地方移住っていうと、なんか良い人っぽいイメージで嫌になる

※アフィリエイト広告を利用しています

岡山移住ブロガーのヒラノ(@gonkichi331)です。

僕が岡山県北の真庭市に来て、5ヶ月。もうすぐ過酷な冬を過ごそうとしています。

室温はすでに8℃くらいまで下がっていて、手足が痛いくらいに寒いです。

5ヶ月も経てばその場所の良い場所も悪い場所も見えてくるなあというところで、地方移住について思ったことを書きます。

地方移住は良い人っぽいイメージで嫌だ

地方移住っていうと、なんか良い人っぽいイメージがあって僕は嫌なんですよ。

先に言っておきますと、僕は「この地域のためになにかしよう!」みたいな気はぶっちゃけて言って、皆無です。0%です。

ほんと、特にこれといって地域のためにやりたいってことはないんですよね。

実際に住んでいると仲良い人とかが増えてきて、やること自体は勝手に広がっていってます。

僕も僕以外のシェアハウスの住人も、近隣の方のお手伝いやお仕事をいただいたりしていて、これはホントにありがたいと思ってます。

地域のために来ましたみたいな人はあっさり帰る

例えば『外から地域のために来ました』みたいな人ほどあっさり帰っちゃったりする印象があるんですよね。元地元の人以外は。

そういった良い人っぽい人というのは消えるのが早いです。

僕みたいな特に何もしない人、自己中心的で悪い人間は案外しぶとく残るんだろうなあと。

だから、地方移住なんてとりあえずしてみりゃいいじゃんって思ってます。来るも帰るも勝手ですからね。

今までもこれからも悪人です

僕は今までもこれからも『悪人』としての生き方を追求したいと思っています。

20代の頃はバイクでスピード違反を何度かしたことがあるし、都内の某ライブハウスの裏の駐車場で立ちションをした過去もあります。

東京・高円寺の居酒屋が安いのをいいことに、朝まで1,500円で粘った経験も一度や二度ではありません。そんなこんなでけっこう人に迷惑かけてます。

何がどうあっても、やはり僕は良い人というのにはなれそうもないし、だから良いイメージを持たれるのは願い下げなんですよね。

田舎移住=良い人みたいなイメージが今後だんだん無くなっていくことを期待してます。

地方移住は悪人がしてもいい

僕の実家のほうもそうなんですが、田舎は家に鍵をかけていないところもあったりします。

そういう空いてる家に勝手に入るとかはさすがに僕はしませんが、約束をドタキャンしたり断ったりということはけっこうしてます。

移住が難しそうな理由ってそこにあるんですよね。そういう「迷惑かける人お断り」的なハードルが高いイメージがあるから誰もこないんですよ。

仲良くなっちゃえば他人の間違いはある程度許せるし、そもそも案外気にならないものです。

田舎でも、迷惑かけがちな僕のような自己中な人間が来てもいいんじゃないかなあと。

むしろ、悪人受け入れOKな場所をどんどん作ったほうが活性化すると思います。

ある程度のメリットを提供する

その場所にメリットさえ提供できれば良い人である必要なんてありません。

お互い安全で安心して暮らせればよくて、そのためにはお互いの利益をきちんと考えることだけが必要です。

そしたら別に『良い人』である必要は無いんですよね。

例えば、最近ですと、お年寄りのためにAmazon Dash Buttonを用意するとかでも全然OKだと思います。

 

特に、ペットボトルの飲料水とかは重いんで、買い物のときキツイですからね。

ワンプッシュで水が届くってかなり便利なサービスですけど、こういう存在知らない人もいますし、ニュースとかで見てても、そもそもAmazonアカウントの作り方わからん、とかいう人も地方にはまだまだ沢山います。

これはほんの一例ですが、Amazonアカウントの作り方教えたり、ボタン買って設置したりするだけで、困ってる人にとってはかなりメリットなんじゃないでしょうかね?

こんな感じで、メリットをちゃんと提供すれば別に良い人である必要なんてゼロです。

田舎暮らしでも自己中スタイル

僕は田舎暮らしでもガンガンに自己中スタイルで生きてます。

それでもしダメだわーってなったら他の場所に移動すればいいだけなので、とりあえず悪人のまま地方に来ちゃったらどうでしょうか?と僕は提案したいですね。

僕の住んでる近所には一級河川があります。毎日大きな川の流れを眺めてると、もしかしたら頑張れるかも?みたいな気持ちになります。

綺麗な景色って、ちょっとだけ人に何がしかの耐性を与えてくれるのかもしれません。

 

実は今日も早朝の朝日きらめく川を見てきまして、

「駐車場での立ちションはなるべく我慢しよう」

そう心に誓ったヒラノでした。