SIMカードに関する良いニュースがありました。
IIJ、訪日外国人向けプリペイドSIMをJR駅コンビニ「NewDays」で販売
インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月15日、訪日外国人向けプリペイド型SIMカード「Japan Travel SIM」をJR東日本の駅構内コンビニ「NewDays」で販売すると発表した。1月19日より、山手線沿線の70店舗で提供を開始する。
僕も前から使っているIIJからプリペイドSIMが登場したようです。
IIJは格安SIMであるMVNOの中でも老舗でして、サイトも見やすく明瞭。常に最高速、最安値というわけではないのですが、サービス内容と通信速度がとにかくバリ安定の優良MVNO。
以前、【短期滞在向け?】freetelの音声SIMが届きました!とOCNとmineoの音声通話SIMでも書きましたが、mineoとfreetelとワイヤレスゲートは契約期間の縛りもありませんし解約料金がかかりません。
なので通話機能である音声通信を使うのであれば短期滞在者にも上記のサービスが有効なのですが、もしデータ通信だけでもよければ、このIIJの新サービスも十分検討の余地はあります。
なんといっても1番のメリットはNewDaysで購入出来るという所でしょう。そして気になる詳細は下記の通り。
1GBで3000円(30日間有効)、2GBで4000円(3ヶ月有効)と、3~4日滞在して観光スポットをネットで調べる程度の使い方なら十分の容量。逆に動画をバンバン観るとか、仕事でクラウドに何度もアクセスするよーって人は空港で通信料無制限のSIMを契約したほうがいいと思います。速度に関しては下り225Mbpsなので問題なさそうです。
3000円という金額は高いか安いか
例えば、僕が以前使っていたmineoであれば、月額1514円でパッケージと合わせても2486円です。しかもコレ、音声通話込みの料金なんですよね。
ただし、データ容量の制限が500MBと、今回のIIJと比較すると半分の容量。
それとmineoですと契約するまでに時間がかかりますし、使い終わったSIMを返却する必要がありますので、ある程度長期滞在の方のほうが向いているでしょう。そもそも海外からの渡航者が契約出来るか不明です。
そういった意味では駅でサクっと買えてすぐに使えるIIJは便利ですね。
今回のプリペイドSIMは台湾人の友人K君に知らせてあげたくなりました。なにしろ彼は年に何度も日本に来るので、毎回毎回Wi-Fiルーターをレンタルしていて、いつも経済的にきつそうに見えます。
台湾の端末は基本SIMフリーなので、SIMカードのサイズさえ合えば問題ないでしょう。microSIMとnanoSIMがあるので、スマホ先進国である台湾で一般に普及している端末なら恐らく大丈夫。
本当は台湾のように街中にWi-Fiスポットがあればいいのですが、なかなかそうもいかない事情があるのでしょう。
K君以外にも我が家に来る外国人の旅行者達は口を揃えて「日本はWi-Fiスポットが少ない」と言ってました。
日本もだんだんWi-Fiスポットの普及やSIMフリー化が近隣国に追いついてきそうですね。
鬱バンザイ!