phaさんの本を2冊読みました。
『しないことリスト』ともう一冊は伊藤洋志さんとの共著の『フルサトをつくる』です。
読んだ感想はそれぞれ別の記事に書きました。
【もっと楽をしよう】phaさんの『しないことリスト』を読んだ感想など
これは本当にいいなあと思ったのでツイッターで「本あげます」を募ってみたのだが、まだ連絡は来ていません。まあたった1回のつぶやきだからそんなものかなとも思います。
なので今回は何故僕がこういう事をして行きたいのか書きました。
本というのはもっと読まれるべきところに行く方がいい。特に良い本になればなるほど、沢山の人に早く読まれて欲しいと思う。
良い本はどんどん回すと面白い
例えば、ゲストハウスやシェアハウスなどには大抵本が沢山ある。そこに寄贈するというのも1つの手です。
本は売れば単純にお金になるし、僕だってお金は欲しいですが、良い本を回すことにはそれ以上のリターンがあるような気がしています。そんなに良くなかったなーって本はササっと売ってしまいますけど。
中古本屋に売るよりは人とのコミュニケーションが生まれるし、沢山の人に読まれる可能性が高いんじゃないかと思います。
僕なりに考えたのは、もう少しコミュニケーション性が強く著者への利益重視の方法で、
フェイズ1. 自分が持っている本を誰かにあげる
フェイズ2. あげた人が著者に対して何かアクションを起こす
というものです。
「著者に何かをする」というのは、例えば投げ銭でもいいし、読んだ感想をブログやツイッターなどで書くでもいいと思います。
phaさんの場合はAmazonで欲しい物リストを公開されているので、本を貰った人はそこからアクションを起こすのもいいかもしれない。
もちろん、読みたい人全員が新品の本を買うのであれば著者(と出版社)にとっては利益的にも一番のプラスだし、それにこしたことはありません。
でも、『興味があるしちょっと読んでみたいけど新刊だと手が出ない』という人も世の中には一定数存在します。
そういう人の場合は本が中古で出るまでしばらく待ったりするのだけど、結局その分の利益って中古業者に行ってしまうんですよね。
これでは読み手に届くまで時間もかかるし著者への還元も無い。
だったら読まなくなった本をネットで募った誰かに渡した方が、そこで新たなコミュニケーションが生まれる可能性があるし、著者にも何らかの形で還元されるんじゃないかなと思います。
僕は音楽を作っていますが、例えば自分の曲をCDにするなり、何らかの形にしたとします。それがそのまま中古で売られたら、それだけではその後何も起きないなあと思い、このような考えに至りました。本も同じことだと思います。
まあ、こういったことはあまりガチガチに固めてしまってもつまらないので、「もし無料で貰うことに引け目を感じてしまうなら著者に何かしたら喜ぶかもしれませんよ」と促すくらいのスタイルでもいいでしょう。
本当に良い本というのはこういう活用方法があると思います。
僕は本を回します
良いと思ったことはやらないと気が済みません。読みたい本と交換するというのもいいんじゃないでしょうか。
もしブログを読んで僕の持っている本が欲しいなと思っている方がいたらツイッターで連絡下さい。
鬱バンザイ!