久しぶりにちょっとビックリするニュースが飛び込んできましたね~。
全国民に毎月11万円、フィンランドが世界初のベーシックインカム導入へ
ベーシックインカムは以前から経済学者などが提唱していましたが、実現は不可能といわれていました。
ベーシックインカムって何?
政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされる額の現金を無条件で定期的に支給するベーシックインカム制度。
フィンランド政府は全ての国民に分け隔てなく毎月800ユーロ(約11万円、年間では約130万円)を無課税で支給することを検討。
全国民が平均的に毎月何もせずお金をいただけるという、現在の日本社会の常識から考えると驚きな制度です。
その代わりフィンランドはこれまでの手厚い社会保障を撤廃。
今後はベーシックインカムだけで教育費や医療費等を支払って下さいねということになります。
福祉国家に完全に限界がきてきつくなる前に、あえて自ら少しきついところに早めにシフトチェンジして緩衝地帯にするという計画なのでは。
これって、あとは自己責任でお願いしますってことですよね。
ある程度計画的な生活が出来て健康でそこそこ働ける方にとっては朗報です。
今まで面倒だった仕組みがシンプルになるのでそこで使っていた経費は浮くんじゃないかと思ってます。
国からの福祉が弱くなるとその分企業の負担が多くなります。あと制度内容や享受資格によっては移民も増えます。
ベーシックインカムの導入はオランダでも検討されているようで、こういった部分はヨーロッパは最先端を進んでいるなぁと。
高齢化では日本が突出して進んでいるのに、仕組みが古いままなのはもったいないなぁと思ったりします。高齢化に完全対応できれば最先端を走れますよね。
ただ、こういった社会や経済の流れが世界的に飛び火する可能性は大きいです。人々が生きる仕組みの部分って流行がありますから。
僕にとって影響や変化があったのは、『他国に移民する可能性がゼロではなくなった』というところでしょうか。
これまで移民なんて一度も考えたことはありませんでしたが、ベーシックインカムを導入したとなるとやはり興味があります。
近々、フィンランドやオランダに移住する計画が話題になるかもしれないですね!