
僕は今でも次の日が来るのが不安で眠れない時があります。
古今東西、不安を無くすために様々な方法が考えられてきました。
社会を形成して安心を得る場合や人によっては薬に頼る場合もあります。
僕は老後のことは考えません。中期的な不安はありますが長期的な不安はありません。
不安というのは1番手前にあるものを片付けるだけで十分だからです。
1~2年の中期的な不安を取り除いていくことで自然と長期的な不安が取り除かれていきます。
そもそも人はまだ見ぬ不安に怯えていることが多いです。想像力がありますからある程度は仕方がないことだと思いますが。
僕の場合は体を適度に動かしたりご飯をしっかり食べることで不安要素は少しずつ減りました。
それでもやっぱりダメな時はダメなので、開き直ることにしました。無理に高みを目指さない、適度な到達点で満足するということです。
これは、
『適度な到達点で満足する方法を見つけた』
このような考え方も出来ます。僕の考えが変化したのは年齢的なこともあるでしょう。若い頃というのは何もかも手に入れたいですし、必ず手に入れられると信じているものです。現実とのギャップを目の当たりにして辛くなってしまうんですね。
思えばここ7~8年間不安を無くす方法を探す日々の連続でした。
子供が出来ると自分は種としての役目を終えるために不安感が少なくなるそうです。
僕にはまだ子供がいませんからそういった感覚はわかりませんが、多分それは本当でしょう。
家族の形成も不安を減らすためなんだと思います。
今は家族の形もそれぞれで、血縁関係の無いシェアハウスのような家族形態も増えています。
そもそも核家族というのが本来無理のある形です。
不安を無くすためには自分のプライベート空間を捨ててでも、他人と協力し合って生きていくというのが今後の生き方の1つになるでしょう。