僕はebayで輸出販売をやっています。
3年前にebayを始めた頃、おもしろ半分で反物の生地を買ってアロハシャツを作ってみました。
この反物は楽天で1500円くらいでした。特に理由もなくアロハシャツを作ってみたのですが、デザインなどのアイデアを考えている時は楽しくて、1日中アロハシャツの事ばかり考えていました。
ちなみに首元の日焼けの痛みには絹の服はソフトな当たりらしく、サーファーの好むアロハシャツはシルク100%の生地が多いそうです。
僕はサーファーでもなんでもないのですが『なんか良さそう』というイメージだけで、生地を工房に送って作ってもらいました。
初めてのebay出品
これが完成したアロハシャツです。若干のドヤ顔。
どういうわけか白シャツの上にアロハシャツを重ねて着ています。やらかしてしまった。
こちらのアロハシャツをebayに出品したところ$7.8で落札されました。送り先はロシアでした。
ちなみにこの時の制作費は5000円以上かかったので大赤字でした。
ただ、この経験をして『自分が作った物が外国に売れる』ということを知りました。
意外と簡単だったebay輸出
ebay販売は思ったよりも簡単でした。アカウント登録、出品方法、それから郵便局で海外発送することの出来るSALやEMSの使い方さえわかれば出来ます。
でも、僕は自分の手で形のある物を作り続けるというモチベーションも技術も持っていませんでした。
日本にあるモノが外国に売れることはわかったので、何か仕入れてみればいいんじゃないか?と思い、その後いろいろ探してみました。
楽器をebayで販売してみた
試しにebayで楽器を販売してみました。最初はギター関連の小物でした。
出品から2週間ほどかかりましたが、この小物は$115で売れました。9000円で買ったので、当時のレート換算で手数料を引いて利益は2000円ちょっとです。
しかしこれは僕が作ったオリジナル小物やハンドメイドの楽器ではなく、一般に販売されている工業製品です。
工業製品にももちろんファンはいますが、それは製品そのもののファンであって、自分のファンではありません。
ハンドメイドアーティストの作る商品には自分自身のファンを作る力があります。自分にしか作れない物を売れば競合もいません。
ハンドメイドの商品を売る
ネット販売をやるなら自分のファンを獲得したほうが楽しいし、定期的に売上が出れば自分の得意な分野での活動を続けることが出来ます。
日本でハンドメイドを売るとなったらやはり有名どころのminneやcreemaでしょう。
他にもtetoteなんかがあります。
国内でのハンドメイド新規参入の問題
ただ、国内でこれから新規で入っていくのはなかなか難しい。
↑は2015年の記事ですが、既にこの時点で国内のハンドメイド市場は成熟しています。
この点、ebayならまだハンドメイド需要のある国などに販売することが出来ます。
例えばこちらのアクセサリー。
フェルトで作ったケーキのアクセサリー。
招き猫グッズ。
上で紹介したのはすべて落札済みの商品です。
2016年3月の時点で、アメリカのAmazonで招き猫グッズが大人気です。
楽器を売った後、他のジャンルの商品の海外向けECサイトも作ってみたのですが、アメリカを除くとインドネシアからのアクセスがたいへん多く、今後は新興国への販売が見込めます。
ハンドメイドアーティストに海外販売はオススメです
ハンドメイドが出来る人や技術のあるクラフトマンにはぜひ海外販売をやって欲しいです。
僕は閲覧のみで販売者として使ったことはないのですが、iichiも海外販売に力を入れているようです。
日本では専門性の高い道具や質の良い道具が安く買えるので、新興国などに比べて既に優位性があります。
難しそうなebay販売ですが、仲間の協力もあり、偏差値40台で英語が全く達者ではない僕でもどうにか出来ています。たまにメールで謎の長文クレームが来て焦ることがありますが笑
これから自分のオリジナリティを活かした何かをやってみたいって人もebay等の海外販売にチャレンジしてみてください。
自分もハンドメイドをやってみたい
僕も将来的にはハンドメイドをやってみたいなと考えています。
それだけをやるプロとして生きていくわけではなくて、趣味の延長で出来たら最高という感じです。
今、会社員や公務員をされている人でもいつどうなるかわからないこの時代で、収入を分散するのにハンドメイドは絶対に良いです。
違うジャンルでの手作りコラボとかやったら面白そうなのでどんどん推していきます!
鬱バンザイ!