一軒家ニートブロガー、ヒラノ(@gonkichi331)です。
わたしが公式で売買しているVALUの優待で、あなたの商品レビューしますよ!と書いてみたところ、ぜひレビューしていただきたいという方が現れ、ウエストバッグをいただきました。
普段、わたしが旅行や出かける際にはバックパックを中心に使っていて、ウエストバッグという物には縁がありません。
いわゆるウエストポーチやヒップバッグなどと呼ばれる製品もここに含まれるのではないかと思います。そういったものもあまり使ったことはありません。
あ、でも『ポシェット』なるものは小学生の時に使ったことがあります。まあ、愛用していたんですけどね。
当時はウエストバッグ=ダサいなどといわれていなかった良い時代でした。
80年代生まれのアラフォー男子なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか??
縦横無尽に動き回る男子にとって、『両手が空く』というのはそれはそれは便利なもので、グレーのポシェットには穴が空き、黒ずみ、臭くなるまで使い倒したものです。
でも、いつのまにかわたしの少年心は薄れていきました。そう、ウエストバッグからの卒業をしたのです。
そんなわたしが、まさかまたウエストバッグを使い、しかもレビューをするとは思っていませんでした。
ブログをいつも読んでいただいている方はおわかりの通り、わたしのブログスタイルは『辛口レビュー』です。
なので、いかに個人株を買っていただいた上で応援してもらっていたとしても、そこはブレずに辛口でやらせていただきます。
それが社会へ価値を与えること=誠意だと思っています。
・・・と、えらそうな講釈をたれてしまいましたが、わたしが小学生当時、ポシェットを愛用していたオシャレに無頓着男子だったことは最後まで忘れないで下さい。
前置きが長くなりましたが、わたしの手元にはこんなウエストバッグが届きました。
予想よりサイズが大きい→超収納力?
さて、届いた状態のまんまはこちら↓
これ、けっこうボリュームがあります。
最初、箱から出した時「重っ!」って言ってしまったほどです。
その理由はこのあたりにありそうです。
帆布素材の厚手の記事で作り上げられた小型のウエストバック
なるほど、帆布素材なので重いというわけです。これ、めちゃくちゃ丈夫なんだけど重たいという、旅人にとってはどちらを選べばいいんだ!というジレンマに陥るヤツですね。
ちなみに重量は395gでした。
わたしは小学生の頃までしかウエストバッグを使っていないため、はたしてこれが重いのか軽いのかわかりません。
なので、念のため先に重量のリサーチをしてみました!
ウエストバッグの重さ調査
参考ウエストバッグ1 GREGORY テールメイトXS
出典:http://www.gregory.jp/item/detail/TAILMATEXS_A41_2/4650
参考ウエストバッグ2 Arc’teryx MAKA 2
出典:https://item.rakuten.co.jp/lag-onlinestore/107167/
参考ウエストバッグ3 karrimor VT ヒップバッグ B
出典:https://item.rakuten.co.jp/loungebydtf/kr-010/
参考ウエストバッグ4 patagonia LIGHTWEIGHT TRAVEL HIP PACK
出典:https://item.rakuten.co.jp/galleria/48451/
参考ウエストバッグ5 モンベル デルタガセットポーチ
出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-paddleclub/dai16042116-04/
参考ウエストバッグ6 THE NORTH FACE スピナ
出典:https://item.rakuten.co.jp/e-lodge-2/gw-nm71502-p/
6つのウエストバッグを表にしてみるとこんな感じになりました↓
製品名
|
重量 | リッター容量 | サイズ |
GREGORY テールメイトXS
|
270g
|
3.5L
|
W31.5×H13.5×
