どうも。ツイてる男、ヒラノ(@gonkichi331)です。
相変わらず離島を巡る日々です。
今回は沖縄・西表島について書きます。メシの話です。そう、グルメトークです。
でも西表島のグルメって何よ?
イリオモテヤマネコ?謎のジャングル植物?
いいえ、違います。
答えは西表島の上原港近くのこの居酒屋にあり!
西表島のグルメをとくとご覧あれ!
やってきたのはこちらの『ぽけっとはうす』です。
ランチもやってますが、今回は夜の営業時間にお邪魔させていただきました。
西表島のグルメその1 島タコ
そう、西表島のグルメといえば、まずは島タコですよ。
実は僕は島タコを食べるまで、タコって特別な食材じゃないよね?って思ってました。
でも島タコは全然別ものなんです。まず、塩味が効いてるんですよね。
これ、後から付けた塩味なのか?と思ったので、その後いろんなの人に聞いてみたところ『塩味がたまらん』みたいなことを言うわけで。
なんで、多分これはこういう味なんじゃないかって思ってます!
醤油とかつける必要を全く感じない、海から獲ったまんまの塩味がするのがこの島タコです。
タコ自体の味も濃くて、泡盛にめちゃくちゃ合う!西表島の島タコは噛むほどに味が出てくる絶品グルメです。
西表島のグルメその2 イノシシの炙り
続いてイノシシの炙りです。
イノシシは内地でも捕れるし、山梨県なんかではイノシシのほうとう汁とかでも食べられるのですが、これまた全く別物。
こちらが西表島の最強絶品グルメ、ぽけっとはうすのイノシシの炙りです!
口に入れた瞬間、ジュワァァァァッ・・・っと広がる甘み。そして臭みはゼロ。
なぜ野生のイノシシなのに臭みがないのか??
僕は狩猟免許を取得していて、鳥獣の知識においてはそれなりに詳しい方です。
なのであえて解説しますと『動物の味は、その個体が食べてる物で変化する』ということをまず言っておきましょう。
西表島に生息している野生のイノシシは、ほぼドングリを食べています。
ドングリを食べる豚、、、聞いたことありませんか?
そう、イベリコ豚です。
甘みがあるのが西表島のイノシシの特徴
実際はイベリコ豚というのは血統の名前で、イベリコ豚=ドングリを食べてる豚ってわけではないです。
が、今回は説明としてわかりやすくそういうことにしておこうと思います。
イノシシもイベリコ豚と同じ豚の仲間なので、ドングリを食べると肉が超甘くなるんですよね。
大抵の動物は、植物質のエサを食べて育つと美味しくて、動物質のエサだとマズく(臭く)なります。
基本的にイノシシというのは雑食の動物で、なんでも食べます。
しかし、西表島のジャングルにはドングリの樹が豊富にあります。実際に自分がジャングルに入った時にも超デカいドングリを見つけられるくらい大量にあります。
そのドングリの実だけを食べて成長したイノシシは基本的に甘みがあって臭みがありません。
正直、僕が人生で食べた肉の中でナンバー1を記録するほどの旨みでした。いや、まじで。
ちなみに、野生のイノシシなので肉の噛みごたえはハンパないです。アゴが疲れます。でもめちゃくちゃウマいです!
こちらのイノシシの炙り、一見して生肉に見えますが、表面を炙って処理してあるので衛生上全く問題はありません。
そもそも西表島には肝炎を持ったイノシシは生息していないので、昔から安全に食べられています。
安全なイノシシ肉を念のため炙って出しているわけですね〜。
イノシシ=臭いってイメージを持っている人に一度でいいから西表産のイノシシを食べてみてほしいなあ。
まだまだあるぞ!西表島のグルメ!ぽけっとはうすの人気メニュー
他にも、人気メニューとして名物餃子があり、こちらも肉感たっぷりで美味しかったです。
濃厚なカニである『がさみ』もありました。
『いのしし』の看板の雰囲気がたまらない。
ちなみにイノシシ料理はいろいろなアレンジに対応してます。さすがです。
西表島ぽけっとはうすへのアクセス
場所は、上原港から徒歩5分のところにあります。
冬期は北風の影響で、石垣島から上原港へのフェリーが欠航することがほとんどなので、南にある大原港からバスかレンタカーで行くことをオススメします。
西表島ぽけっとはうすの営業時間
営業時間 | 16:00頃~25:00
夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業 |
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定休日 | 月曜休 |