卵かけご飯専門店・らん
近年ではTKG【T(たまご)K(かけ)G(ごはん)】と略されるほどの人気っぷりの卵かけご飯。
ちまたでは卵かけご飯専用醤油なんてのも販売されているほどです。
そんなTKGマニア達がこぞって集まる有名店が岡山の美咲町という場所にあるということで友人と一緒に行ってきました。
卵かけご飯専門店はお洒落だった
僕が初めての岡山ということで、どうせなら美味しい朝食を食べようという友人の粋なはからいをしてもらい、車を走らせること約1時間。
店内はこんな感じでお洒落。
来店はGW中でしたが、店内は僕と友人のみの貸切状態。なかなかのラッキーを引き当てた模様。
僕らが注文したのは『たまごかけごはん定食』です。というかメニューはこれしかありません。
料理が来るまでの間に、店内に貼ってある食べ方ガイドを見ます。
3分ほどで定食が到着しました。
定食の内容は、白飯、生卵、みそ汁、それと黄ニラ水餃子とそのタレ。
たまごのおかわりも出来るようです。
店内に貼ってある食べ方ガイドの通り、まずは卵を割ります。
卵を混ぜ白飯へ投入。まずは卵のみでいただきます。
最初の印象は、生臭さが無くて食べやすい。味についてはとりたててコクなどは感じませんでした。
しかし、ここの卵かけご飯の楽しみ方は別にあったのです!
それは『調味料』です。
6種類の調味料で楽しめる!らんのたまごかけごはん定食
テーブル上には全部で6種類もの調味料があり、アレンジしながら食べることが出来ます。
・しそ
・ごま
・ねぎ
・黄ニラ
・のり
・ねぎラー油
これらは基本的に全て醤油ベースの調味料。もちろん6種類全ての味を試しました。
個人的に意外でダークホース感があったのがごま味でした。
このごま味の調味料、ごまの風味はしっかりありつつご飯に合う。でも他の場所ではあまり食べたことがない味です。ごまの新しい領域を知りたい人には是非オススメしたいですね。
逆にパンチがなかったのはしそ味です。ほとんどの味を2回ずつ試したのですが、しそは2回食べませんでした。1回で満足かな。
のり味はごま味ほどのインパクトはありませんでしたが、のりはやっぱり日本人にとって定番の味だなとあらためて実感しました。
また、ねぎ味よりもねぎラー油味のほうが自分的に好みで、卵を混ぜてマイルドになったご飯にねぎラー油の辛みが加わると急に口当たりのバランスが良くなります。
調味料をのせるときの注意点は、一度にたくさん入れすぎないというところです。味付けはかなり濃いので少しずつのちょい足しスタイルがオススメ。付属のさじに半分くらいが適量かな。
味が濃いなと思ったら、定食についているお漬物があっさり味なので、箸休めにすると良いです。
そして、なんといってもここの調味料のメインは黄ニラ。お店の売りでもある黄ニラ味が一番ウマく、ニラそのものの具材が詰まっているので量的なお得感も満載でした。
この黄ニラ、普通の緑色のニラよりも苦味が少なくて食べやすく、より甘みを強く感じることが出来ました。黄ニラを育てたくなりましたね。個人的にこちらの黄ニラ味は殿堂入り確定です。
友人いわく、黄ニラというのは備前市近辺の市場では見たことがないらしい。どこに売っているのですか?と女将さんに聞いたところ、「あれはこのへんでも高級品やからねー」とのことでした。
壁に貼ってあった黄ニラの解説。
そしてこちらが噂の黄ニラ水餃子。
黄ニラ水餃子はタレにつけていただきました。
食感がプリプリしていていい。黄ニラの甘味を感じます。見た目より食べごたえはライトです。
こちらのお店は食べ放題ではありませんが、白米は100円でおかわり出来ます。
おかわり用の卵をいただいたので白米のおかわりをしようと思ったのですが、黄ニラ水餃子でお腹がいっぱいになり断念。
定食の白米はたっぷりめで、成人男性なら1杯でも満足でしょう。
来店した芸能人の方のサインやら写真やら沢山ありました。
この醤油を使っているのかな?
遅めの朝食にオススメです
朝から栄養満点な卵かけご飯をいただけて大満足でした。いやー、600円でめちゃくちゃ贅沢な気持ちにさせてもらいましたよ。
こちらの卵は臭みが少ないので、苦手な方も食べられるんじゃないかと思います。調味料は卵かけご飯のプロが考えたレシピだけあって絶品でした。
関西地域は卵かけご飯専門店が多いみたいなので、いずれ姫路あたりにも上陸しようかなと。ちなみに岡山では他の場所ですと倉敷の美観地区にあるみたいです。
岡山に行った際は、クセの無い卵と様々なアレンジが楽しめる卵かけご飯を食べに行ってみて下さい!
たまごかけごはんの店らんの場所・営業時間
[土・日・祝] 11:00~17:00 [火~金] 11:00~14:00※平日は要予約
ランチ営業、日曜営業
定休日:月曜
【地図】