D10.5cm
|
Arc’teryx MAKA 2
|
217g
|
2.25L
|
W21×H16.5×
D7.5cm
|
karrimor VT ヒップバッグ B
|
250g
|
3.5L
|
W29×H19×
D12cm
|
patagonia LIGHTWEIGHT TRAVEL HIP PACK
|
156g
|
3L |
W26×H16×
D7cm
|
モンベル デルタガセットポーチ
|
107g
|
0.8L
|
W17.5×H11×
D6cm
|
THE NORTH FACE スピナ
|
285g
|
5L | W30×H17.5×
D9.5cm |
上記は実測はしていませんのでカタログ値となります。
で、今回のウエストバッグは鬼の心を持って実測値をとってみました。
実測で410gでした。
カタログ値と違うのは、特にコットン素材は環境に左右され、水分を含んだ時の重量が変わってくるからです。それと個体差もあるでしょう。まあこのくらいは許容範囲です。
容量は無視で、重さだけの違いを見てみると軽量なものに比べて100g以上の差が出ました。
やはり厚手の帆布素材ということで、やはりナイロンやポリエステルなどのアウトドア系のウエストバッグには軽さでは勝てません。
その分、質感が良く、引き裂き強度がめちゃくちゃ強いのが帆布なので、軽さよりも頑丈さとナチュラルな質感を求める方のためのウエストバッグといえるでしょう。
大容量ウエストバッグ・ここからが本当の開封です
重さが大体わかったところで、ビニールから出してみました。
今回わたしが選んだ色はカーキ。くすんだ感じが古道具のそれ。ミリタリーなヴィンテージ感を醸し出していてさながら古武士のようです。
1番外側の収納は薄いものを入れるのに適しています。わたしならここに入れるのはミンティア1択。
この収納には、すぐに取り出せる薄いもの=切符とかチケットとかを入れておくのが吉でしょう。
裏面はファスナー小物入れ
裏面には薄い小物をいれるファスナーがあります。
こちらにもミンティアを潜ませてみました。
この位置の収納は、ちょうど身体の内側にくるので、セキュリティのことを考えてカギなどの小物を入れてもいいかもしれません。
ファスナーはこのような指にフィットするタイプ。厚みがあって大きいため、小さいタイプより持ちやすいです。
ファスナーの金具がサビかなにかわかりませんが、若干色がついてました。
ヴィンテージ加工か??と一瞬深読みしたのですがこれは多分違うでしょう。
このあたりは個体差もあるんでしょうが、マイナスポイントです。改善の余地がありますね。
マチのついた外側収納
外側のマジックテープで止まった部分をパカっとあけるとマチのついた収納がありました。
カロリーメイト(2本)とミンティアを入れてみました。
マチがあるのでちょっと厚みのあるものは余裕で入ります。もしアウトドアで使うなら迷わず携行食を入れる場所です。
また、外側がクッションになっていてカロリーメイトをいれても潰れないので重宝します。
ただし、マジックテープ部分は小さく柔らかいため耐久性的に不安です。
メイン収納×2
メインの収納はマチのついたのとマチが無いものの2室になります。
マチ有りのメイン室は、いつも持ち歩いているビオフェルミンS(540錠)と、先ほどのカロリーメイト、ミンティアを入れても余裕です。
さらにこの部屋にはファスナーのついた小物入れがあり、薄いものを入れるのに便利です。
ここにはカギやペンなどを入れたらいいんじゃないでしょうか。
マチの無いほうは、若干厚みのある小型充電器、SDカード、イヤホンなど入れてみました。
ウエストベルトのつなぎ目チェック
ウエストバッグで1番大事なウエストベルトです。
こちらはプラスチック製ですが、すぐに割れるような華奢なものではなくしっかりした作りです。
角がまるっこくなっていて、指当たりがよく、奥までぐいっと差し込むとカチッと音が鳴りしっかり止めることができました。
大きめウエストバッグの『モノライフ』を実際に使ってみた
物はスペックだけではわからないので、実際に使って調査するべし!というのがわたしのポリシーです。
ちょうど直近で海のイベントがあったので持っていって使ってみました!
