亜鉛と味覚の関係
地獄のメンヘラ状態から脱した僕がまず最初に推したいサプリメント。
それが亜鉛です。
この亜鉛サプリメントは特に味覚を仕事に使う人には絶対にオススメしたい。
料理人やソムリエとかグルメ評論家とかですね。
なぜかというと、『味覚が敏感になる』からです。
どうして味覚が敏感になるのか
味覚を感じるのは舌です。舌の表面に味蕾(みらい)という味を感じるセンサーがあります。
この味蕾の細胞は生まれ変わる周期が早く、新しく作られるために大量の亜鉛を必要とします。
なので、亜鉛が少なくなると味蕾が作られず味がわかりにくくなるというわけです。
亜鉛は牡蠣やカツオや赤身肉などに多く含まれているのですが、必要量を満たすには大量に食べなければいけません。
量的にも金銭的にも毎日そんなに多く摂取するわけにもいかないという方のほうが多いと思います。
亜鉛はサプリメントの中でも安いんです。安い割に効果が見込めます。
味の方向性がすぐにわかる
僕は亜鉛のサプリメントを飲んでから味の方向性が細かくわかるようになりました。
特に変化したのは塩分の感じ方です。
外食の味の濃さが辛くなり、自炊に切り替え塩分量を調整したほどです。自分で作ればちょうどいい味に出来ますからね。
それと旨みもわかるようになりました。例えば出汁をどうとっているか、出汁の強さはどうかなど。
亜鉛が良いのはわかったけど、どのくらいの期間飲めばいいの?
亜鉛サプリメントはあくまでも食品であり、薬ではないので即効性はありません。
じゃあどのくらいの期間飲んだら味覚に影響が現れてくるのか。この点はやはり気になるかと思います。
僕がはじめて変化を気付いたのは飲み始めてから3ヶ月めでした。
それまで、亜鉛が味覚に影響があるなんてこれっぽっちも知らなかったんですよね。僕の場合は、朝早く起きたいのと元気になりたいから飲んでまして、そしたらいつのまにか味覚が敏感になってました。
味噌汁の出汁の味に感動しだしたのはこのあたりです笑
あご出汁の味噌汁が本当にウマいんですよ。
どの亜鉛サプリメントがいいのか
亜鉛のサプリメントといっても種類は様々です。僕もこれまでいろいろと試してきました。
最初はドラッグストアに売っていたDHCの亜鉛から入りました。安かったので笑
次第に、亜鉛そのものの含有量や安全性、コストも考えるようになり、今はNOWの亜鉛に落ち着いています。
DHCの亜鉛が300円くらいで買えることを考えると、NOWの亜鉛は値段で考えれば3倍くらいします。
しかし、加工方法と含有量がDHCとは全く違います。
NOWの場合はキレート加工といって、吸収力をあげる加工がされています。
更に、亜鉛を飲むと銅の吸収が阻害され、身体に入ってくる量が少なくなってしまうのですが、NOWの亜鉛には銅も入ってますので、これをカバーすることが出来ます。
輸入亜鉛の安全性は?
最初は、『輸入サプリって本当に大丈夫か?』って思ってました。
アメリカはサプリメントの審査基準が厳しく、さらに訴訟大国なので、健康面で問題が出たら一瞬で会社が傾いてしまいます。こういった面で日本よりも安全性は高いです。
僕は量や摂取ペースを変えながら何年も自分の身体で実験していますが、問題が出たことは一度もありません。
お試しで亜鉛を飲んでみたいという方はDHCからでもいいかと思います。日本全国どこのドラッグストアでも大体売ってますからね。
最終的には自分の身体的に合うものにたどり着きますので、どこから入っても大丈夫です。
元々才能のある料理人やソムリエの方が味覚のチューニングをしなおしたら、また新しい発見が生まれてきそうですよね。そういった意味でも絶対に試してみて欲しいなって思います。
味覚を取り戻して美味しいご飯を食べましょう!