コンパクトでお洒落なリュックミレーのクーラ30を購入したので徹底検証

ミレー クーラ30 レビュー

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文章読むのが面倒という方のために動画を作成しましたので、よかったらこちらもどうぞ。

離島大好き、旅行大好きなヒラノです。

先日、ミレーのクーラ30を購入しました。

これまで愛用していたリュックはオスプレーファーポイント40で、内容量が40リットルだけあってなかなか大ぶりなヤツでした。

今回購入したきっかけは、近所を移動する用に使いやすい、サイズのもっと小さいリュックが欲しいな〜というもの。

ファーポイント40は鍵をかけることのできる万能なリュックで、鉄道をはじめ、船や飛行機を含めた旅で荒っぽく使っても全然痛まないタフなやつです。

だけど重量が重めなのがネックなんですよねえ。。。

重い理由は40リットルというサイズもあるのですが、このリュックのコンセプトとして色んな使い方を想定しているから。

例えば、持ち手やウエストベルトがこれでもかというほどに頑丈にできています。

オススメの旅行用バックパック
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オマケに、ボストンバッグとして使う際のベルト達を収納する機構まで付いています。だからその分重いわけです。

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スッキリした見た目になりボストンやショルダータイプにも変換できるため、出張などでも使えるかと思います。

ただ、かさ張る上に重いため、ノートPC持って近所のカフェで作業するといった使い方には全く向いていません。

そこで同じく前回購入検討していた万能タイプのリュックであるクーラ30に白羽の矢が立ちました。

私のリュックの使い方は主に国内長期旅&海外旅行です。

なので、メインで使うリュックは鍵がかけられるものだけが購入対象です。

このクーラ30にもオスプレーファーポイント40同様、メイン気室に錠前がかけられるようになっていて、セキュリティはぼちぼちいいのではないかと考えての購入です。

  • 容量25〜30リッター
  • ファスナーに施錠ができる
  • ノートPCを入れる場所がある
  • チェストベルトかウエストベルトがある
  • 外ポケットの充実
  • レインカバー付属

基本的には旧リュックのファーポイントと同じ機能性を求めています。

ただし、容量は10〜15リットル抑えて軽量化して、見た目のコンパクトさも欲しいなと思いました。

あと、リュックを持って長期旅に出ていてわかったのが、雨に降られてリュックが臭くなったり中身が濡れてPC&ガジェット類が壊れたりするので、雨用のレインカバーが欲しくなりました。

レインカバーって案外高いんですよね。。別で買うと1,500円くらいします。これ、ひょっとして、リュックに付属してたら安上がりなのではないか??

そんなゲスい思惑もあり、ミレーのクーラ30をポチってしまいました!

ミレーのクーラ30を購入レビュー

到着してみて思ったのは、色使いがいいな〜というところ。

グレーとベージュとシャンパンゴールドのような光沢もあり、かといって下品でもなく合わせやすい色です。

ミレー クーラ30 レビュー

摩耗に強くて軽いCORDURA素材で仕上げられています。

ミレー クーラ30 レビュー

色は『SOLID GREY』を選びました。

ミレー クーラ30 レビュー

施錠に対応するのがミレーのクーラ30の最大の特徴

私がリュックに求めていてなかなか無いのがコレ。

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そう、メイン室を開けるためのジッパーに鍵穴があるんです。

普通のファスナーですと、南京錠を掛けたとしてもポテチ開けでラクラク開封されてしまいます。

もちろん、後ろからリュックごとナイフなどで切り裂かれたなんて場合は即NGですが、そこまでリスクを負いたくないという窃盗犯なら鍵でシャットアウトできます。素晴らしい!

実際に南京錠を取り付けするとこんな感じに↓

ミレー クーラ30 レビュー

ちょっとしたニッパーでは切ることのできない口径太めの南京錠でも入りました。

以前のモデルのクーラ30はこのジッパー鍵穴があるにもかかわらず、2気室の構造になっていて、底に設置された靴を入れる想定の鍵無しジッパーからメイン室に入れてしまうような作りだったようです。

現モデルのクーラ30はそのへんの欠陥を完全にクリアしていて、メイン室の鍵さえかけておけば出来心で荷物をまさぐるような事はできません。

鍵問題は完全にパーフェクトです。

ミレー クーラ30・収納部分の作りを解説!

