離島マニアのヒラノです。
日本最西端の与那国島に行ってきました。


与那国島は人口1,700人程度の小さな島です。
船は週2日のみの運行なので日帰りはできません。
飛行機は那覇と石垣から就航していますが、基本的に日帰りの出来ない場所なので泊まって楽しむのがオススメの島です。
一応リゾートホテルなんかもあるのですが、種類としては民宿が1番多く、与那国行ったら民宿というほど根強い人気があります。
そんなローカル感溢れる与那国島の民宿を渡り歩いてきたので、特徴別に3つの旅館をお教えしたいと思います。
与那国オススメ宿!その1 民宿さきはら荘
まずは『民宿さきはら荘』です。
明るい空間が特徴の宿で、今は女将さんとヘルパーさんでやっているようです。
こちらには名物のワンちゃんがいます。

めちゃくちゃ人懐っこく、ドアが空いているとお客さんの部屋で寝ちゃったりすることもあるそうです。
与那国っぽい料理が食べられるのがさきはら荘
僕が泊まった時のご飯はこんな感じ。

与那国島といえばパクチーとマグロです。唐揚げは多分グルクンでしょう。
小鉢の人参の隣にはオオタニワタリっぽい植物もありました。
女将さんが「あとでスープ出すのでお腹空けておいて下さいね〜」
と言って、出てきたのはなんと馬のスープでした。

馬のアラ煮のような感じのものらしい。ヤギ汁ならぬ、ウマ汁とでも言っておこうか。
馬刺しは食べたことがあるものの、ウマのアラ煮は初めてでした。臭みはそこまで強くなく、珍しさからおかわりしてしまいました。
明るい部屋とリビングが◎
部屋は明るくて快適そのものでした。



風通しもよく、清潔な部屋で布団も文句なしです。
リビングの写真は撮れなかったのですが、採光性が良く広くて気持ち良い空間が気に入ってしまいました。
また、洗濯物を干すテラスのようなスペースから入ることができるらしく、シャワールームもすぐ隣になるので、ダイビングをやりに来る方にも快適な作りになっています。
こんなにいい宿なのに、実は今人手不足のため困っているそうです。もし民宿を辞めたりしてしまったらちょっともったいないなあと思ってます。
誰か手伝いに行って欲しいですねえ。
さきはら荘に向いているのはこんな人!
- 採光性が良くて明るい部屋が好き
- 犬が苦手ではない
- 女性
与那国オススメ宿!その2 民宿おもろ
女将さんの軽妙なトークといい、クセになる人続出の宿。
人が面白いからなのかと思いきや実は違うらしい『民宿おもろ』という名称。

民宿おもろは、さきはら荘の方に教えていただきました。
僕が泊まった日はダイバーさんが沢山泊まっていたので、早速ゆんたくタイムへ突入です。
なんでも、ハンマーヘッドシャークというサメを見るために皆さん与那国島まで来られているそう。珍しいサメを見る絶好のポイントらしいです。
民宿おもろでは朝食のみをお願いしました。
沖縄には珍しく生野菜サラダがあり、ポーク玉子もありつつ、味噌汁がウマいという構成でした。

自然とゆんたくしてしまうのが民宿おもろの特徴
民宿おもろ荘の部屋は上部が空いていて、リビングからゆんたくの楽しい声が聞こえてくるのでついつい遊びに行ってしまいます。


女将さんはなぜかご自身で本まで出版しているという謎の経歴の持ち主で、トークがめちゃくちゃおもしろいです。
バイタリティを感じずにはいられませんでしたね〜。
ちなみに、部屋にいるより外でみんなとふれあおうというコンセプトなので、部屋にテレビはありません。
一人で静かに過ごしたい人よりもふれあいを求める方にオススメです!
民宿おもろに向いている人はこんな人!
- 女将さんとのトークを楽しみたい
- ゆんたくが好き
与那国オススメ宿!その3 旅の館「阿檀」
若い夫婦でやっているファミリー感満載の『旅の館「阿檀」』
阿檀(あだん)というのは南国特有のパイナップルみたいな実が出来る植物のことです。
こちらでは沖縄本島のご出身で物知りなご主人がお出迎えしてくれます。


部屋は民宿には珍しくベッドスタイルです。

泡盛飲み放題700円という破格のゆんたくサービスが設けられていて、ご主人と語りながら飲む泡盛は最高でした。

家族で経営されていてリビングにはお子さんもいるので、ファミリーの中にいるような居心地のよさがあります。
また、与那国島に働きに来ている業者さん向けのサービスが充実しているのが特徴です。
寒い冬のダイビングや長期滞在で働きにくる方のために、ランチで持っていく用の暖かい保温弁当のプランがあったり、滞在中に飽きないようにマンガを置いたりと、さまざまな工夫がなされています。

レンタルバイクが超安い
阿檀ではレンタルの原付バイクが安く借りられるので、与那国島でバイクに乗って移動したいという場合は阿檀に行くといいでしょう。

24時間2,700円、48時間4,400円で原付バイクを借りることができます。
また、歩いてすぐの場所に売店があるので、ランチに困る与那国島では大変便利な立地にあります。

阿檀に向いているのはこんな人!
- ファミリー感を感じたい
- 泡盛をいっぱい飲みたい
- レンタルバイクを安く借りたい
- 長期滞在の業者さん
与那国オススメ宿!その4 民宿もすら
2019年3月追記:情報が古くなってしまったのでここから追記分です!
なにしろ離島の民宿は高齢化が進んでいて後継者不足。電話予約しようと思ったらやってなかったなんてこともざらにあります。
ネットから予約が取れる民宿をまとめてみましたので、与那国島の民宿に泊まりたい方は是非活用してみてください。
民宿もすらは私が行った時にもあった老舗の民宿です。

個室、クーラー、Wi-Fiと、必要な設備は揃っています。

また、民宿阿檀と同じくレンタバイクがあるので、島内をバイクで一周したい人にオススメ。
与那国オススメ宿!その5 民宿てぃだん
日本最後の夕日の名所、晴れた日は台湾が見えることもある西崎灯台近くにある『てぃだん』です。

私も日本最後の夕日を見てきました。めちゃくちゃきれいだったことを今でも覚えています。
部屋の雰囲気が非常に与那国っぽいですね。

てぃだんとは与那国島の方言で太陽という意味だそうです。くつろぎスペースも完備。

番外編 与那国ゲストハウスFiesta(フィエスタ)
民宿ではないのですが、実はゲストハウスが与那国島にも存在します。その名もフィエスタ。

離島の民宿は料金的にちょっと高いなあ、、、と思う方も少なくありません。自分で食材を持ち込めるツワモノはゲストハウスで安上がり作戦も有りです。
ドミトリーなら2,500円〜宿泊可能と、石垣島よりはもちろん相場的に高いのですが、オシャレでロケーションが良いのでそこは許せると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
与那国島で気に入った民宿が見つかると、ハマってしまってその後毎年来るリピーターの方が多いそうです。
自分にあった宿が見つかるといいですね!
2,000円以下で泊まれる石垣島離島ターミナル近くの綺麗なゲストハウス
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