークショップ』のバックパックなら、タウンユースで、さほど荷物の少ない時にはフラットに、そしてアウトドアや旅行など、荷物が多くなるほどに、必要なサイズまで拡張することができるのです。
どれだけ収納できるのか・・・最大65L収納の実力がこちら!
先ほどのフラットな状態から、ここまで拡張できるのかと、改めて驚かされます。
ちなみに、これは、つい先日、家族とキャンプに行ってきた時の荷物です。妻から「あれとこれを入れて。あ!まだ入りそう!じゃあこの荷物も!」と手渡されたものを、ガンガンと入れていきました。何が入っているのか、出してみましょう。
卓上コンロ、ランタン、衣類、BBQ道具・・・。大人2名、子供2名のファミキャンだったので、もちろん他にも荷物はあるのですが、ソロキャンなら、十分このバックパックだけで収まるのではないでしょうか。
実際、キャンプ場で見かけたキャンパーの人で、『ミッションワークショップ』を背負い、バイクに乗って遊びに来ていた人もいました。
「こんなに大荷物を背負って、バイクや自転車に乗って、大丈夫なのか?」と不安に思った方もいるかもしれません。
しかしながら、そのベルトには、ハイスペック&クオリティが高い、アメリカ製のミリタリー仕様のものを採用。その丈夫さは折り紙付きです。
さらに胸元のチェストベルトや、腰回りのウェストベルト(こちらはオプション)で、がっちりと固定できるので、肩や背中に負担がかからず、これほどかさばる荷物を背負ったままでも、バイクや自転車に乗ることできるのです。
ミッションワークショップの取扱店舗
さきほどもお伝えしましたが、『ミッションワークショップ』には、直営店がありません。販売店としていくつか品揃えの多い取り扱い店舗をご紹介しましょう。
《SUNWEST(サンウェスト》》
都内3店舗と、オンラインショップで取り扱い。
https://www.sun-west.co.jp/missionworkshop
《vic2(ビックツー)》
実店舗の吉祥寺店と、オンラインショップで取り扱い。
http://shop.vic2.jp/category/1665.html
その他にAamazonや楽天、ZOZOTOWNなどで購入することもできます。リュックやバックパックは直接質感を確かめたほうが絶対にいいとは思いますが、値段だけならネットのほうが安いです。
最後に
ビジネスとアウトドア、それぞれにお薦めのバックパック2選をご紹介しました。荷物の多い皆さんは、早くも物欲をかき立てられているのではないでしょうか?
私の個人的な意見ですが、オンラインショップで、デザインが良くて、単に軽いバッグパックを購入するよりも、実店舗に足を運んで欲しいと思います。
その際は、必ず普段入れる荷物を持参してください。空の状態ならどんなものでも背負いやすいと感じてしまうでしょう。きちんと荷物を入れた状態で、バックパックの重心の位置や、背中へのフィット具合を確かめれば、バックパック選びで失敗することはありません。
どんなシーンで、バックパックを背負うかは、貴方次第。ライフスタイルに合わせたバックパック選びを楽しんでください。
この記事を書いた人:TKR