僕は今、マウスを左手で使ってます。
もちろん最初からではなく、半年前からマウスを左手に持ち替えるようになりました。
最近は軽い作業ならノートPCやタブレット&スマホ派の人が多いので、マウス要らんという人も多いかと思いますが、マウス難民には役に立つと思ったので書いてみました。
右腕が腱鞘炎で動かなくなる
仕事で動画編集や音楽制作などやる場合、マウスを使うことが多くなります。
僕は手が大きいので、そもそも手に合うマウスが見つかりません。合わないマウスで作業するとものすごく疲れます。それでもやりたい事は山積みで、これまでずっと腱鞘炎の痛みをこらえながらマウス作業をしていました。
ところがある日編集をしていて僕の右腕は限界を迎えました。カーソルをちょっと移動するだけでも激痛が走るようになってしまったんです。
なんとか気合いでカバーしようとするものの、痛みはどんどん強くなっていきます。30分休んで作業→1時間休んで作業になり、ついには1日休ませても腕のだるさが戻らなくなってしまいました。
トラックボールマウスを買ってみた
痛みに耐えかねて、試しに手首に負担のかかりにくいという噂のトラックボールマウスという物を買うことにしました。
すぐに欲しかったので新宿のビックカメラに行って、近くにいたマウス好きっぽい一般男性客に実際の使用感を聞いてみたら優しく教えてくれました。
「最終的には慣れと手に合うかどうか」というナイスなアドバイスをいただき、最新のトラックボールマウスを即購入。お兄さんありがとう。
値段はポイントが付いて9000円と、PCゲームなどをやらない僕にとってはめちゃくちゃ高い値段のものです。けどこれで負担が減るならいいかなと思い、早速自宅に戻り使ってみることに。
デスクトップに接続。接続方法はもちろん普通のマウスと同じです。
あれ、つかえない。。
トラックボールマウスというのは手首を固定した状態で人差し指と中指でボールを転がしてマウスのカーソルを動かすものらしく、既にダメージを負っていた僕には慣れるまでの時間すらきつかったのです。
どうしようもなく左手で使ってみたところ、クリックする時こそ苦手だったものの、カーソルの移動はスムーズに出来てしまいました。もちろんダメージの蓄積していない左手ですから痛みもありません。
僕は左手でマウスを使うことになりました。これが何故かピッタリハマってスイスイ使え、2週間後には何も意識せずに使いこなせるようになってました。
↑実際使用するとこんな感じ
今回買ったのはケンジントンのトラックボールマウスで、クリックするボタンが4つ付いてます。僕の割り当て設定はそれぞれ、左下が決定(小指)、左上がブラウザバック(薬指)、右上が右クリック(人差し指)、右下がドラッグ&ドロップを一発で固定する(親指)です。
あとデフォルトの設定で、ボールを水平に動かすとホイールの動きをしてくれます。
利き手がフリーになる
利き手である右手を使いたい時にマウスから離れることなく使えるので、横着な人には大変便利です。
あと、画面スクロールしながらメモを書く時なんかはいいですね。精密な動きはまだ利き手である右手でしか出来ないので、フリーにしておくといろいろできます。
普通のマウスも左手で使えるようになる
不思議なことに、マウスの動きそのものが頭にインプットされるようで、1ヶ月くらいトラックボールマウスを使った後に普通のマウスを左手で使ってみたところ、難なく使えるようになりました。これ、腱鞘炎以外にも利き手をケガしてしまった時なんかに便利だなって思います。
よく、ショルダーバッグなどをずっと片側で持つと身体のバランスが悪くなり疲れやすくなると言いますが、マウスを左右にシフトすることで力を分散させることが出来るので、バランスが保ちやすくなりそうな気がする。
頭の働きが良くなる?
以前よりもちょっと器用さが上がったのと、アイデアの柔軟性が出てきました。マウスの動きを新たにインプットしたことで新しい領域が開かれたのかもしれません。
これまで使えなかった箸も簡単な物なら左手でつかめるようになりました。
デメリットといえばキーボードを打つ時のショートカットキーでしょうか。これはまだ右手で使えないので不便を感じますね。
次は左手で文字書き
次は文字を左手で書けるようにしてみます。
文字は遊びで書いたりしていましたが、まだ継続したことはありません。まずは普段つけている日記からはじめてみます。
すらすら書けるようになったらまた新たな発見があるんじゃないかと思ってます。
鬱バンザイ!
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