外部メディアは何が1番いいのか?という疑問が生じてやまないヒラノです。
なぜなら僕は旅行好き。今は極小の外部メディアだったSDすらも512GBのものが販売されていて、この軽くて薄いSDは持ち運びには最適なサイズです。
軽い荷物を持って旅する方で有名どころだと、高城剛さんとかはこのタイプですね。
頻繁にLCCで海外行くって人ならこういった軽くて衝撃に強く、そこそこ容量も確保できるSDのようなカードタイプはベストでしょう。
しかし、ここで浮上してくるのが価格の問題です。
SDはめちゃくちゃ高い!
大容量で転送速度の速いSDはまだまだ高価で、一般人が手軽に買える値段にはなっていません。
標準タイプのSDなら、512GBでもある程度のスピードを求めると国内正規品なら3万円台なんてことも。
だからといって手軽さは犠牲にできません。僕は旅行好きで沖縄の島巡りをしたり、いろんな地方にもよくいくのです。だから荷物は軽いにこしたことはない。
可能性を考えてみると、価格でいえば、
HDD>SD>SSD
こんな感じになります。
軽さ、コンパクトさは、
SD>SSD>HDD
です。
HDDは外付けのモバイル版で4TBのものがWDから出ています。
ただ、こいつは重さが250gもあります。僕はこれの前モデルの3TBを持っていますが、3TBでも重さ的にズッシリくるんですよね。
せっかく軽さを求めて高級なMac Bookを買ったのに、外部メディアが重かったら意味ないわ!って思います。
持ち運びと値段と重さのバランスを見た上で、最強の外部メディアはあるのか??いろいろと考えてみました。
最強の外部メディアはどれだ?
まずは軽い外付けHDDをピックアップ
軽量化を求めると価格が高いというジレンマがあるため、初心に戻ってHDDから。
動画や一眼レフのデータを使っていてもそこそこ使いやすい容量である2TBの外付けHDDの中から探してみました。
メーカー(ブランド名) | 型番 | 重量 |
I-O DATA | EC-PHU3W2D | 230g |
BUFFALO | MiniStation HD-PCF2.0U3-GBE | 225g |
Seagate | SGP-NY020UBK | 170g |
Transcend | StoreJet 25M3 TS2TSJ25M3 | 230g |
東芝 | CANVIO PREMIUM HD-MA20TS | 重量不明 |
WESTERN DIGITAL | WD Elements Portable WDBU6Y0020BBK-WESN | 230g |
MAXTOR | HX-M201TCB/GM | 169g |
MARSHAL | MAL22000H2EX3-BK | 263g |
ADATA | AHV100-2TU3-CWH | 211g |
ロジテック | LHD-PBM20U3QW | 240g |
エレコム | ELP-QEN020UBK | 重量不明 |
上記の表は容量2TBにしぼり、安そうなものから各メーカーごとにピックアップしたもの。
重量の不明なものもいくつかありましたが、重さだけでいえば、MAXTORの『HX-M201TCB/GM』が169gと最軽量でした。
また、別途調べたSilicon-Power社のDiamond D20の2TBモデルは135gと超軽量なのですが、国内で見かけるのは500GBモデル『SP500GBPHDD20S3W』のみで、2TBは販売されていないようです。
ただ、ブランド的にMAXTORってどうなのよ?って思うんです。何しろあの悪名高いSeagateですからね。ある程度HDDの信頼性を求めるのであれば東芝を選んじゃうと思います。
軽い外付けSSD
続いて、外付けSSDとして販売されているものの重量を調べてみました。
メーカー | 型番 | 重量 |
Samsung | Portable SSD T3シリーズ | 51g |
Transcend | ESD400 ポータブルSSD | 56g |
Transcend | StoreJet for Mac Thunderbolt対応SSDシリーズ | 136g |
FREECOM | ポータブルmSSD 256GB | 29g |
WESTERN DIGITAL | My Passport SSD 256GB External | 38.8g |
FREECOMのmSSD 256GBが1番軽くて29gでした。ただ、こちらの製品は現在Amazonで売り切れ状態になっていて購入することができません。
続いて2017年6月に発売されたWESTERN DIGITALのMy Passport SSD 256GB Externalです。
こちらは256GBの容量にもかかわらず38.8gとかなりの軽量さを誇り、独自のパスワード機能でセキュリティも万全なタイプ。さらに驚きなのは1TBでも同じ重量のため、容量が必要な方でもたった38.8gで済んでしまいます。
僕はこのHDD版を使っていて、セキュリティ機能はもちろんデザインが良くて容量も多く超絶にコスパがいいです。重いですけどね。
【レビュー】セキュリティ完璧!パスワード機能付きの外付けHDD決定版
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価格と容量さえクリアしてるのであれば、特に旅行や移動しながら外付けメディアを使いたいよって人には外付けSSDの選択はめちゃくちゃアリです。なにしろ38.8gです。1円玉なら39枚分くらいです。あと、玉子で例えるなら1個分より全然軽いです。
