最近、フルスペクトラムのCBDリキッドを購入した際、アントラージュ効果というワードが気になりました。
高価なCBDリキッドを使う上で重要そうな意味がありげなのですが、ハッキリわからなかったため調べてみました!
アントラージュ効果とは??
wikipedia先生によると、
アントラージュ(Entourage)とは、フランス語で取り巻きおよび環境を意味する単語である
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5
アントラージュ効果というのはフランス語が語源になっていて、「とりまき」とか「側近」とかいう意味だそうです。
そもそも、CBD(カンナビジオール)というのはもともとヘンプが原料で、CBD以外にもさまざまなカンナビノイドと呼ばれる成分が入っています。
カンナビノイドは、さらに細かく分類すると、Δ9-THCタイプ(18種類)、Δ8-THCタイプ(2種類)CBDタイプ(8種類)、CBNタイプ(10種類)、CBCタイプ(8種類)、CBGタイプ(17種類)、CBTタイプ(9種類)、CBEタイプ(5種類)、CBLタイプ(3種類)、CBNDタイプ(2種類)、未分類なもの(22種類)が存在しています。
めちゃくちゃ多い!!
つまり、フルスペクトラムのCBDリキッドで言えば、CBDが中心で、その他大勢のカンナビノイド達が周りにいるイメージなわけですね。
その他、香りの主成分であるテルペンやフラボノイドといった成分も含まれていて、これらが取り巻きとしてCBDの周りに存在してます。
CBDの摂取量と得られる利益のグラフ
通常、CBD単体で摂取した時のイメージがこんな感じ↓
出典:https://shopping.geocities.jp
CBDの容量による変化が釣り鐘のような形状になってますね。1,500mgがピークで、容量を増やすとCBDのパワーが下がります。
1,500mgの摂取をピークにリラックス感が減少していくって感じですね。
つまり、ある量を境に『CBDのムダ遣い』的な感じになってしまうわけです。ただでさえ高いCBD。これは非常にもったいない!
このマイナスを避けたい時に頼りになるのが、先程のアントラージュ効果です。
つまり、CBD以外のカンナビノイド、テルペン、フラボノイド等がCBDの周りにあると、CBDの釣り鐘形状が弱くなるというわけです。
アントラージュ効果に深いかかわりのあるテルペンとは?
フルスペクトラム系CBDリキッドに含まれるカンナビノイド以外の成分の代表的なものにテルペンがあります。
テルペンは、植物精油の主成分で、身近なものですとオレンジの皮に多く含まれています。
CBDオイルやリキッドでいうところの、独特なヨモギ的な香りの元にもなっている成分です。
松、レモン、ラベンダー等の植物の良い香り=テルペンといってもいいでしょう。
ただの香りじゃねーか!と思った方、これが案外あなどれないヤツなのです。
例えば、ベータ・カリオフィレンは、多くの大麻品種や葉物の野菜だけでなく、ブラックペッパーやオレガノなどの食用ハーブの精油中に含まれるセスキテルペンである。ベータ・カリオフィレンは、「CB2」として知られるカンナビノイド受容体に直接結びつくため、胃を保護し、潰瘍の治療に有効で、炎症や自己免疫障害に対する治療成分として非常に有望である。
アントラージュ効果にはテルペンが欠かせないといっても過言ではないかもしれません。
アントラージュ効果まとめ
アントラージュ効果をまとめるとこんな感じ。
- アントラージュとは取り巻き=相乗効果
- CBD成分以外のカンナビノイドやテルペンが必要
- アントラージュ効果の低いCBD商品は、純度の高い(99%クリスタル等)結晶系の物
個人的にCBDリキッドの中から選ぶとすると、フルスペクトラムであるファーマヘンプのプレミアムブラックが一番好きです。
アントラージュ効果のせいかわかりませんが、常にリラックスできるんですよね。
もしかしたら、CBD単体よりも『慣れ』みたいなものが少ないのかもしれません。
以上、CBDオイルとリキッドのアントラージュ効果について調べてみたの巻でした!!