クーラ30に装備されたポケット類、収納部分は以下の通りです。

  • メイン室(鍵つけ可能・PC収納可)
  • サブ室(筆記用具、小型タブレットなど収納可・マチ薄め)
  • 縦ジッパー装備の外収納
  • 500mlドリンクホルダー×2(両サイドに装備)
  • メイン室とサブ室の間のスキマ収納
  • 底部レインカバー入れ
  • ショルダーパッド付属の小物入れ

クーラ30の外側部分は縦ジッパー

リュックの位置を「背中側」「外側」とすると1番外側にあたる部分がこちら。

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作りとしては薄めですが、面積が広いためやや厚みのあるものでもスッと入ります。

縦のジッパーになっていて、ジッパーの開閉部分が広く、荷物の出し入れにストレスがありません。

私はここに折りたたみ傘を入れています。

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クーラ30のサブ室はタブレット&ガジェット類にも完全対応

開けてみて「おおっ、、、!」とついつい言葉を漏らしてしまったのがこちら。

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ジッパーの開口部は↑の画像のように半分ほど開きます。

サブ室のポケット類はこんな感じです。

  • タブレットホルダー
  • ペン入れ×2本
  • 開封可能メッシュ収納

現在使っているオスプレーファーポイント40にないメリットで、案外リュック使いの方が困りがちな『ペン入れ』がしっかり装備されているのはいいですね〜。

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あとは最近のリュックには定番になったタブレットホルダー。

Amazon Kindle Paperwhiteを入れてみるとこのくらいになります。

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メッシュの小物入れにはスマホの充電器など入れることができます。

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イチイチ100均に行ってペンケースやメッシュ小物入れを買うのが面倒な人にはこの機能が標準であるとなかなか便利です。

ちなみに厚みはそこまでないので、薄い物を収納するのに適しています。

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クーラ30には15インチのノートPCが収まるメイン室があるぞ!

メイン室はサブ室と比べてシンプルな作りです。

ガバッと開くとこんな感じ↓

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こちらもサブ室同様、開口部は半分ほど開く作りです。

ジッパーが全開にできるファーポイント40と比べるとかさ張る服などは入れにくいです。

メイン室の広さはこのくらいです。

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15インチまで対応するノートPCホルダー

カフェに行って作業するノマドワーカーなどにオススメしたいのがこのPCホルダー↓

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実際に私が使っているMac Book Pro 15インチを入れてみましょう。

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最初、これはきついか??と思いつつ、ぐいっと入れたらすっぽり収めることができました!

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ゴムになっていてピッチリとノートPCを収めることができました。開閉した際にズリ落ちてくることもありません。

サイズ感的に15インチのノートPCでも開口部のゴムが伸びてしまうようなことはなさそうです。

メイン室のポケットはこれだけで、大型タブレットやノートPCと、かさ張る服などを入れるのに向いています。

案外使える!?ミレークーラ30のスキマ収納

ん?なんだこのポケット??と思ってたのがこちらのスキマ収納。

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メイン室とサブ室の間にあり、小物を入れることができます。

私はいつも電車旅をする際にこうした小物入れにグラノーラバーやカロリーメイトを常備しています。

上部に取り付けられているため、そういった携行食や酔い止め薬等にアクセスしやすくて便利です。

スマホに使うモバイルバッテリーなんかを入れてもよさそうですね。

両サイドのドリンクホルダーで1リットルの飲料が持てる

クーラ30は外側に装備されたドリンクホルダー×2という、アウトドアにも使える機能を持ってます。

ミレー クーラ30 レビュー

こんな感じで500mlのペットボトルがすっぽり収納できます。

ミレー クーラ30 レビュー

しかも、ゴムなのでピタッと抑えてくれてちょっと傾けたくらいではペットボトルが落ちません。

これ、なかなか秀逸な作りだと思います。

お茶と水を両方飲みたい時に2刀流しちゃってもアリなんじゃないかと。

クーラ30は底部のレインカバー装備で突然の雨も防げるぞ

続いて底部のレインカバーを見てみます。

底に「RAIN COVER」と書かれたタグがあり、そのジッパーを開くとオレンジ色の物体が。

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そう、これが標準装備のレインカバーなのです。

ジッパーの中で備え付けのレインカバーが折りたたまれていて、出して広げるとこんな感じになります。

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リュックに取り付けるとこのような形になります。

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レインカバーを取り付けて完全防水リュックに変身するまで30秒程度しかかかりません。

