どうも、岡山移住ブロガーのヒラノ(@gonkichi331)です。
最近、『ミニサイト』と呼ばれるサイトの運営方法が気になっていて、ついつい読んでしまいました。
僕はもう一つ、コンドーム専門ブログを運営していますが、このジャンルは元々はこちらのブログで書いていました。
ところが、規約違反等の諸事情によりジャンルごと別のブログにスピンアウトしたら、このコンドーム専門ブログのPVが3〜4倍まで跳ね上がったんです。
それって記事数多いからでしょ?って思われた方もいるかもしれません。ところが、僕の場合は新しいドメインを取り、移行した時点でたったの7記事しかありませんでした。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
↑の移行について。
これは、雑記ブログ→専門ブログへの移行という形でした。
これを、雑記ブログ→サイトとして運営する方法があると聞いて興味を持ったんですよね。しかも、一般的なサイズのサイトではなく『ミニサイト』と呼ばれる小規模のものです。
ちなみに、タクスズキさんという方のブログ記事が情報源になり、僕はこの本にたどり着きました。ブロフェス行けばよかったなあ。
この本は、ブログやサイトを全然やったことのない方にも初心者目線で書いてあります。めちゃくちゃ読みやすいです。
僕のブロガーとしての目線から、ブロガーがミニサイトを作る上で大事な箇所をピックアップさせてもらいました!
ブログと違いミニサイトは期限を設定する
ひとつのサイトをつくる時には、いつまでに完成させるか期限を必ず設定します。短いものでは1〜2週間、長い場合で2ヶ月ほどでしょうか。短時間の制作が可能だと、同じ時間でひとつだけでなく複数のミニサイトを作ることができます。
ブログは基本的に制作期限がないので、ミニサイトとの1番の違いはここだなと思いました。
むしろ、情報を凝縮し短めの制作期間でまとめたほうがいいとのこと。
ブログというのは、書き手の生き方そのものが詰まっていて、そこが魅力だと僕は認識しています。
生き方に制作期限は設けることができません。その点、ミニサイトは1〜2週間できっちり仕上げて次のサイトを作ることにより、PVや収益のリスクヘッジを取ることができます。
また、ブログは基本的に更新し続けなくてはいけないものなので、制作に完成のあるミニサイトは達成感を得やすいと思います。
ブログ記事の棚卸しをするべし
時系列的に記事を書き溜めていくスタイルのブログでは、初めて訪れた訪問者は、いったいどこからどう読んでいけばいいか迷う場合もあります。例えば、そのテーマについて基本から学びたい人に、おすすめの記事だけを抜き出してミニサイトにしてみるのもありでしょう。特定カテゴリを丸ごとスピンアウトさせるのも面白いと思います。
ブログの弱点は、ズバリ、記事が埋もれてしまうことです。ユーザーにとって役に立つ情報が書いてあってもどこにあるかわかりにくい。
僕のこのブログもそうですし、他の人のブログも、例えばどんなにPVを稼いでいて文章力のある人でも、ブログという形式をとっている以上は性質上これは仕方ないんです。
先程も申し上げましたが、僕は1つのジャンルを『棚卸し』して、雑記ブログから専門ブログへの移行をやったことでPVを大幅に上げることができました。
僕の場合はミニサイトではなく、ブログへのスピンアウトですが、情報をまとめて編集すればミニサイトを作ることも可能です。
ライバル不在の穴場を探せ
ミニサイトは初期段階で「勝てるテーマ」、つまりオンリーワンになれるテーマを探すことに重点を置くことによって、キーワードで検索される順位を競わなくてもいいようにすることが大切です。この切り口ならライバル不在だという穴場を探して下さい。
『ライバル不在の穴場を探す』こと。これが本当に難しいんですよね。
ブログの世界でもそうですが、知識や情報という意味では、近い属性で自分よりも上位互換な人間はザラにいます。だから、同じ知識量では絶対に勝てません。
そこで、テーマの絞り込みが必要になるのですが、絞り込みのコツはやはり日常生活にあると思っております。これはどういうことかというと、日常生活で自分が足りないと感じる部分がミニサイトの制作において特に役に立つんです。
例えば、こちらのクラフトビール東京のミニサイト。
この方は2011年にクラフトビールにハマり、ネットや本で情報を探したところなかったので自分でサイトを作ったそうです。
クラフトビールって今でこそ確率されたジャンルですが、数年前はぶっちゃけマニアックでした。
僕も名前だけは知っていましたが、実際に飲めるお店は知らなかったです。そういう意味で、そこに着目したこの方は特異性があります。
ミニサイトを作る上で大事なキーワードは、こういった『地域性』と『特異性』だと僕は考えています。
このうちの『地域性』というのは日常生活と強く密着していますよね。
僕は特異性を探して東京から岡山に移住したという理由もあり、ライバル不在の穴場を探すという点で、この辺はかなり参考になりました。
サイト名はひねりすぎるな
ブログと違ってリピーターを前提にしていないため、それほど個性的・エッジの立ったものにする必要はなく、むしろ無難すぎる名前で安心・信頼してもらうほうがいい
僕とか、まさにこれにハマってます笑
先程も言ったように、ブログは生き方が濃く反映されるので、どうしてもエッジの立ったものになります。
このブログ名も、元メンヘラのヒラノだからメンヒラという名前にしたんですけど、これもそろそろ変えようかなあと思ってます。
主に情報源やノウハウの元として活用するミニサイトにおいては、わかりやすさがベストとのこと。
これとか超わかりやすいですよね↓
サイト名がそのまま「この情報がこのサイトにのってます!」というPRになってます。ミニサイトはこういう形がいいとのこと。
なぜなら、ユーザーは情報が欲しくてそのキーワードで検索してサイトなりブログに来てくれているわけですから、他の情報なんかどうでもいいんです。
僕も、東京に旅行に来ていて、例えば「低予算 ホテル 東京」とかで検索してこのサイト名のページにヒットしたら、4〜5ページは確実に閲覧するでしょう。あ、このサイト自分のことわかってくれてるなという感じになります。
ブロガーは気づくとエッジを立てるクセがありがちなので要注意です!
最後に
この本は、初心者目線ということで、キーワード選定の方法などについてSEO的な解釈では触れられていませんでした。
このあたりは、実際にサイトを作り、公開してしばらくしたら検索クエリなどをみながらやりましょうってなスタンスで書かれていると僕は思いました。
正直、最初はピンとこないですからね。キーワードとSEOの関係ってのはブログなりサイトなりを運営しているうちにだんだん感覚でわかってくるものです。
個人的には、3ヶ月めくらいからSEOについての勉強をやればいいんじゃないかと思ってます。記事はいくらでもリライトできますからね。
最後になりますが、僕はこの本の『ほったらかしでも月10万円』ってキャッチコピーに超しびれました。こんなの出たら買わずにはいられないですよね。
内容も噛み砕かれてますし、実は初心者向けのようで核心を突く内容がかなり盛り込まれています。このへんは、長年サイト運営された方ならではの切り口です。
正直いって、この本をオススメしたらライバルが増えてしまい、いざミニサイト作ろうって時に自分が困りそうな気がしました。
まあ、この本に書かれている『訪問者にとって役立つミニサイトを作るべし』という精神にのっとり、泣く泣く紹介させていただきました。
記事いっぱい書いても全然売れないよ!ってブロガーで、あまり読まれていない情報系の記事があったらリライトしてミニサイト作ってみたらどうでしょう?