鬱ブロガーのヒラノです。
このブログを定期的に読んでくださる方は、お前はいつも鬱のことばかりじゃないか、そんなこと書いてるから増々鬱になってしまうのだろうと思われる方もいるかもしれません。
でもこうして当時の記憶を思い出しながらブログにして書くことには理由があります。
とにかく辛い生活
僕は24歳の時に鬱を経験しました。
直接の引き金は職場や仕事のストレスだったと思います。上司と顔を合わせたくない、仕事に行きたくない、そして何もしたくない、でも行かなきゃいかん、というサイクル。
僕にとって鬱の症状は、自分がいかに小さい人間かを知る良い機会でした。
今となっては考えられませんが当時は死ぬほど辛くて、実際に死ぬことも何度も考えました。
プロフィールにも書いていますが、辛くて辛くて頭が疲弊しきって、とうとうまともな思考回路で考えられなくなり、『少しでも楽になりたい』という一心で電車に向かっていきそうな時もありました。走馬灯も見ました。
冷静な頭で考えると、なんてバカなんだろうと。誰だってそう思うでしょう。
僕だって今ではそう思います。ああいう時の思考はまともではないんですよね。楽になれればなんでもいいやって思ってしまうんです。
思いとどまって本当に良かったです。
鬱という共通項
少なからず、鬱傾向の人は僕と同じような特徴を最低1つは持っているといえます。
だから、ブログを書くということは『仲間を探す』というような意味あいがあります。
万が一、僕の助言でたった1人の人でも踏みとどまったとしたら、それは僕にとってこの上ない経験となるでしょう。まだまだそんな難しいことまでは考えていませんが。
僕は当然のことながら聖人ではありませんし、むしろ社会の平均からすればクズの部類です。
過去には無職の時期もありました。借金も抱えていて、人に助けてもらってばかりでした。今でもその恩を100%返せないままでいます。
そんなわけでいつも心配される側でしたが、年齢を重ねてきて、いろいろな経験や人の考えを聞いてきたので今では前よりはちょっとだけ冷静に考えられる頭になれたと思います。
受けた恩については必ず100%を返す力はありませんので、今出来ることをコツコツやっていれば必ず変化が生まれます。
鬱パーティーを組もう!
鬱だって幸せな人生を歩んだっていいじゃないですか。
平均的な会社組織なんかではお荷物になりがちですが、だからといって楽しく生きる権利を剥奪される筋合いはありません。
もちろん、働いている人は尊敬しています。
一部の心ない人のたまたま発した言葉で、ものすごく落ち込んでしまうことがあるのです。
そんな時はパーティーを組みましょう。
ゲームなんかでも仲間とパーティーを組みますよね。魔王を征伐するために力を合わせるわけです。
その共通項が『鬱』であってもいいはずです。パーティー内では共通の情報を共有出来ます。
例えば、鬱+職人とか、鬱+外国人とか、一言で鬱といってもいろんな人がいます。
僕は異なる属性や才能を持ち合わせた人と支え合うことで楽しく生きてやろうと考えています。
鬱だけのコミュニティとか、もっとあってもいいはず。
『鬱限定半額!』とかいいですね。
ブログを書いていれば、そういう事を一緒に考えられる仲間と知り合えます。
落ち込んだ時は落ち込んだ事、ダメな時はダメな事を書きます。それでいいじゃないですか。
罪を許し合う世の中なら楽な気がする。
本日も鬱バンザイ!