アメリカさんがやっと動き始めました。
農業省は10月末、国内のヘンプ生産について、CBDに関する規則を含む規制の暫定的な最終案を連邦広報に掲載した。これはCBD市場にとって、農業法以降で最も大きな変化の始まりになりそうだ。禁酒法の廃止になぞらえてもいいくらいかもしれない。
なるほどー。
ようやく米政府が公式で認めるわけです。
確かに、禁酒法が無くなったときくらいのインパクトはありそうですね。
それと同時に新しい勢力が台頭するであろう根拠がこちら。
ここへ来て連邦政府が重い腰を上げた背景には、CBD市場の拡大がある。米国では今年、CBD関連商品の売り上げが130億ドル(約1兆4000億円)に達する見通し。
大きいお金が動くので政財界も無視できるものではなくなっているわけです。
日本では1ミリも騒がれませんが、CBD業界は始まったばかりの業界にもかかわらず、すでに1兆円規模で動いているわけです。
ちなみに日本国内で1兆4000億円に匹敵する業界は、
- 旅館 1.4兆円
- バス 1.4兆円
- データセンター 1.3兆円
- 靴・履き物 1.3兆円
- 太陽光発電システム 1.3兆円
- 郵便物 1.3兆円
引用:http://thedokuritsu.com/?p=632
数年前にはじまったばかりの業界で、すでに成熟しきった日本の旅館やバス業界等と一緒というのがすさまじいです。
正直、アメリカのやりかたから考えると、タバコ同様に自国消費ではなく第三国に輸出をしていくと考えると、あっという間に10兆円規模になるのではないかと私は予想しています。
日本も現状のマスコミの動きからわかるようにほぼCBD鎖国状態ですが、近いうちにアメリカにより市場を開放させられるでしょうね。
そうなったとき、現状競争力ほぼゼロの日本は勝ち目がありません。残念。。
アメリカ国内ではCBD業界に多額の資金が注ぎ込まれている模様。
CBD関連企業にはマネーが向かうようにもなっている。米たばこ大手アルトリア・グループは、カナダの大麻製造会社クロノス・グループに18億ドルを出資した。先に触れたアリゾナ・アイスティーだけでなく、ビール会社なども売り上げアップにつなげようとCBD入りの製品開発を進めている。
私も保有しているアルトリアの株式ですが、タバコではなくCBDに望みをかけての投資です。
現状は下がりまくっているアルトリア株で私も大損しているわけですが、CBD関連が連邦政府容認というビッグニュースとなれば2〜3年で回復するでしょう。
資金が流れ込めばさらに市場は拡大、というのが定石。
ゴールドラッシュ、シリコンラッシュに続く世紀の大チャンス。早く日本も動かないともったいないです。
以上、CBDニュースでした!