暑い夏は鬱にならない??台湾に行ったら調子が良くなった

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暑くなってきましたね~。

僕の住んでる東京都心は既に最高気温が31℃だそうです^^;

 

というわけで今季初のアイスキャンディーを食べてしまいました!(Doleのオレンジ味)

暑さと鬱の関係ですが、僕は暑いと調子が良いです。なんでもできるんじゃないかって感じに行動的になります。

 

もちろん夏バテなどはするのですが、精神的にはとても良い状態が続きます。

 

日本の場合は、暑い=日照時間が長い場合が多いので、日光を浴びることでセロトニンの分泌が安定するんだと勝手に解釈してます。

 

日光とセロトニンと精神の安定

精神を安定させ、ストレスを軽減させる作用のあるセロトニンには、規則正しい生活をする、日光を浴びる、リズム運動をする、セロトニンを分泌する作用のあるトリプトファンを含む食品を食べるなど、様々な増やし方があります。

 

その中でも日光はかなり大事な要素だと僕は考えています。

 

僕が以前住んでいた家は1階だったのですが、隣家との距離がわずか1mほどしかなかったためほとんど日光が入らない家でした。

 

偶然かもしれませんが鬱の症状が出始めたのはその家に住んでいたときですから、僕はそれ以降引越をする際に「日光」を重要視するようになりました。

 

暑い時は正の行動パターン

暑くなってくるとこんな感じの行動パターンになります。

 

暑い→薄着で外に出ても大丈夫(外出が面倒ではない)→日光を浴びる→良い睡眠

 

という正のスパイラルになります。

 

もちろん暑すぎると外に出たくなくなるのですが(笑)それでも日光の入る家なら家の中にいてもそこそこ浴びることは出来ます。

 

昔読んだ本でこんなエピソードがありました。

 

「重い鬱を発症し仕事が出来なくなり会社を辞めた。もう絶望して生きていけないくらいの状況にまで落ちてしまった。どうせ死ぬなら最後に憧れだったイタリアに旅行に行こう」

 

彼はイタリアのリゾート地で強い太陽を浴びてすっかり鬱症状を回復させ、帰国してから考えをあらためスッキリした気持ちで新しい仕事をはじめたそうです(笑)

 

実はこの話は、自分がたまたま同じような経験をしたので印象に残っていたんです。

 

暑い台湾で過ごして調子が戻った

僕が鬱の症状から脱却しはじめたきっかけの1つに、「台湾旅行」があります。

 

鬱を発症してから何年か経った後なのですが、台湾に1週間、1人で旅行に行きました。現地には日本で知り合った台湾人学生の友人がいましたが、台北以外の場所には知り合いはいませんでした。

 

僕は英語はおろか中国語など全くわかりません。空港についたはいいけど市内までの移動が出来ませんでした(泣)

 

なのでジェスチャーや筆談などで助けてもらってどうにか移動手段を教えてもらい友達に会うことが出来ました。

 

友達に観光案内をしてもらい別れた後も、滞在した地域の人に親切にしてもらったりしました。

 

旅行中、毎日のように日差しが強くてとても暑く、毎日ジューススタンドでとても美味しいスイカジュースや甘いお茶を飲んでいた事を覚えています。

 

普段引きこもりの僕もさすがに旅行中はちょっと外に出てみようか、、ってな感じになるので少しばかり1人で観光もしました。太陽もいっぱい浴びたので調子が良くなったんだと思います。

 

考え方の変化

僕はこの経験で考え方が少し変わりました。

 

台湾の人達は日本に比べてのんびりした雰囲気を感じました。昼間から何もしないで外に椅子を出し、ぼーっと座ってるオジサンとか沢山いました。

 

そういうオジサンがまた優しかったりするんです。

 

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↑ワンコ達もまったりしている台湾の浜辺

 

現地の屋台で声をかけたら、次の日の朝食を一緒に食べに行こうと言ってくれる気さくな学生さんがいて、ローカルしかわからないような美味しいお店に連れていってもらいました。

 

初めて行った国で彼のバイクの後ろに乗せてもらい、かなり怖かったけど楽しかったです。

 

こんな感じで、台湾ではとても人情味を感じました。(屋台の彼とは今でもFacebookでつながってます!)

 

日本は大好きですし、どの場所も清潔だしご飯は何でも美味しいし生活も便利です。でも僕みたいな性格の人間には少し忙しすぎるのかもしれません。

 

僕はこの旅行でいろいろな経験を得ました。その中でも大きな成果は、

 

「もし、今後死にたくなるほど辛くなったらその時は台湾の田舎に行ってしばらくのんびりしよう」

 

という新たな選択肢を僕に与えてくれたことです。

 

そういう意味で心に余裕が出来たので自分を追い込みすぎることがなくなりました。

 

暑くて日差しの強い台湾は鬱への考え方も変えてくれました。本当に感謝してます。

 

かかった金額は1週間の滞在で食事、宿泊(ゲストハウス利用)、往復の飛行機代や現地でのバス、電車の交通費を含めて5万円以下でしたから、さほどお金がなくてものんびりできると思います。

 

もし今後鬱で仕事が出来なくなり、貯金がゼロになり、どうしようもなくなったら5万円ほど借金してでも台湾に行きます(笑)

 

時には面倒くさいと思ってしまうくらいにおせっかい焼きで人懐っこい台湾人の友達ですが、彼らのことは大好きです!(褒めてます)

 

もしあなたが今、鬱が辛くてどうしようもないという状況ならば、思い切って南国に行ってみてはいかがでしょうか?

 

何か良いことがあるかもしれないですよ~(^^)