新しいアウトドアギアを手に入れました!
メリノウールの下着です。
メリノウール製のファッションでいえば、これまでロングTシャツ、タイツ、靴下、ネックウォーマーと使ってきました。
僕はモンベル愛好家なのでいずれもモンベル製の物でしたが、下着は評判の良いアイスブレイカーの製品にしてみました。
これまで夏の暑い時期でも旅行中や寝る時はウールの肌着をずっと使ってきました。
今回の条件は最低25度〜最高29度という気温で、エアコンや扇風機は使っていない状態での快適性の検証をしてみました。
アイスブレイカー、開封!
今回はグレーを選択。というか、MサイズがAmazonで1番安かったグレーにしました。
ちなみにこのパンツの正式名称は『icebreaker アナトミカ ボクサー』です。色はグレーではなくジェットヘザーというらしい。
箱は予想外に細長い。
高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
サイズ展開はこんな感じです。海外ブランドなんで、大きい人には対応してますね。
サイド部分にはなにやら気になるワードが。
『自然で再利用できて長続き!』
”メリノウールは世界で1番快適な下着なんだぜ!”(ヒラノによる適当訳)
EU/USはMサイズ、日本ではLサイズとのこと。
さあ、いよいよ箱出しだ。
スッ、、、と出てきました。というか横にスライドするのね。ミスって普通の箱みたく開けそうになった。
まずは取扱タグを確認。
『この製品は(中略)一部スポーツサイクルの乗車など、股下縫い合わせ部分に集中して摩擦を繰り返すと製品生地を破損する恐れがありますので、ご注意下さい。』
うむ。。。こいつはチャリダーには向いてないのかもしれない。少なくともチャリダー専用ではなさそうですね。サドルの細い本気の自転車にガツガツ乗る人は注意しましょう。僕は柔らかいサドルのルッククロスなので特に問題ナシ。
もう一つには羊の絵が書いてありました。
メリノウールの特徴として、
- チクチクしない
- 洗えるウール
- 快適 天然素材
- においにくい
いつもこのブログでも書いているようなことが前書きとしてありました。
そうなんです。僕は冬乾燥肌でかゆくなるため、この『毛糸なのにチクチクしない』という素晴らしい魅力に負けて初めてモンベルのメリノウールのロンTを買ってしまったのです。まさか数年後、メリノウールの泥沼にハマるとは思っていませんでした。
ちなみに、アイスブレーカーのボクサーパンツのメリノウールの割合は83%です。
その他の素材として、ナイロンとポリウレタンをそれぞれ12%、6%使っていて、手で触っただけでも化繊ならではの伸び感を感じることができました。
メリノウール製品は、毎年微妙に混紡の割合が変化するという特徴があります。
ウエスト部分に書かれたアイスブレイカーのロゴの部分がオシャレ。
アイスブレイカーボクサーパンツの平置きサイズを計測
続いて、平置きのサイズを計測してみました。
海外物ですと、サイズ感がわからないまま個人輸入してしまったりして失敗することがよくあります。サイズ計測したので参考にしてもらえると嬉しいです。
まずはウエスト。平置きで32cmくらい。
縦の長さは33cmほど。
裾部分は約24cmでした。
シルエット的には太もも周りが緩そうに見えます。が、実際に履いてみないとわかりません。
アイスブレイカーのボクサー・サイズ感は?
アイスブレイカーのサイズは1サイズダウンで選ぶと公式で書いてあったので、ユニクロのシルキードライでLサイズを着ている僕はMサイズを購入。
ちなみに僕のウエストは79cmです。アイスブレイカーのMサイズでピッタリでした。
実際に履いた姿はこんな感じです。
身長179cmで体重72kg、体脂肪は14.8%で、太ももは標準に比べると少し太い方ですが、本気のチャリダーさんやアスリートほどではありません。
Mサイズでキツくもなく、ゆるくもなく、ジャストフィットでした。超気持ちいい!
