先日、真庭市役所に行き、住民票を移してきました。
僕はこれまで4回ほど引越をしてきて、なんとなく慣れたような余裕な気持ちでいたのです。
それはたとえ関東地方から中国地方への長距離移動だったとしても同じこと。僕はそんな気の緩んだ状態で岡山へと移住してきました。
しかし、今回の引越こそが今までで1番大変なものになってしまったのです。
ヒラノ、住所不定の疑い!?
いつも通り市役所へ行き、転出届けを提出し新しく転入した真庭市の書類に記載をします。
と、ここまでは順調だったのです。
僕が書いた書類を確認したあと、奥にあるデスクから市役所の方が戻ってきました。
市役所の方:「こちらの住所は○○で間違いないですよね?」
僕:「ええ、そうですよ」
市役所の方:「おかしいですね、、、この住所は存在しないのですが」
市役所の方にチラリと人相を確かめられる僕。ヤバい、、冷や汗が止まらない。何も悪いことはしていないハズなのに何かがおかしい。
市役所の方:「あの、建物の所有者のお名前はわかりますか?」
所有者?
僕はシェアハウスを管理している方の名前は聞いていたが、もしかしたらここは賃貸契約で運営しているかもしれない。管理している方が所有者でない場合もあるのだ。その場合は役場の住所には記載されない。
岡山に来る前にそのあたりの確認をするべきだったのに、完全に怠っていたのです。正確な情報がわからなかった僕は首を横に振るしかありませんでした。
ここまできてまさかの住所不定状態。
先ほどの方が、奥でほかの職員の方と小さな声で話している。これはヤバいことになりそうだ。。。
すると、家の近所の番地と所有者名が描かれた地図を持ってきてくれました。
市役所の方:「さっきいっていた番地の枝付きの住所でしたらこちらになるのですが・・・」
枝付きとは、例えば『○○ー1』のようにハイフンの後に数字が来る、というような番地のことです。
僕はその場所を確認すると、管理している方と同じ名前だったことに気が付きました。
僕:「あ、これです!○○さんです!」
市役所の方はほっとしたような表情を浮かべるとまた奥へと書類を持っていき、そして僕はといえば大量の冷や汗が引いていく感覚にただただ安堵するばかりでした。
書類は無事申請が通り、晴れて僕は真庭市の住人になったわけです。
いやー、、変な汗が止まらなかったです。住民票の受付だけで15分くらいかかっちゃいました。市役所の方ごめんなさい!
都会でもなにかと叩かれがちな住所不定疑惑の人間は、田舎だともう犯罪者かくらいにめちゃくちゃに怪しまれます。
住所や契約状況はきちんと確認してから引越すようにしましょう!