実際に物を入れた状態で、フロントにウエストバッグを構えた時はなかなかの存在感がありますね。。。
小学生からのポシェットボーイも、オッサンのタウン使いとなるとやはりキツいか??
後ろだとこんな感じになります。デカいです。
次は、ボディバッグの要領で肩掛けしてみました。
おや??なんだか違和感が無くなってきた気がする!
数年前からウエストバッグのボディバッグ持ちがアリみたいな風潮になっているので、田舎ではまだいけそうです。
ボディバッグ持ちを前にするとこんな感じに。
存在感はありますが、防犯上は絶対この方がいいですね。物もスッと取り出せます。
あと、あんまり気づかない人が多いんですが、この使い方はめちゃくちゃオススメ。
ウエストバッグの上に、軽くて小さいリュックをのっけるという技です。
こうすると、リュックの重さをウエストバッグが支えてくれるんですよね。
重すぎるものは横にズレた時の危ないのでこの技は使えませんが、ある程度の重さならウエストバッグに乗せるようにして荷重を預け楽をするというのはぜんぜんアリです。
わたしが愛用しているオスプレーファーポイント40のように、ウエストベルト付属のリュックはかなりの荷重に耐えることができます。
どこのアウトドア屋さんに行っても必ず言われるのが『リュックは腰で持て』ですから、腰に荷重を預けるのが大正解なんです。
今回わたしが持っていったような、ウエストベルトが無いタイプのモンベルの折りたたみリュックですと、ウエストバッグがそのままリュックのウエストベルトの代わりになっちゃいます。
これ、疲れてる時は案外使えるので覚えておいたほうがいいですよ。
ウエストバッグ『モノライフ』のメリット
今回レビューしたウエストバッグ『モノライフ』のメリットを上げましょう。
超大容量のウエストバッグである
まずメリットからあげましょう。あとでデメリットもしっかり書きます。
モノライフのメリット、それはとにかく容量がたくさん入ること。1番はコレ。
文庫本よりちょっと大きくて厚いビジネス書も、マチ有りのメイン室にかかればご覧の通り。
本入れてもまだ余力があります。広いですよね。
同じ場所に、物を入れられるだけ入れてみました。
- 水500ml
- ビオフェルミンS 540錠
- ミンティア
- カロリーメイト
メイン室1つだけでこれだけ入れることができます。
モノライフはとにかく収納力が抜群!ということがわかりましたね〜。
男性であれば、物が多いという方にも街歩きでしたらこれ1個あれば充分でしょう。
ウエストバッグ『モノライフ』のデメリット
長さ調節がめんどくさい
続いてデメリットです。
ウエストバッグなので当たり前なのですが、フィット感を高めるためにベルトの長さ調節をする必要があります。
この機構の部分は折り返しになっていて、ベルトの長さを変えるのがちょっと面倒でした。
大体どのウエストバッグでもショルダーバッグでもこれだと思うんですが、素材のせいかどうにも滑りが悪く、位置決めを変更するのに手間取ってしまいました。うーむ、この部分はもったいない。。
逆に考えると、一度決めてしまえば緩まないというメリットにはなりますけどね。
わたしのように、ウエストにしたり、ショルダーにしたりと『その場に応じてスタイルを変えて持つ』という方にはこのタイプは向いていません。
モノライフを最終的にパラメーター分析してみた
ファミリー向け度
【ファミリー向け度 ☆☆☆☆☆】
ファミリー向けにはかなり良く、500mlのペットボトルの水やオムツなんかも入ります。
これ、ファミリーでのお出かけでパパが使うのにはかなり向いてますよ。
常に両手が空いて、子供を抱っこしつつ、欲しい物がスッと出せるというのはウエストバッグならではのメリットです。
収納力
【収納力 ☆☆☆☆☆】
何度もいいますが、このウエストバッグの収納力はまじでハンパないものがあります。
この抜群の収納力があれば、男子の街歩きで困る方はほとんどいないのではないでしょうか?