カバーを収納する際もめちゃめちゃ楽なので、突然の雨にはこのレインカバーでリュックの中身を守ることができます。

ちょっと派手ですが、万が一山などで遭難した時の目印に使うこともできます。

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ショルダーに備え付けの小物入れ

ショルダーパッドを触っていたらマジックテープ式の小物入れがあることに気が付きました。

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テープをバリっと解くと細長い収納部分が広がります。

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こちらには小型無線機を挿すことができます。まあ大抵の人の通信手段は無線じゃなくてスマホだと思います。

リュックを上げ下ろしできない状況orしたくない時はここにスマホを入れておきましょう。

ハンズフリーモードにすればリュックを背負って歩きながら会話をすることもできます。

荷物がコンパクトに収まるミレーのクーラ30

クーラ30の購入前、全く考えていなかったこと。

それは、『荷物がコンパクトになる』ということでした。

Kindleなどのタブレット、服などを入れてコンパクトに収まります。

実際にこちらのアイテムを全て入れてみましょう。

ミレー クーラ30 レビュー

サブ室に入れるのは先ほどのKindle、スマホ充電器、ペン。

ミレー クーラ30 レビュー
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ここにネックバンド式イヤホンと、薬や耳栓などの小物が入ったメッシュケースを追加します。

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外側収納には折りたたみ傘であるモンベルの超軽量折りたたみ傘を入れます。

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ドリンクホルダーに500mlのペットボトルを1本。

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メイン室にはMac Book Pro 15インチ。

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更にメモ用のノート&ノートケース、外付けHDD、Macの充電器。

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最後に旅行での最強のお供であるパタゴニアのR2ジャケットを追加。

ミレー クーラ30 レビュー

ミレーのクーラ30は思った以上にお洒落!

さきほどのアイテム全て入れた状態で立ててみました。

ミレー クーラ30 レビュー

うむ、なかなかコンパクトかつお洒落な出で立ち!

クーラ30はマチが薄いので、全てのアイテムがちょうどいい感じに収まってくれました。

唯一、外側に入れた折りたたみ傘が若干張り出してしまっていますが、収納場所をメイン室にすれば見た目もよろし。

これだけ入れてもメイン室には余裕がありますし、スキマ収納は一切使っていないのでまだまだ入ります。

また、サイド部分の両側にはコンプレッションベルトがあり荷物の締め付けが可能なので、リュックをカッコよく&軽く背負いたい方にはまさにうってつけです。

ファーポイント40に比べてコンプレッションベルトが目立ちません。スッキリしています。

ファーポイントのようにタオルや服を引っ掛けておくといった使い方はできないので機能性はやや落ちます。

でも見た目のカッコ良さは3割増!街で使うならこっちのほうがいいですね。

ミレー クーラ30は背負いやすくて疲れない

さきほどのアイテムを全て入れた状態で背負ってみました。

おや、、、軽いぞ??

クーラ30はショルダーパットの作りが分厚いためクッション効果があり、肩への食い込みや重量感をかなり低減してくれます。

ショルダーだけでもなかなかのモノなのに、さらにチェストベストとウエストベルトがあるのでチョット動いたくらいではリュックがブレません。

そのため、重さを感じることなく動き回ることができるわけです。

重いノートPCをカフェに持っていく際もこれなら楽ちんです。かなり作業が捗ります。

ウエストベストが邪魔!要らないよ!って方は取り外しもできます。まさに至れり尽くせりのリュックですね。

クーラ30の収納以外の装備は?

収納以外にも装備があるのでこちらも確認していきます。

緊急時のホイッスル

ベルトのバックルの部分がホイッスルになっています。

ミレー クーラ30 レビュー

災害時に生き埋めになったりした際、このホイッスルを全力で吹くべし!救助の可能性アップです。

トレッキングポールホルダー

こちらのトレッキングポールホルダーは主に登山に使う装備です。

ミレー クーラ30 レビュー

カメラの三脚とか上手いことつけられないかな?などと考えております。

クーラ30の実際の重さは?

