猫ハンター、ヒラノです。
ウチはマンションではなく一軒家のため、集合ゴミ置き場などはありません。
なので、ゴミを外に置いているわけです。
そもそもゴミを外に置くなよって話なんですが、特に暖かい時期にゴミを室内に放置し、家の中で虫がわいてしまってこれまで散々な目に合ってきた私はゴミを外に置くことにしました。
しかし、そのせいで夜な夜な猫がやってきてはゴミ袋を食いちぎり、中にある食べられそうなものを引きずり出して周りは大惨事。。。そしてゴミ拾い。
ほんと、猫に荒らされた翌日はテンションが下がりまくりますね。
恐らく、同じような被害に遭われている方も多いのではないかと思います。
10ヶ月ほど猫害に悩まされてきたので、今回やったことをまとめて全て書くことにしました。
猫よけ薬剤を庭にまいてみる
はじめて今の家に引っ越してきた時、なんか庭がクサイな?と思ったらガスボンベの横の芝生の上に猫の糞が、、、。
仕方なくドラッグストアで猫よけの薬剤を買ってきました。
たしかウェルシアで800円くらいだったと思います。これはミント系の香りで、慣れるとそこまで気にならなくなります。
猫にとってはこのミント系の香りがかなりキツいらしく、寄ってこなくなるというわけです。
猫よけの薬剤と、もし糞をされた時のための匂い消しのスプレーも合わせて購入。
薬剤を散布してから1日目、2日目と毎朝庭を確認すると猫の糞はありません。
やった!これで猫の糞害&臭害から開放された!!
が、そう思った矢先、その間に雨が振ったりして流され、その後また糞害に悩まされる日々。最初の1週間はこれで耐えましたが、1週間がすぎればまた薬剤を巻き続けなければダメ。
薬剤を使っている間は猫が来ないのですが、散布した後大雨が振ったりすると全部流され、またすぐに猫が来るようになりました。
自家製の猫よけ網を作成
次に、ホームセンターで買ってきた麻紐で自家製の網を作りました。
ネットで漁師の網の作り方を調べて網を編む作戦です。
完成したネットの網目は荒かったのですが、とりあえずまた外に放置したゴミ袋の上にかぶせるようにして1週間使ってみました。
しかし重量が軽くすぐにゴミ袋から離れてしまい全く効果ナシでした。
そればかりか、猫が網の上に糞をする始末。素材が麻製でふんわりしているからといって糞まですることないのに、、、
これも失敗。
その後、3ヶ月以上猫よけを探すこと諦め、ゴミ問題は完全放置していました。
しかし、月に1〜2回は深夜になると猫が現れては荒らされ、家族総出で近所の畑に散らばったゴミを拾い、全員のテンションもダダ下がる始末。
このままでは猫との消耗戦だ。やるなら今しかない!
ということで、再度新たな猫よけを探すことにしました。
最強の猫よけを発見した
試しにAmazonで好評価だった猫よけを購入。
猫よけを設置したのは、いつも庭に出るとゴミの近くからサッと逃げ出す茶トラ猫を数日間連続で目撃したからです。
購入前の2日間、恐らくその茶トラ猫にこれまでにない程にゴミを荒らされ、魚の骨やもやしの袋、ティッシュなどが庭いっぱいに広がり、それは近所の家の庭先まで到達していて途方に暮れる思いを連日していました。
こんな機械で猫が来ないならいいけどねえ、、、とほぼ期待ゼロの状態で使ってみることに。
実際に購入したものがこちら。

- 本体
- 本体に接続する足(カンタンな組み立て式)
- 説明書
大掛かりな装置だと思っていましたが、以外にもシンプルでコンパクトな物でした。
このソーラーシステムで内蔵バッテリーに充電してくれます。つまりメンテナンスフリー。

こちらが本体の猫に反応する側。

ん??これ、、、何かに似ているぞ??
思わずラピュタのアレを思い出してひとネタ。

画面左側の黒い部分が猫の嫌がる周波数の音波を発生させるスピーカー。
右側の白い部分がフラッシュして猫を撃退するLEDライト、真ん中が赤外線式のレーダーという構成。
真ん中の小さい白い部分は動作確認ランプで、動作中は赤く光ります。
組み立ては3分もかかりませんでした。
足の部分の3つのパーツを組み立てます。

本体に挿して終わりです。

基本的には操作はスイッチのオンオフのみでした。

説明書は日本語です。動作させるにはスイッチのオンだけですが、各種パーツの説明などが書いてありました。

LED強力フラッシュ+超音波猫よけの設置後
1日目、2日目、とりあえず猫がゴミ袋の近くに来た形跡ナシ。3日目も大丈夫。という具合で1週間が経過。
実際の設置はこんな感じです↓

LEDは3回点滅→3秒ほど停止→再度3回点滅、、、これを数回繰り返して猫を撃退してくれたようです。
超音波に関しては人間にはほぼ聴こえないので外設置では全くわかりませんでした。部屋の静かな場所でスイッチをオンにした時にはかすかに「キーン」と聞こえたような気がします。
その後10日間、一度もゴミを荒らされることなく、猫を完全シャットアウトすることができました!
2018年3月30日現在、まだゴミを荒らされていません。
超音波猫よけ器のデメリット
メンテナンスフリーのソーラー式超音波猫よけ器に死角なし!と思っていたのですが思わぬデメリットがありました。
それは、日中ソーラー充電をしても、草などが有効範囲内にあると風で揺れてムダに反応する時があることです。
ムダな反応が多いと、必要な時に電池切れをおこしてしまいます。日中はともかく、夜間使いたいという方の場合、無意味になってしまいますよね。
私の自宅の庭は地面が砂利やコンクリートでないため、このデメリットを解消するために周りの雑草を刈ったりして対応してます。
どうしても必要な時間帯に電池が切れてしまう!という方は、使う時間だけスイッチを入れたり、もしくは設置場所を変えてみるのもアリだと思います。
一旦電池切れになるとLEDフラッシュライトはつきません。が、動作確認用の赤いランプはつきます。つまり電池の消費に合わせて二段階で動作する形になっているかと思われます。
一度フラッシュ&超音波の恐怖を覚えた猫に関していえば、同じ場所での設置ではちょっとの威嚇でも効くのではないかと思います。
猫は夜目がききますし、少しの光でも見える→赤いランプだけでもビックリすると予想しています。
草の揺れのせいで恐らく電池切れを起こしていた期間を通して、とりあえず今現在まで継続して猫に荒らされた形跡はありません。
今のところ同商品がAmazonと楽天では2,000円〜3,000円程度で購入できます。
月に2度ほど荒らされていたので、作業の手間を考えると安いもんかなと思ってます。
電池式のものもあるようですが、電池交換や充電の手間などを考えるとこちらのほうが圧倒的におトクです。
猫の糞害やゴミ被害に悩んでいたら、このアイテムを使ってみる価値はありですよ。