モノマネ芸人が大好きなヒラノートです。
先日、神無月さんのモノマネライブを観てきました。結論からいうと腹筋が完全に崩壊するほど最高でした。

モノマネ芸人って世間的には安っぽいイメージがありますが、生で観ると本当に洗練された素晴らしい芸だなーと思います。
ちなみに以前観覧したことのあるコロッケさんもスゴかったです。
今回はモノマネについてのネタです。
じゃなくて、、、『自分オリジナルをどうやって見つけるか』という話です。
最初はみんな人のマネから入る
最初は誰しもが真似からはじまります。
子供の言語習得も親や周りの大人の真似から入りますよね。
私は中学生頃からギターを弾きはじめましたが、最初は有り物の曲のコピーから始まりました。
具体的にはL’Arc~en~CielとかLUNA SEAとかGLAYとか、、、全部ヴィジュアル系じゃないかい!というツッコミが入りそうですが、90年代の音楽好きの少年はだいたいみんなこんな感じでした。
例えばギターフレーズなどは、いろんな曲のいろんな和音の中で、印象的なリフやオブリといったフレーズをコピーしコピーしまくってマネを続けた結果、音を最小限まで細かく分解したものが身体に染みて、次第にオリジナルのフレーズを生むことができるのです。
今では楽器をほぼ弾かなくなった私が唯一やっているPC作曲であるDTMも最初は買ってきた楽譜をそのままPCに写すだけでした。
DTMを代表するlogicやCubase等の高品質なソフトを持っているだけではほとんど何も生まれません。
元になるメロディやコードは、過去の曲からの模倣を細かく切り刻み再構築したものでしかないからです。
『ロマンシングサガ』シリーズで有名な作曲家イトケンさんと、言わずとしれたドラクエシリーズの作曲家すぎやまこういち氏をパクって合成させたYoutubeがこちらになります。
私はイトケンさんのカッコ良い楽曲が大好きで、メシを食ってる時もお風呂に入っている時も寝る前も頭の中で毎日毎日ずーーーーっとイトケンさんの曲を反芻していたらこうなりました。つまりこれも立派なパクりです。
成功者の模倣をどんどんするべし
私は料理が好きです。料理も料理本や母親から真似ました。
多分、大体の人は親や本やクックパッドの模倣をして料理を覚えるのではないかと思います。
最初はレシピ通りに作っていって、何度も作っていった結果、『この味付けならこの食材も合うかも?』とか考え出して、オリジナルになっていくのです。
37歳になった今も私はブログやYoutubeでモノマネを発信し続けています。
なぜなら、成功者の模倣が一番手っ取り早いからです。
これは経済マンガであるインベスターZにも書いてある通り。
巨人の肩に乗る! 〜中略〜 いくら天才といえどもいきなり革新的なアイデアなんて出せない!先行研究や先人の教えを土台として学んでから自分の個性を発揮することが成功の鍵になる
インベスターZ 7巻より
恐れることなく巨人の肩を借りまくりましょう!
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毎日モノマネをしよう
今現在、結果を出している、出せそうな方はもうそのまま突っ走っていいです。問題は結果を出していない方、やり方がわからない方です。
でも、時間をかけて積み上げた専門家にいきなりオリジナルで肩を並べようとしても徒労に終わります。
まずはパクりと言われるくらい極限までスタイルを模倣すること。
先程もちょっと触れましたが、モノマネ界の神であるコロッケさんは息をするようにモノマネをしています。
私が観たのはただの出版トークショーなのに、彼は次々とモノマネを披露してました。ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しかったですが、コロッケさんは多分ファンサービスのつもりではなかったと思います。
多分、コロッケさんはモノマネをしてないと生きられない人なんだと思います。
その結果、五木ロボット等の完全オリジナルの芸を身に着けることができたのではないかとヒラノは考えています。
あれほど大成した人でもいまだに毎日モノマネのことばっかり考えているわけですから、我々は意識をしてモノマネをするべきではないでしょうか。
その結果ようやくオリジナリティが出始めるわけです。
特に年寄りほど羞恥心を捨てて模倣しないとダメ、ゼッタイです。
良い物はどんどんパクりましょう!
ヒラノ的『間違いの無いパクり方 』
具体的にパクっていいのはブログであれば以下の通り
- 文章構成
- 口調や文体
- 画像の位置や撮影方法など
初心者はいきなり構成や画像配置を考えたがる傾向がありますが、これが一番の間違いです。
空手や剣道などの武道もまずは型から入りますよね?達人の型を模倣しましょう。
パクろうと思って行動を起こすのはOKですが、文章のコピペは120%ダメですので注意。そういうパクリではありません!
ちなみにYoutube等の動画コンテンツならこんな感じです
・導入の長さや雰囲気
・コンテンツのトータル時間
・カット切り替えのタイミング
・色味、明るさ、画質等
『デスソースを一気飲みしてみた』等の元ネタは同じものを使ってもいいですが、何度もやっていると自分的にだんだん飽きてくると思います。
ネタはニュース等に敏感になっていればそのうち見えてきますし、また自分の専門ジャンルもそのうち見つかってきますので、あんまり悩まなくていいと思ってます。
あと、何年も毎日やっていてもモノマネに飽きないって方は多分モノマネ芸人の才能があるのでYoutuberでいえばデカキンさんみたいな方向もありでしょう。
何歳になってもモノマネを辞めないで生きよう
私は30代後半になった今もモノマネを辞めずに続けていきたいと思ってます。
年を取るとついつい人のマネが恥ずかしくなってしまうことがあるのですが、そうなったら終わりです。
特に若い人をどんどんパクリましょう。
若い人はネタの宝庫ですし、最先端テクノロジーについて詳しくて超優秀です。
プログラミングのソースをパクるのはダメですが、その人の発想の源流を突き止めて発想フローをパクるのは有りです。
『この人すごい!』と思ったら、とにかくその人についての研究の手を止めないこと!
気づいたことはどんどんメモっていきましょう。