荷物はいっぱい入るけど重いリュックはイヤだ!

そんな不満からファーポイント40に代わるリュックを探して、前回購入を迷っていたクーラ30を買ったわけです。

Twitter上では重さ830gとの話。

でも、リュックはカタログ値と重さが違ったりするんですよねえ。。

というのも、Amazonですと発送重量で重量が書いてあったりして、実はコレあまり参考になりません。

なので自分でも重量を測ってみました。

きちんと計測するために、自身が体重計に乗りリュックを持っての計測です。

まずは何も持たない状態で。自重68.1kg。

ミレー クーラ30 レビュー

リュックを持つと68.9kg。

ミレー クーラ30 レビュー

以上のことから、ミレークーラ30の重さは約800gでした。

1kg以下ならリュックとしては軽い部類に入るのではないかと思います。

モンベルの折りたたみリュックのようなシンプルな作りならともかく、装備や各部屋のジッパーが多く付いていて、チェストベルトとウエストベルト、更にはレインカバーまであって800gです。革命的ですね。

ミレー クーラ30のデメリット

クーラ30はかなり完成度の高いリュックです。

でもやっぱりデメリットはあります。どんな良いアイテムでもかならずマイナス部分はあるのです。

私が思ったクーラ30のデメリットを全て書いてみました。

ペン入れが細め

サブ室のペン入れが細めのしか入りません。

つまり、太めサイズのプラマンとかはムリです。

ミレー クーラ30 レビュー

手持ちスタイルは若干不安

リュックを背負って使うのをためらうシーン。

例えば混み合っている電車等ですと手持ちで使いたいといった場合がありますよね。

その場合、こちらの手提げを使うことになるかと思います。

ミレー クーラ30 レビュー

クーラ30はこの手提げがちょっと細くて頼りない印象があります。

ファーポイント40ですとこの部分が太めに作られていて不安感はゼロ。

クーラ30の場合、旅行先で買ったお土産などの重い物をパンパンに詰めたら、私ならこの手提げは怖くて使わないかな、、、と思います。

追記:1年以上使用していて、着替えやノートPC等の荷物を入れてかなり重めの状態でついついひょいっと手提げで持ってしまっていました。。

が、持ち手部分は一切ぐらついたり弱ったりしていませんでした。

かなりタフガイですね。クーラ30がますます手放せなくなりました。

ミレー クーラ30のネットでの評判は?

ネットでの評判もなかなか良さそうでした。

Twitterでのつぶやきをまとめてみました!

カリマーとの選択肢で迷う方も。

クーラ30をサブバッグで。

カメラバッグとして使う想定の方もいるようです。

ミレー クーラ30の感想まとめ

クーラ30を使ってみて思ったこと。

やっぱりこのリュックは日常使い&ちょっとした旅行に最適だなと思いましたね。

ファーポイント40のように沢山のお土産や衣類などの荷物が入ったり、ショルダータイプに変化するなどいろんな使い方ができるわけではありません。

それでも、国内旅行、短めの海外旅行なら余裕で間に合うサイズです。

むしろ、「背負う」ということには非常に特化しているため、クーラ30は特に歩き回るようなバックパッカー的な旅行に最適です。

また、学校や会社で使うものなんかは充分に入ります。通勤や通学にも便利です。

日常シーンで派手なレインカバーを使うのは少しためらうかもしれませんが、例えば自転車に乗る方なら全然オッケーだと思います。

私ならカフェでの作業帰りに雨が降ってきたらすぐにレインカバーを使って『防水の最強感』を楽しみます。笑。

クーラ30は軽量かつ万能なリュックなので、1つ持っていて損はありません。

ちょうど折りたたみバッグと大型バッグの中間的な存在。1番使う型です。

今年はミレーのクーラ30で更に軽快な移動をしてみるのもいいかもしれませんね〜。

以上、コンパクトでお洒落!ミレーのクーラ30を購入したので徹底検証でした!

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