サイト運営、ブログ運営するにあたり必要なのがサーバーです。
私はエックスサーバーを使ってます。
月額税込1,080円(1年間1括払い)というのは今となっては安く感じますが、ブログをはじめた当初は、「ただブログ書くだけで毎月1,000円以上もかかるってけっこう高くね?」と思ってました。
これが実際に運営し続けて安定してお金が稼げるようになると安く感じるから不思議。
超格安サーバーからエックスサーバーへと切り替えた時に一番思ったのは『サーバーが安定している』ということ。表示スピードが速く全くエラーが出ないことにビビった記憶があります。さすが月額1,000円以上するだけはあります。
ちなみに私がエックスサーバーにした理由はコレ↓
- サイト運営でサーバー代くらいは稼げると確信していた
- WordPressが運営できる
- データベースが50個と余裕があった(X10プラン)
- エックスサーバーは過去にサーバートラブルがほとんど無い
- 容量や転送量が足りなくなったら上位プランに簡単に移行できる
- いずれ自分でサーバーを建てるつもりだった
自分の場合、たまたま近くにブログやサイト運営で稼いでる人がたくさんいたので想像しやすく、エックスサーバーの契約にさほど抵抗がありませんでした。
また、いずれ自らのサーバー設立やプログラミング学習をはじめようと思っていたので、マルチに使えるサーバーがあったら勉強もできるし何かと便利なのではないかとの考えもありました。
同程度のスペック・料金のサーバーですと、MixHostを使っている方も多いです。私がブログを始めた4年前はエックスサーバーほぼ一択でしたが、最近ブログ始めた方はMixHost率めっちゃ高め。
でも、エックスサーバーもMixHostも高いわ!って人が必ずいると思うんですよね。
これから始める方はブログやサイトの運営を長年続けるかわからないし、利益が出るかもわからない、むしろ営利ではなく趣味で使いたいって人はできるだけ安く運営したいのではないでしょうか。
そういった、もっと運営費用を安く抑えたいという方のために、二段階定額制のサーバーを選ぶという技があるので、4年間サーバーを使い続けた私が、オススメポイントとそうでない箇所も含めて書いておきました。
二段階定額制レンタルサーバー Bfit
エックスサーバーのようにどれだけ使っても料金が同じ『定額制』のサーバーと違い、Bfitは『従量課金制』のサービス形態です。
Bfitは基本料金0円から使うことができます。
これは一体どういう仕組みなのか?
先程も書いた、『従量課金制』は転送量によって金額が変化するタイプの契約です。
ここでいう転送量とは、自分がサーバーに文字や画像を送る(アップロード)、完成した記事をネットからユーザーが閲覧する(ダウンロード)の両方を含みます。
その昔、携帯電話の料金はパケット通信料二段階制が主流でした。今もスマホのトラフィックは年々増加しているので、Freetelやb-mobile Sのように従量課金制を取っている格安SIMも少なくありません。
Bfitもこれと同じく、途中まで転送量に応じて段階的に課金され、350円に到達するとそこで打ち止めになるというシステムになっています。
つまり、1番安いBfit-0のプランですと、700MBまでは段階的に課金→700MBを超えるとどれだけ使っても350円というわけです。
ちなみに、転送量の目安ですが、月間のアクセスが10万超の私のエックスサーバーの転送量は合計で約90GBでした。1日に換算すると約3GBです。
2019年現在、エックスサーバー公式の転送量の目安がX10ですと70GB/1日です。
1番安いX10プランでもまだまだ余裕がありますね。計算上は200万PV/月くらいまで耐えられそうです。私の知る限りでは100万PVくらいで切り替える人が多い印象ですが。
X20プランに移行するのはまだまだ先の話になりそうです。
0円で運用できるサーバーBfitの活用方法
二段階定額制レンタルサーバーBfitを上手く運用する方法ですが、私ならこんな感じで使います↓
- 趣味やサークルのHP開設
- 個人ブログの開設
- テストサーバーに使いたい
すでにブログやサイトを運営していて毎日アクセスが頻繁にある方はあまりこのサーバーを選ぶメリットがありませんので、やはり初心者向けだと思います。
趣味サークル等
特に私が推したいのは趣味やサークルのHP開設でしょうか。
サークル等、使う方が限られるサイトの場合、特にこの従量課金制のメリットが効いてきます。
最初に制作する時だけは画像や文字で転送量が多くなり料金が高くなりますが、その後頻繁に更新やアクセスがなければランニングコストを非常に安く抑えることができるからです。
1ページの情報量が500KBとして、700MB÷0.5MB=1400です。
1400PV/月、46PV/1日程度でようやく700MBに到達する計算です。
ブログ初心者
また、イチからブログを初めてみるといった方にも良いかと思います。
なぜなら、ブログは挫折する人が非常に多いからです。3日坊主なんてザラにいます。ブロガーになると言って辞めていった方は本当に多いです。
ブログを開設してみたけどしばらく放置してしまったというケースの場合、月額の高いエックスサーバーですと本当にもったいないです。毎月ちょっとした美味しいランチ代の足しにできるくらいの金額ですからね。
なので、ブログやサイトを続けていき、結果ユーザー訪問数が増え、アドセンス等の広告利益でサーバー代くらいペイできるかな〜となったら表示速度の速いエックスサーバーに移行すればOK。
それまでは最低限のランニングコストで運営していれば心理的なプレッシャーから開放されるかと思います。
安いだけなら無料サーバーでもいいのか
また、私は完全にタダで使える無料サーバーを以前使っていたことがあります。
無料サーバーもいろいろあり、中にはMySQLが使えてWordPress運営のできるものもあります。
これらはタダで使えるので月額コストゼロ。良いっちゃ良いんですが、無料サーバーは止まりがちだったり広告が勝手に掲載されることがあったりで個人的にはあまりオススメできません。
サーバーが止まってエラーになったら意味がないですし、広告は自分で設置するべきだと私は思います。
広告を自分で設置したい、速くなくてもいいからある程度の安定感が欲しい、という方は月額0円から運営可能なBfitが間違い無い選択になるかと思います。
以上、【ブログ運営】0円から維持できる、サーバー代を限りなく安く抑える方法の巻でした!