都会で仕事疲れしてませんか?離島にはビジネスチャンスが腐るほど眠ってますよ

与那国島の観光

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今、沖縄の八重山地方の離島めぐりをしているヒラノです。

八重山地方がどこかといいますと、ざっくりこのあたりです。

宮古島と多良間島を除いた、まあ大体このへんです。

1番大きい石垣島でも人口は約48,000人と、僕が今住んでいる真庭市とそう変わらない規模です。

この地方には離島がいくつもあり、ひとたび他の離島へ行くと人口1000人とかが当たり前の世界になります。

ちなみに、少ないところが人口40人とかの場所もあったりするんですよね。例えば、黒島なんかは人よりも牛の方が10倍も数が多かったりとか。なかなかシビれます。

え?でも離島って仕事無いから住めないんじゃないの??

そんな事いってる人はもう時代遅れですよ!

沖縄の離島の仕事事情は?

民宿は超人手不足!

今回、僕は与那国島の民宿を3件まわりました。

1軒は夫婦でやっているところで、もう1軒は女将さんとバイトのヘルパーさん、あとの1つは基本的に女将さん1人でまわしているところでした。

夫婦のところは余力もあり、忙しいながらもどうにか回している感じでした。

きつそうだったのは女将さんとヘルパーさんの民宿。

この民宿はリビングがめちゃくちゃ広く、規模からして1人でやるのは絶対に無理そうな感じでした。

そもそも2人〜3人でやる規模の場所なんだと思います。

しかし、バイトのヘルパーさんは万年的に不足ぎみで、僕が行ったときにいた方も1か月後には辞めてしまうという危機的状況が続いています。

1人だとまわせないために、女将さんは民宿を辞めようかという話もしているほどでした。

接客業でいえば民宿だけではなく、居酒屋に行ってもどこに行っても人手が足りないという話しか聞かないのが与那国の仕事状況です。

製糖工場の仕事もあるぞ

日本の南国といえばサトウキビ。八重山地方もサトウキビが沢山作られています。

ちょっとバイクを走らせただけで、サトウキビ畑が広がるほど多く作付けされてます。

サトウキビ畑の中を走るのはめちゃくちゃ気持ち良かったりするんですよね〜。

当然のことながら、砂糖を作るための製糖工場も沢山あります。

問題はこの製糖工場。人手が全く足りていないんですよね。

サトウキビの需要は全く落ちてないので、はっきり言って今はまだまだ売り手市場。

離島の寮付きの製糖工場でガッチリ稼いで、しばらく旅行に行ったりする人も多いんだとか。

僕は、東京に住んでいたころ、ヘトヘトになりながら働いたにもかかわらず、全くお金が貯まらない生活をしていました。

離島なんて働くところ無いから行っても意味無いなんて人が多いと思いますが、これは全くの逆ですよ。

売り手市場の離島に参入する価値は確実にあります。

都会で就職活動に疲れて死ぬなんてマジで悲しい話がウソみたいな現実が離島にはあります。

なぜ人手不足になるのか?

良い環境なのに、なんで人手不足になるのか?

石垣島などの大きい島以外の小さな離島には高校がありません。

なので、大体八重山諸島の小さな離島に住む子供達は中学を卒業すると石垣島か沖縄本島に引越しします。

進学したり就職したりで、高校を卒業して戻ってくる人はほんのわずか。

そのため、働く場所はあっても働き手が不足している状況です。

箱物は超立派なものがあるのに、働く人がいない。そんな状態。

特に最西端の島である与那国島は、数年前に自衛隊基地ができ、誘致の収益が増えたために公共の立派な建物が増えてます。

ずっと、インターネット回線がADSLしかなかったこの島に今年から光回線が入るのも、おそらく自衛隊が駐留していることでの継続的な収入が見込めるからです。

僕がたまたま民宿で話した、地元のダイビングショップのお兄さんとかも、この時期は見たいサメが見れるとかで完全に好きなことを仕事にしてて超楽しそうでした。

渋滞ナシ。通勤はバイクで20分。

与那国島は3つある集落間を原付バイクで移動しても、それぞれたったの20分ほどで着きます。

僕が実際に走ってみてわかったのは、自分以外は誰も走ってない完全に独占状態の道路だということ。当然渋滞などありえません。

都会で満員電車に揺られる日々ってなんなんだろうって本気で思いますよね、、、

だって、仕事するまでに疲れちゃうじゃないですか。与那国ではそういったことは皆無です。

与那国には他にない資源がめちゃくちゃ多い!

