離島マニアのヒラノ(@gonkichi331)です。
黒島に行ってきました。わざわざ、沖縄の八重山諸島の、それもマニアックな黒島にどうしていくのか?
そうです、牛祭りです。黒島といえば牛です。
牛が人口の10倍もいる黒島は牛が神聖化されていて、大量に内地へと出荷されているそうです。黒島で生まれた子牛達は、神戸に行って神戸牛になったりすることが多いとのこと。
本当は黒島にいくつもりも無かったのですが、どうもイベント好きの血が騒いでしまい、チケットを購入してしまったわけです。
離島ターミナルで牛の抽選券付きチケットを購入しよう
おトクなチケットを買えるかどうかで、牛祭りを安く美味しく楽しめるかどうかが決まります。
離島ターミナルの八重山観光フェリーでこちらの『牛の抽選券付きフェリー往復チケット』を購入しましょう。
石垣島から黒島へ往復のフェリー乗車券と牛が1頭当たる抽選券、更に食事券が付属しています。
このチケットが大人2,900円、子供1,900円で販売されています。チケットは予約するのがベストですが、前日に八重山観光フェリーさんに電話して問い合わせてみたところ「当日でも大丈夫ですよ〜」との返答をいただいたので、余裕の当日買いでした。
チケットを購入すると、こんなうちわをいただきました。
牛は渡さない!!
石垣島から牛祭り会場の黒島へ
今回僕が乗ったのは、200人くらい乗れそうな大型船でした。
普段は石垣から出ているフェリーで、近場の離島に行くものはこんな大きな船は出ません。やっぱり祭りですね!
船に揺られること30分ほどで港に到着。当日は風が出ていましたが、黒島は石垣から距離が近いのと大型船だからかほとんど揺れませんでした。
今回も牛祭りに来られてツイてる!
港から牛祭りの会場までは徒歩5分
普段では人が歩いていないような離島の道も、ご覧の通り。
各所にのぼりも立っていて、お祭りのワクワク感がこみあげてきます。
5分ほど歩くと牛祭りの会場へ到着。
メイン会場の入り口付近にたたずむ牛ボックス。こちらに抽選券を投入します。
牛は渡さん!!という気持ちいっぱいに抽選券を投入。
黒島牛祭りのメイン会場はこちら
ステージが設けられていて、到着した時にはすでにライブをやってました。
人口密度がハンパじゃない。間違いなくこの日が1年で1番人が集まっているはずです。
無性にテンションが上がってくるヒラノです。野外と音楽、最高じゃないですか。
チケット付属の食事券で『もも焼き』をGET!
メイン会場にはいろいろなお店が出店されています。
牛祭りは10時から開始で、2時間もすれば当然腹も減ってますよね。そんな時は先程のチケットについている食事券でランチをいただきましょう。
僕が選んだのは『牛のもも焼き』です。
クッソでかい牛のモモを包丁で削いでこんなふうに豪快に焼きまくります。
こちらが焼かれた牛のもも肉。赤身肉の噛みごたえがハンパじゃない!!
こんな肉を沢山食べられる食事券付きの往復チケット料金が2,900円ですよ。
通常のフェリー往復だけなら2,190円で黒島へ行き帰りすることができますが、差額たった710円で豪華なランチと牛が1頭当たるかもしれないというドキドキ感を味わえるんです。素晴らしい。
もも焼きが一番人気のメニューで、お昼時には長蛇の列を形成され30分くらい並ぶので、お腹が空き始めるちょっと前に並び始めるのがオススメ!
もし複数で来ているなら、もも焼きブースの横で売っている黒島牛の牛丼をシェアして食べると更に牛感を楽しむことができます。
こちらも食事券を引き換えすることができます。もちろん現金でもOKです。
牛汁は今回食べられなかったのですが、外で飲むスープ系料理って何故か最高にウマイので、一緒に来ている人数が多いときは全部試すべし。
牛の体重あてクイズ
メイン会場の向かいの牛舎では、牛の重さを当てるというシンプルなクイズもありました。
ジャージー牛、めちゃくちゃ可愛い。
そのお隣では削蹄といって、伸びてしまった牛の蹄をカマのような道具で削っていました。
完成形はなんと綺麗なハート柄。
牛 vs 人間5人の綱引き
またメイン会場へ。
牛と人間の綱引き競技が行われています。
めちゃくちゃ顔の怖いオス牛と人間5人での綱引きです。
絶対牛が勝つだろうと思いつつも、やはり1%の可能性に期待してしまう。
結果は5人どころか大人10人でも牛は表情をピクリとも変えず全員引っ張り去っていきました。
牛、やっぱり強いわ。
黒島、普段はこんなところ
祭りで賑わっている会場から少し離れるとこんなのどかな風景が広がってます。
さすが、人口の10倍の数の牛が住んでいるだけあって、牧草地帯がめちゃくちゃ広い。
しばらく歩くと、研究センターなるものがあり、中にはこんなものがありました。
自分の体重を黒島の牛換算するとどうなるか教えてくれるマシン。
6倍ってことは420kgじゃん。
意外と牛の体重が軽いということに気付いてしまったヒラノでした。
来年の牛の体重あてクイズは取ったようなもんですね。
海もキレイなのが黒島の魅力
『黒島=牛』
これは八重山をめぐる旅人の中でもよくかわされる会話なのですが、牛以外の魅力として、実は海がキレイだったりします。
僕がゲストハウスで知り合った大学生なんかは、宿泊する必要がないといわれる黒島に2泊もしたらしく、その場にいた全員に「黒島でなにしてたの??」と総ツッコミされてました。
すると、
「ずっと泳いでました。海めちゃくちゃキレイですよ〜」とのこと。
黒島は牛だけではなく海もいいそうです。牛と海が好きな人は今すぐ黒島へGO!
黒島牛祭りのまとめ!
今回、僕を含めて仲間達の抽選券は全てハズれてしまいました。残念。
でも、実は牛以外の景品が案外多かったりするので、何かが当たる確率はかなり高いと思います。
ちなみに2等の景品はヤギです。生きたヤギもなかなかインパクトありますね。
最後にもう一度いいますが、牛祭りのチケットは、食事付きの往復乗船券が超おトクです。コレしか選択肢はないでしょう。
牛祭りの日は船が多く出ていて、最終便で帰れるようになっているので、黒島に泊まる必要はありません。
実際、僕が帰りに乗った船は、ライブ演奏したミュージシャンの方が機材関係のトラブルで遅れてしまい、一旦港を出た船が引き返すということがありました。
牛祭りは全員帰れるようになってるので心配無用ということです。
以上、黒島の牛祭りを安く美味しく楽しむ方法でした!
八重山観光フェリー情報
TEL:0980-82-5010
石垣島離島ターミナル内でチケット購入できます。