EXシアター六本木で行われたロドリーゴ・イ・ガブリエーラの来日ライブに行ってきました。

ロドリーゴ・イ・ガブリエーラってどんなグループ?
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ (Rodrigo y Gabriela) は、メキシコ出身でアイルランドを拠点に活動する男女アコースティック・ギターデュオである。
リードギター担当のロドリーゴ・サンチェス (Rodrigo Sánchez) とリズムギター担当のガブリエーラ・クインテーロ(Gabriela Quintero, 姓はキンテーロとも表記される)による、リズミカルかつ速弾きを駆使したインストゥルメンタルギターが特徴。
彼らは基本的に2人でやってます。パートは2人ともギターです。
僕は7年ほど前に友人から教えてもらって知りまして、リズムがフラメンコみたいですごくカッコいいなー!という印象で、すぐハマったのを覚えています。
元々、スラッシュメタルバンドをやっていたらしい!?
元のバンドは知りませんが、彼らは昔、スラッシュメタルのバンドをやっていたようです。スラッシュメタルを知らない方のために、こんな感じの曲です。
スラッシュメタルというのはテンポがめちゃくちゃ速く、ギターのリフ(この曲でいうところのザクザクとした音を刻む感じ)がメインです。メタリカというバンドが有名です。僕もハタチくらいの頃、この曲を練習しすぎて腱鞘炎になったことを覚えています。
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラは元々こういった、ギターを激しく弾くジャンルのバンドをやっていたため、アコースティックギターに持ち替えてもガシガシ弾くようなスタイルの曲もやるんですよね。
そういった自分達にとってのルーツを大事にしつつも、新境地を見出すのが彼らの特徴です。
フラメンコ的なラテンな曲調が魅力
名曲は多いですが、やはり有名どころはコチラの曲でしょう。今回のライブでもアンコールで演奏し、1番に盛り上がりました。
厳密にはフラメンコとは違いますが、スパニッシュっぽい、情熱のラテンといった感じの曲調です。さすがメキシカン。
右側の男性リードギターのメロディも素晴らしいのですが、初見で聴いた時に僕がびっくりしたのは女性が弾いているリズムギターです。
バシバシとギターのボディを叩いてドラムのような音を出す「スラム奏法」をやりつつ普通に弾く、という高度なことを軽々やってしまう。しかもリズム感がめちゃくちゃ良い。
難しいことはさておき、この人達のライブはとにかく誰でもノリノリになれちゃうんです。
観客をステージに上げて演奏する!
途中のMCで、「ステージ上がる人いるー!?」みたいな感じで煽ってくるんですよね。
あれよあれよという間に観客がステージに上がり、両サイドに演者2人がいるのがわからないくらい人がいます笑

当然、お客さんはみんな大盛り上がりで、踊りまくりです。
僕も行こうとしたのですが、間に合わず人数制限がかかってしまいました。残念!
客席に「次はメロウなナンバーとハードなナンバー、どっちがいい?」と聞いたり、途中で往年のロックバンド、EXTREMEのアコースティック曲をやりかけてやめたり笑 突然レッチリの曲を歌い出したりと、なかなかやりたい放題にやってくれました。もちろん、客のリクエストには最大限応えてくれます。最高です。
ロックバンドではないので音量そのものはうるさくないし、でも乗れるというライブでした。いやー、行って良かった。
よく来日するみたいなんで、気になった方は是非ライブに遊びに行ってみて下さいね。
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