寒いので鍋でもやるかなーと思い買い出しへ行ったところ、近所のスーパーのちゃんこ鍋の素が162円と異常な安さを発揮していたので衝動買いしました。
テンションがちょっと上がりつつ家に帰り土鍋に具材を入れてコトコトしながらブログを書いていたその時です。
「ピシッーー」
ん?と思ったのですが、気にせずブログを書き続けていた僕は、この後大惨事になることも知らず。
そろそろかなーと思い、キッチンへ様子を見に行った時は既に土鍋が半分ほどヒビ割れて、底から泡と水分が吹き出てジュージュー音を立ててました。
とりあえず修復しないといかん!僕は一緒に食べる予定だった炊きたてのお米を鷲掴みし、手でこねて土鍋の底に塗りたくりました。
でも水分の流出は全然止まってくれません。段々、焦げた匂いが立ち込めてきて危険な空気が流れます。
1時間ほど格闘したでしょうか。土鍋の底は半分潰れた状態の白い米粒と、それが火に当てられて黒くなって固まり悲惨な外見になりましたが、とりあえず水漏れは落ち着きました。
実は以前からうっすらヒビ割れには気付いていたんです。でも、このくらいなら大丈夫だろうと思って完全に油断してしまっていました。
毎回、鍋をしたら最後に雑炊をして、それでヒビを修復していたつもりだったんです。でもやっぱり土鍋というのはちゃんと専門的な修理をしないとダメなんじゃないかと思います。
土鍋の正しい使い方とメンテナンス方法
いろいろネットで調べてみたのですが、確かにお米のでんぷんでヒビを止めるというのもあるにはあるらしい。
雑炊やうどんは、鍋のシメに食べることも多いですよね。
でんぷんがひびの間に入って、ある程度時間がたつとひびをふさいでくれます。
土鍋を最初に使う時、米の研ぎ汁を入れて10分ほど煮たり、おかゆを作るよう取扱説明書にも書かれていますので(目止めという作業です)、少々のひびならこれで十分です。
土鍋というのはメンテナンスすれば10年とか使えるものというのがわかり、もし次に買う時はしっかり使ってあげようと思いました。ちなみにうちの割れた土鍋は5年くらいでした。
万が一割れてしまったらお米のでんぷんで修復するという方法もあるのですが、その前に急激な温度変化させたりしないでちゃんと使っていれば割れにくいってことでした。
無知というのは時々、本当に物に対しても申し訳ない気持ちになります。
次にもし買うことがあればなるべく負荷をかけないように使って、きちんとメンテしてやろうと思います。
鬱バンザイ!