ダイナミックな風景

与那国島は絶壁に立つ孤島です。

なので、どこを見ても大きな岩や岸壁などにダイナミックな景色が広がってます。

たまたま民宿で写真家の方と話す機会があり、そのときに「与那国は風景が特徴的だから良いんだよ」といっていました。

僕もバイクで島をまわりましたが、他の八重山諸島に比べてスケールがでかいところだなーという印象でした。

与那国島の観光

この崖の上にいる牛達。

与那国島の観光

と、絶景。

与那国島の観光

与那国ブルーの海

与那国はサンゴのリーフが短く、急に水深40mの深さの海になったりします。

それで与那国ブルーといわれる、深い青を見ることができます。

エメラルドグリーンから深い青に変わる、神秘的な海が与那国の特徴です。

与那国島の観光

ダイバーの方に人気があり、リピーターが続出するのもうなずける特徴があるんですよ。

冬になるとハンマーヘッドシャークというダイバー達を魅了してやまないサメが与那国に来るらしく、絶好のポイントがあるそうです。

日本だとハンマーヘッドシャークのみられる伊豆と与那国を往復するダイバーの方が多いんだとか。

与那国にしか生息しないヨナグニウマ

与那国島にはヨナグニウマという原種に近い馬がいます。これがまた、おとなしくて超かわいいやつなんですよ。

小柄で見た目も内地の馬とは違うので、馬を使ったビジネスも全然広げられるんじゃないかなと思ってます。

今のところ数が少ないので、頭数が増えていったらもっとチャンスがありそう。

与那国島の観光

海馬という乗馬のアクティビティがあるのを知ったので、次に行ったときは馬に乗って海の中を散歩しようと思います!

国内でただ一つ、60度の泡盛を製造できる!

僕が一番特徴的だなと思ったのがこれ。

与那国島の観光

花酒(はなざき)といって、与那国島だけでアルコール度数45%以上のお酒の製造許可が降りています。

一応泡盛の一種だそうですが、酒税法上は日本国内ではスピリッツ扱いで、国内で製造できるお酒の中で最もアルコール度数が高いものになります。

小さい島だけでしか作れないってのが希少価値が半端じゃないですよね。

しかも、花酒というのは伝統的に祭事に使われてきました。

例えば洗骨。

与那国島には火葬場がないので、一度土葬をして、その後花酒で骨を洗って清めるそうです。

花酒は生活に密着しているので、たった1300人程度の島でも酒造所が3つもあるのがうなずけますよね。

そういった伝統ある花酒を今でも作れる場所がここ与那国島なんです。

僕も買ってみたので飲むのが超楽しみです。

内地では売ってないし全く知らなかったので、花酒にもまだまだ開発の余地ありなんじゃないかなあ。

離島で住むの、全然アリ。

どこでも人手は足りてないんで、まず食うに困らない。

自分でビジネスやるにしても、他の地域にない特徴的な資源が多すぎるくらいあるのが与那国島なんです。

都会で疲れちゃってお先真っ暗だー!なんて気分になったら、離島に行ったらいくらでも仕事はありますよ。

そういう人は辛い選択をしないで、リゾートバイトダイブ でサクッと自分に合った仕事決めて離島に行けばいいんじゃないですかね?

LCC使えば関東からでも往復6万円くらいでいけちゃうので、興味のある方は一度来られることをオススメします!