離島マニアのヒラノ(@gonkichi331)です。
月の3分の1はどこかしら旅に出かけています。
高級旅館からホテルまでまんべんなく泊まりますが、基本的に1人旅の時はゲストハウスが多いです。
そんなに回ってるなら、一番良かった宿ってどこよ?ってのがやっぱり気になると思うんですよ。
今回は、ゲストハウスにしぼり、今まで泊まった中で最高だった宿を紹介します。
最高といっても、ホテルのようになんでも最上級の物を扱っているわけではなく、決して部屋が広いわけでもありません。
むしろ部屋サイズでいえば狭いほうだと思います。
それでも、どういうわけか1泊が2泊、、、そして一度出てもまた戻って来てしまう。実際に僕はそういう宿泊をしていました。
そんな雰囲気を作っているゲストハウスが日本の最南端の南の島である石垣島にあります。
1,000円台で泊まれる!『白保フレンドハウス』
こちらの白保フレンドハウスは1,800円で宿泊できます。
ただ、沖縄県で考えると1,000円台の宿というのはビックリな価格ではなく、ゲストハウスのドミトリータイプなら案外あったりします。
特に沖縄本島の那覇近辺だと1,200円〜1,600円台も割と見かけます。関東近辺では考えられない料金設定です。
しかし、僕が声を大にしていいたいのは、ここは石垣島だということ。
陸送することの出来ない離島へ物資を持っていくこと自体がそもそも高くつき、更に石垣島の場合はリゾート感が強いので、地価もめちゃくちゃ高いんです。
そうなるとどうしても宿の値段は上がってしまい、ある程度の清潔感を求めるとするならば、2,000円近く出さないと正直宿が無いのが現状。
その中で、白保フレンドハウスはドミトリータイプが1,800円。それも税込み価格です。
ただ、これだけですと全く宿の魅力が伝わらないですよね?なので、実際に2回にわけて、トータルで2週間泊まった僕が、1つずつ良い点を紹介していきます。
もちろん『ここがもうちょい欲しい』という点もきちんと書きます。
リビングの雰囲気が良い
白保フレンドハウスの設備の特徴の1つとして、リビングの快適性があげられます。
リビングが東側を向いていて、ドアがガラスなので採光性が良く、朝日がめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。
朝の時間の過ごし方でその日の気分って大きく変わったりするんで、これは素晴らしい作りだなと。
僕は実際こんな感じでリビングでブログ書いてました。
この場所は広さも十分で、他のゲストと一緒に鍋やったりも出来ます。この日は韓国人の方による本格派キムチ鍋でした。
リビングの他にも居場所が沢山ある
先程のメインのリビングの他に、庭でBBQも出来るスペースにはテーブルとイスが設置。
晴れている日はこのテーブルで朝食を食べるのが超気持ちいいんです。
無風で、隣の畑にいるヤギの声が聞こえてきたりすると南国ムード満載で、時間が止まったような気分になること間違いなしです。
テラスにハンモック・開放的な屋上
2Fのテラスにも、テーブル×2とイスとハンモック。
そのまた上の屋上にベンチがあります。
屋上からは海が見えて眺めも最高。
例えば、ちょっと静かに過ごしたいけどゲストが多くてのんびり出来ないときってあるじゃないですか?
そんな時でも、くつろげる場所がフレンドハウスには各所に設けられています。
読書したいってときは2Fのハンモックにゆられながら〜とかですね。ちなみに、そのまま寝ちゃったことも何度もあります。
晴れていればずっとここにいられるので、オススメスポットです。
部屋には細かいところに気が利いた設備がある
ベッドの頭のところには収納ができる棚、3口タップ、部屋の中に貴重品スペース、荷物置き場があります。
石垣は冬は20℃を切るくらい寒くなるんで、下に置くタイプのセラミックヒーターもありました。
洗面台にはコップが人数分置いてあります。下駄箱とスリッパも、部屋番号ごとに振ってあるので玄関がゴミゴミしていないし使いやすいです。
キッチンの設備がハンパない
このゲストハウスでビックリなのが、1Fにも2Fにもキッチンがあるところです。
特に1Fのキッチンはガス台が業務用なので、火力が家庭用とは比べ物にならないほど強く、余裕で中華鍋が振れてしまうレベル。
僕はいままでゲストハウスにこんな豪華な設備がある場所を見たことがありません。
キッチンが充実していることもあり、地元の方や移住者の方がたびたび訪れ、夜は持ち寄りの宴会になることもあります。沖縄的にいうと『ゆんたく』ですね。
旅のあいだは旅人同士で楽しむのも良いですが、ローカルの方と同じ目線で触れ合える時間は本当に貴重。
こうしたキッチンやリビングの居住性の良い作りがあるからこそなんじゃないかなと思ってます。
白保フレンドハウスの近隣の環境はこんな感じ
ゲストハウスから歩いて5分ほどの場所に、しらほサンゴ村というのがあります。
