僕が心療内科に通っていた時はいろんな薬を飲んでいました。
その中でも強い効果を発揮したのがパキシルとマイスリーです。
パキシルを飲んでわかったこと
パキシルは俗にいう抗鬱薬です。比較的新しく開発されたもので、僕が処方してもらっていた時から副作用が少ないといわれていました。
今はもっと新しい世代の物が主流のようですが、どうやらパキシルもまだまだ使われているみたいですね。
僕が体感したパキシルの副作用はこんな感じです。
1.排尿を妨げる
この経験を書くのはかなり恥ずかしかったのですが、生きる以上は大事なことなので思い切って書きました。
これは、尿意があってトイレに行く→いつまで経っても出ない
という状態です。
でもちゃんと尿意はあるのでなかなか苦しいんです。これが毎回なので本当に嫌になりました。排尿困難というのはこんなにしんどいのかと初めて知りました。
2.射精を妨げる
行為への欲求は変わらないのですが、物理的に出にくくなります。
もしかしたら排尿で使うのと同じ筋肉や部位(泌尿器全般)にダメージや圧力などがかかっていて出にくくなっていたのかなと思います。
これは、自分だけならまだマシだったのですが、当時のパートナーに精神的な苦痛を与えてしまったのでそれが本当に辛かったです。
3.躁転した
ここでいう躁転というのは、病院では鬱症状とか診断されていなかった僕が躁のような状態になったことです。
ひょっとしたら生来そういった性質を僕が持っていたのかもしれないのですが、その後あからさまな躁状態にはなっていないので、恐らくパキシルが原因なのかと思います。
パキシルを使っていた時は確かにかなり効果を感じていました。それまで飲んでいたものよりも気分や体感が良かったです。
しかしこれをきっかけに飲むのが怖くなってしまい、パキシルの量を徐々に減らすことで解決しました。
泥の中に沈んでいく感覚のマイスリー
当時は運動も取り入れていなかったので本当に眠れず辛い日々を過ごしました。
そんな時に飲んだマイスリーの効き目は本当にすごかったです。
それ以前も睡眠導入の役目を果たす薬を処方してもらっていたのですが、マイスリーは最初飲んだ時は衝撃でした。
相性もあるので単純に薬の強い弱いは語れないのですが、僕にはすごい効果を発揮してくれました。
感覚としては、気持ち良い泥の中にゆっくりと沈んでいく感じです。
マイスリーの副作用
・健忘になる(寝る直前の一時的な物忘れ)
僕が飲んでみた感じではそこまで副作用はありませんでした。
健忘はちょっと怖かったですが、効き目から思うとまあ仕方無いかなと思って最後まで使ってました。
僕の薬に対しての考え
いろいろと書きましたが、薬そのものが害悪ではなく、相性と使い方だと僕は思っています。
もちろん健康であれば使わなくてもいいはずの化学物質ですから、無ければ無いに越したことはないです。
僕の場合はパキシルを徐々に減薬していきその後に抗鬱関係の薬は一切飲まなくなりました。
睡眠導入の薬はその後も少し飲んでいましたが、その後は我慢していました。
睡眠導入系の薬は【睡眠】という三大欲求と直結しているため、そこに快楽が伴うのではないかと思っています。悪い言い方をするとクセになってしまう感じでしょうか。
そんな予感がしたので睡眠導入剤も減らしていき、今では何も飲んでいません。
ここに書いたことは僕の体験であり、飲めば絶対にそうなるというわけではありません。先ほども書いたように、薬は相性と使い方なんじゃないかなと。
ただ、僕の場合は排尿の困難が薬の影響だとは全く思っていなかったので、そこに気付くのが遅くなってしまいました。
そういった副作用が他の人にももしかしたらあるかもしれないということを少しでもお伝えできればなと思っています(^^)
目指せ健康体!!