春に向かっているとはいえ、まだ寒い時期は続きそうです。
こう寒いと、うつモードに突如入ったりすることもあり、自分の好きなことでもやる気が出なくて毎日は出来なかったりします。
好きなことだけして生活していたい。でも1つのことだけ毎日続けるのは辛いし飽きてしまう。
このループにハマると厄介です。そこで僕は楽になるために一番にならないという方法を選択しました。
目標を低く持つという努力をする
一番を目指すとなるととにかく労力が必要です。また、才能も必要でしょう。だから二番煎じでいい。
二番煎じならやっても意味が無いということで最初からそのポジションすら諦めてしまう人がいまして、僕はこれが大変もったいないと思うのです。
これは二番に限らず、三番手、四番手でもいいです。目標はなるべく低く持ちましょう。
僕のやっているほとんどの事は二番煎じ、三番煎じです。
全員が全員革新的なことを思いつくわけではないし、それをやる勇気を持ち合わせているわけではないので、これはいいなと思ったらまず真似してやるようにしています。
真似ができなくなったら終わりだ
頭が硬くなってしまうと、とたんに真似が出来なくなります。
誰だって生まれてすぐの頃は真似からはじめます。でなければ言葉が話せるようにはなりません。
それなのに、大きくなるにつれてどういうわけか多くの人は他人の真似が出来なくなってきてしまいます。
最初からオリジナリティを求めてしまうんですよね。
オリジナリティというのは、そもそも模倣しないと出てきません。完全なゼロから何かを作れる無限の才能を持つ天才は別ですが、ほとんどの人は先人の模倣をした上で何かを作ったり考えたりします。
みんな誰かの真似をして、自分の中に完成した物を組み上げて何かを作ります。それは例えて言うなら積み木やレゴブロックのパーツのようなもので、いろいろな形をしていて、ある人にとっては小さな、ある人にとっては組むのが難しそうな形をしていたりもします。
音楽を例にとると、コード進行(五線譜で見ると縦に積まれた音)なんかがわかりやすい例でしょう。
コードというのは、12音階の西洋音楽においては一般的な理論で、これは3つのパーツが寄り添った比較的大きな形のレゴブロックといえます。
これを更に違う種類のものをもう2つ増やすと、トータルで3つの塊になり、この3つを順番に並べると一般的に聴きやすい音楽として成立します。
童謡なんかは3つの塊しか使っていないものもあります。
しかし、この単純な塊の並びですら、最初はどこかから真似しないと作ることは難しいと思います。
ジャズの演奏家はアドリブ演奏というものをやっていて、これは過去に演奏されたフレーズを自分なりに分解し、合う部分に当てています。彼らは極小サイズまでに細かく分けられた音のレゴブロックを頭の中に大量に持ち、いろいろな形に瞬時に組み上げることが出来ます。
大抵のことは真似をしないと形として成立しないのに、いつの間にか真似をするのが恥ずかしいとか、面倒なことのように思えてしまいます。
これは非常にもったいないので今すぐ辞めましょう。
二番煎じを沢山やる
昔は、器用貧乏といわれてあまり良い印象を持たれませんでしたが、様々なジャンルの二番煎じをやることは今の世の中に合ってます。
現代は数十年前のように雇用が安定していないし、その仕事が自体が無くなってしまう確率が高いからです。
それなら最初から他ジャンルを並行してやっていたほうがリスクが減ります。
また、ジャンルをまたいで掛け算をするという技も使えるようになります。
動画しか作れなかった人が音楽も作れるようになったらそれだけで完全オリジナルのPVが完成します。更に面白い動画の上映会をするといったようなイベントを作るセンスがあれば、オリジナルコンテンツを使ったイベントも出来るようになります。
上で書いたレゴブロックは他ジャンルにも活用出来るので、いろんなジャンルの、いろんなカラーの物を持っていて損はありません。
そして、全てのジャンルで1番など最初から狙わず、ゆるく設定をしておけば疲れません。
株や投資で言う所のポートフォリオを作るように、いろいろな形で金銭的収入や、人に助けてもらう手段を作ればより安心して生活出来るんじゃないかと思います。
年齢などを気にしていると何も出来なくなってしまいます。年下でもすごい人は沢山います。むしろ、最近は僕より下の世代の人達がやっている事には驚くことばかりです。
やぎろぐの人の記事を読むとビックリしますよ。僕も彼に弟子入りしたいくらいです。
自分より年下だから大したことないと思う先入観とか、この性別やこの国籍だからダメだとか、そういったことは一度全て捨てます。
そうすると学べる姿勢が出来るので本当に楽になりますし、身になりやすいです。
二番煎じ、三番煎じを量産する方法もそのうち書きたいと思ってます。
鬱バンザイ!