あと、SSDで問題なのが書き込み回数問題ですよね。これ、書き込み回数がある一定の数値に達すると故障するというSSDならではの特徴です。もし、書き込み回数的な耐久性を気にされている方は耐久実験で残ったSamsungを選んだほうが幸せになれます。
SSDにデータを書込みまくり再起不能に追い込む耐久試験で分かった信頼性に関する真実とは?で行われている耐久実験の結果も参考にしてみて下さい。
[blogcard url=”http://gigazine.net/news/20150316-ssd-endurance-experiment-4th/″]SDを携帯用外部メディアとして使う
次に、SDを携帯用のメディアとして使う方法です。
ここでは標準SDではなく、あえてmicroSDで考えてみました。
なぜなら、1枚0.4gのmicroSDなら10枚携帯してもたったの4gだからです。
こういったmicroSDは読み込みや書き込み速度は低速ですが、1gでも減らしたいという軽さ至上主義の方はやはりこの選択肢になるでしょう。
512GBのmicroSDもあるにはありますが、今のところ国内のAmazonで買えないものはナシとして考えました。
メーカー | 型番 | 参考価格 |
Samsung | microSDXC 256GB EVO+ Class10 UHS-I MB-MC256D | 16,000〜17,000円 |
SanDisk | MicroSDXCカード Ultra 200GB Premium Edition 90MB/s Class10 UHS-1 | 9,000〜10,000円 |
今のところmicroSDで国内販売されているものは256GBが最高容量で、上記の2製品が挙げられます。
並行輸入品も入っていますが、Amazon.jpから注文できるので入れておきました。
もし2TBくらいほしいとなるとSamsung製で8枚、SanDisk製で10枚必要で、参考価格を元にするとそれぞれ136,000円、100,000円となります。容量だけ考えると高城剛さんが使われていたというSanDiskのほうが安いですね。
とはいえ、数百グラムを削るために100,000円を投資できるかどうかというところでしょう。
これが外付けSSDならば、My Passport SSD 1TB Externalを使えば38.8g×2=77.6gで2TBを携帯することができます。この方法だと大体140,000円くらいかかります。その代わり超高速&そこそこ軽量体験を手に入れることができます。
とにかく軽いのが好きな人は10万円出してmicroSD、軽さはそこそこでより高速性能を求める方は14万円出してSSDでしょう。
内蔵SSDを外付けとして使う選択肢
次に紹介するのはノートPCやデスクトップPC用に使う2.5インチのSSDを持ち運んで外付けSSDとして使うという選択肢です。
モバイル用として売られているSSDのモデルは値段的に高いので、内蔵タイプをモバイルしてしまおうという考えです。
こちらは480GBモデルですが、重量は62gと軽め。
モバイル用にケースを別で買って入れても100〜130g程度でしょう。
複数台のSSDを用途別に使いたい方向けに、中身の見えるクリアケースなんてのもあります。
もちろんこういったケースを使った場合、前述の外付けSSDの38.8gなどに比べてしまうと重く感じてしまいます。なので、携帯性は若干犠牲にしてもいいから耐衝撃&省電力&高速を求めるといった方にオススメな方法です。
あと、基本的にデスクトップもしくはノートPCに内蔵するタイプですので、製品数が多いです。そのため、SDや最初から外付けSSDとして売られているものに比べて選択肢がめちゃくちゃ広がるんですよね。
人が使ったのでも気にしないよって方は、ヤフオクやメルカリでも沢山出品されているので、前期の型落ちモデルをこういった場所で購入して自分でケースを用意して作ってしまうという手も全然アリです。
知識のある方ですと、安いジャンクPCから取り出してSSDだけ使うといった使い方もあります。
まあ保証を考えると新品が1番ですけどね〜。
僕が以前使っていたMac Book Proを改造して入れていたCrucialの内蔵SSDはコスパが良くてオススメです。
Crucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 1TB ( 3D TLC NAND / SATA 6Gbps / 3年保証 )国内正規品 CT1050MX300SSD1/JP
外部メディアは結局何がいいのか
僕が考える外部メディアですが、予算が許す方は外付けSSDタイプをオススメします。
microは軽いしそのままGoProとかドライブレコーダーや一眼レフなんかにも使えるんですが、転送速度を考えるとまだ不利です。
あと衝撃に弱いHDDをガシガシ外に持っていくのはちょっとイヤですね。なので、ある程度の耐衝撃性能と転送速度を兼ね揃えた外付けSSDがベストでしょう。ノートPCで使うなら省電力でバッテリーの持ちもいいですし。
予算的に厳しいよって人は内蔵タイプをケースに入れて持ち運ぶのがいいんじゃないでしょうか。
以上、外部メディアは何がベストなのかを考えてみたの巻でした!
この記事を書いて数日したら厚さ2.2mm、8gで128GBの外付けSSDがリリースされました!
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