モテ度
【モテ度 ☆★★★★】
男なら『モテるかモテないか』という判断基準も超大事です。
その点モノライフのウエストバッグは、ハッキリいって今風のモテるデザインではありません。まずモテません。
モテるためにはやはりなんらかのカスタマイズが必要です。
そこで、今回実用レビューをするために訪れた、館山で開かれていた北条海岸ビーチマーケットでアメリカンヴィンテージのお店へ。
この日に出店していたGLASS BEACH MARKETさんで購入した、こちらのヴィンテージ缶バッジをつけてみました。
帆布の自然素材感と、特にカーキ色はアジがあるので、こういうヴィンテージっぽいカスタマイズはいいですね〜。缶バッジは1個400円なり。
30代以上男子の、所ジョージさん的なアメカジファッションにはこんな感じでまとめるのはいかがでしょうか。
万人に対してカッコ良くはありませんが、少なくとも『許せる』感じにはなれるはずです!
アウトドア度
【アウトドア度 ☆☆★★★】
今回使ったウエストバッグには厚めの帆布素材が使用されており、破れなどにはかなり強いです。
ただし、海や川でのシーンや雨天には染み込みが予想されるため、あまり向いていません。
装着感
【装着感 ☆☆☆★★】
実際に使ってみてわかったのですが、中の物が少ない時は逆に厚みがちょっと気になりました。
オスプレーファーポイント40のように厚みを抑えるためのコンプレッションベルトなどが標準装備ならいいなと思いました。
耐久性
【耐久性 ☆☆☆★★】
ベルト部分とD管やファスナーを含めた金具等はしっかりした印象を受けました。
ただし、マジックテープの面積が狭くて質感が安っぽく、耐久性が不安になる面もありました。
何回も使うことを想定している方は、マジックテープ部分を自分でカスタマイズが必要です。
ちなみに、メッセンジャーバッグについているような強力で耐久性の高いマジックテープも販売されています。
こちらはアーティストがステージでエフェクターボードを固定するのに使われていて、安定性は保証済みです。
出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81FA1y4y6LL._SL1280_.jpg
ギタリストなどが使うエフェクターという道具は足で踏むため、演奏中にマジックテープが弱いとすぐコロコロと転がってしまうんですよね。
どうしても気になる場合はこのようなマジックテープにサクッと変更してしまいましょう。
コスパ
【コスパ ☆☆☆☆★】
モノライフのウエストバッグは、シーンを選べばかなりコスパが良いということがわかりました。
お洒落をしたい時のタウン使いや、雨や水場の想定されるアウトドアシーンでは向きませんが、この収納力とナチュラルな質感で2,000円以下というのはかなり頑張っていると思います。
Twitterの反応は?
Twitterのつぶやきをチェックしてみました!
・超役に立つという意見。
monolifeさんのウエストバッグ、超役立ってます!https://t.co/PlBpwjedWu#てーとくの大洗旅 pic.twitter.com/IkERilcluI
— とも提督@重オタクブロガー (@tomo3000sf) August 14, 2017
・コスパ良すぎるという意見。
https://twitter.com/ice_daayo/status/890088474635849729
最後に
届いた時は「重っ!」と感じたモノライフのウエストバッグ。
このウエストバッグの残念な点は、今回のレビューで全部ぶっちゃけて書きました。
その上で、2,000円以下でこれが買えるってのはなかなかスゴいんじゃないかと。
ちょっとカフェにビジネス書を読みに行くって時に、財布、スマホ、カギ、イヤホンを持っていくという使い方もこれ1個で出来ますからね。なかなか便利な子です。
カフェに本を読みに行く程度であれば、もうトートバッグやリュックは必要ないですね。
ただし、綿は水で染みますし濡れると重くなります。大雨が想定される時はくれぐれも防水バッグなどを持つようにして下さい。
以上、2,000円以下で買える6ポケットの大きめウエストバッグを辛口レビューでした!