アイスブレーカーのメリノウールボクサーパンツを履いて寝てみた
服というのは第一印象が大事で、これさえ良ければ長期的に着ることができます。
今回も第一印象をなるべく新鮮な気持ちのうちに書き留めておくようにしました。
まずはシャワー後に履いて1日寝て、朝起きた時の感想です。
アイスブレーカーのメリノウールボクサーパンツは、メリノウール素材のため、朝起きた時のお尻のあたりに感じるペタっとした湿気が無く、汗をかいても快適そのものでした。
2回目は気温30℃の中、自転車に乗って20km位走ってみました。
汗をかく量はいつもと変わらないものの、やはり汗でビショビショに濡れてもその後気持ち悪い感じが少なかったです。
化繊だと肌に張り付いてしまって冷たい感じがして気持ち悪く感じがちなんですが、アイスブレーカーの下着はその点で肌触りが良かったです。
また、自転車を漕いでいる時のキツさも感じませんでした。
綿だと濡れてくるとキュッキュっと硬い感じの肌触りになるんですよね。メリノウールの素材のせいかフィット感の変化はありませんでした。
アイスブレイカーのボクサーパンツは何日間履けるか
僕は長期の旅行中に行くと洗濯のタイミングが合わず、数日同じ下着を履くこともあったりするんですけど、臭いがつきやすいとキツいですよね。
メリノウールの靴下とネックゲーター、ロンTは1週間同じ物を着けていても余裕でした。
とりあえず気になることはまだないんですが、アイスブレイカーのボクサーも今後何日間履けるか耐久チェックしていこうと思ってます。
3日間洗濯せずに履いたので追記しました
その後、3日間耐久レースしてみたので追記で結果を書きます。
結果:夏は3日間で洗いたくなる
ある程度までくるとその後はニオイがプラスされることはありませんでした。
が、3日目のニオイのままでいいか?といわれると答えは『NO』です。
旅行中は干せる場所がなかったり洗濯機とか無い状況もあるんで仕方ないんですが、なるべく3日目くらいで洗いたいですね。
夏でも通気性の良いアイスブレイカー!
毛糸の下着は冬に使うかと思いきや、夏でもめちゃくちゃ快適そのものでした。
まさか30℃の炎天下の中で自転車漕いでも気持ち悪くならないとは思ってませんでした。ユニクロのシルキードライだったら、汗かいてびちゃびちゃになったらもうその後にPC作業とかできねえわ。。。
このように、夏も肌触りがよく気温的にも湿度的にも気持ち良いのがメリノウールの特徴です。
冬は綿や化繊に比べて暖かく使えるはずなので、寒い環境でも使ってみたいですね。
アイスブレイカーボクサーパンツのメリットとデメリット
メリット
- 暑い環境でも涼しい
- 下着内部の湿度が丁度いい。ユニクロのシルキードライは水分が多いと肌に張り付く感じになる
- ニオイがつきにくい(まだ過酷な状況では未検証)
デメリット
- 肌が乾燥していると生地に引っかかりやすい。指先に何度か引っかかりを感じた。
- 薄手で柔らかいので耐久性が心配
- 綿に比べて乾きやすいが超速乾ではない
アイスブレーカーの下着を履いてみた・まとめ
予想通りというか、パンツというよりナイーブな部分につかうギアだけに、メリノウールの威力を強く感じることができました。
登山なんかでは化繊下着代表のモンベルのジオラインとかとは真逆なイメージがあるので、ジオラインのパンツも気になっているところです。知り合いのチャリダーさんに聞いた感じ、速乾性能はこちらのほうが上かも?
メリノウールの魅力は『すぐ乾く』というよりもどちらかといえば『濡れても快適』といった部分なので、速乾を求めている場合は他のシリーズのほうがいいと思いました。
以上、アイスブレーカーのメリノウールの下着の購入レポでした!