こちらは日曜日になると日曜市というのが開催されていて、軽食コーナーが設けられています。
この日はジューシーのおにぎりとアーサー汁がありました。
朝の散歩では、徒歩3分ほどの場所の白保海岸へ。
昼は、これまた徒歩5分ほどの近所にある塩川商店でお弁当を買って、、、
ビーチで食べるという贅沢。
他にも、お洒落なカフェが近くにあったりして、のんびりした時間を過ごせること間違い無しのエリアになってます。
フレンドハウスのもうちょいな点
良い面があれば悪い面もあります。
なんといっても、ここは紛れもなく安宿なのですからそれは当然です。
安かろう悪かろうな宿では決してありませんが、全て良いところばかりではないので、マイナス面もきちんと書いておこうと思います。
Wi-Fiの安定性
フレンドハウスのWi-Fiのスピードは、僕が使っていた時はぼちぼちで、接続人数次第では切れたり遅い時もありました。
遅いのはいいんですけど、途中で切れると、どうしてもいろいろやりたいって時にストレスを感じてしまうこともあります。
ただ、2Fにはルーターの中継器が設置されていて、上までちゃんと電波が来ているのは良いなと思いました。
そのおかげでベッドでもWi-Fiを使うことができました。
マットレスの快適性
朝起きた時に背中が痛く、マットレスがちょっと硬いかなと感じることがありました。
もちろん、離島の安宿には以前紹介した激硬マットレスのゲストハウスもあります。フレンドハウスのマットレスの快適度は平均よりちょっと硬いくらいです。
ただ、この宿に関しては、マットレスがベッドによって違うタイプの物を使っていることがあるらしく、一概にこうとは言えないような状況でした。
僕は日を分けてチェックインしたので2ベッド使いましたが、大体似たような印象でしたね。
マットレスの快適性は体重や身体の大きさにもよりますが、身長179cm、体重68kmの僕にはやや硬いマットレスでした。
それでもやっぱりこのゲストハウスがオススメ!
いろいろな点をあげてきましたが、最高なのはやっぱりオーナーさんの人柄です。
トリップアドバイザーのレビューを見るとわかる通り、ほとんどが『とても良い』のレビューとなっています。
なぜこの宿がこんなに人気があるのか?
レビューを見てみると、やはり人柄が良かったという部分が大半を占めていました。
もう、この人無しではこの宿を語れないというほどなのです。
絶妙な雰囲気作り
白保フレンドハウスには一人旅だけでなく、ファミリーや夫婦の方もよく来られています。
そういった複数で来られている方は仲間だけでも楽しめるようにオーナーさんがセッティングしてくれたり、一人旅の方は一人旅のゲスト同士で楽しめるような丁度いい雰囲気作りがされています。
もちろん、複数で来られている方でも、沖縄ならではのゆんたくに声をかけたりされていることもあります。
白保フレンドハウスのオーナーさんはそのあたりの雰囲気作りが絶妙で、決してムリに誘うこともないし、フランクに声をかけてくれるので、とても心地がいいんですよね。
移動手段の無いゲストと車で来ているゲストを、行きたい観光地を聞いた上で一緒につなげてくれたりして、結果その日はみんな楽しそうな顔で帰ってくるのが白保フレンドハウスの一番の特徴です。
若いゲストには下の名前できさくに話しかけてくれたりして、そういった面でもまさに『フレンドハウス』だなあと思うことが何度もありました。
年下にもちゃんと敬意があった上でのフランクさなので、見下してるわけではなく、こちらからもオーナーさんには気軽に話しかけることができます。
まあ、カンタンに言うと、コミュ力がハンパないわけです!まじでスゴい!
こんなオーナーさんがいたらそりゃリピーターも続出だろうし、予約でいっぱいになるだろうなあと思います。
僕がいる間は冬期のオフシーズンにもかかわらず、ほとんどいっぱいでした。
フレンドハウスに来られる方は外国人ゲストの割合がかなり多く、外国語が話せなくてもオーナーさんが助け舟を出してくれたりします。
僕もすぐに一人旅の外国人の方と仲良くなれて、一緒に観光地をまわりました。
思い出してみると、ほんと楽しかったわ〜あの宿は、、、という回想ができます。
ちなみに1泊の料金は1,800円(学生は学割で1泊1,620円)ですが、1ヶ月滞在すると1泊あたり1,200円と、かなりの額の値引きになります。
南国のビーチ近くに1ヶ月滞在しても36,000円とか、神設定すぎる!
白保フレンドハウスはめちゃくちゃ人気の宿なので、石垣島への旅行を考えている方はなるべく早めに予約を取って置いたほうが良いかと思います。
白保フレンドハウスへのアクセス
石垣空港からは、空港線の下りでバス7分。
朝6時台から21時台まで、30分おきにバスが出ているのでかなり便利です。
白保を通る白保経由空港線の時刻表はコチラ
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